2003年5月


皐月初日(木) 「話題彩々」

●話題1
2002年度の「笑食の鉄人・グランド大賞」を決定するべく、3月末に皆様からの投票メールを募
った。それから約1ヶ月、皆様の中には「オイ、結局どれが大賞に輝いたんだぁ?」という疑問を
持たれている方々も大勢いらっしゃることであろう。実を言うと、審査が難航してるのである・・・。
と言うのも、集まった票数が全部で13票! 内3票は我々スタッフ!! つまり有効票はたった
の10票しかなく、しかも選ばれた作品がすべてバラバラ!(爆) 一体、どうすりゃイイんだぁ?
てなことで、改めて皆さんからの清き1票を募集したいので、何卒よろしく!


●話題2
今月17日(土)に高松で開催される「讃岐・禿山の変〜パチKとの夕べ(別名「ハゲ学会」)への
参加を募集しているが、イマイチ集まりが悪いようである。やっぱり「先着3名様にパチ嫁による
無料散髪券をプレゼント」ってのがマイナス要因だったのだろうか? だが心配は無用である。
パチ嫁本人の弁によると、近頃はメキメキと腕を上げてきて、失敗率は3回に1回程度まで抑え
込んでいるらしい。言い換えれば、先着3名の内でアタリはたったの1名だけ!! どうよ?(笑)
まぁ、今回のOFF会は高松ってことなので、夜は海鮮料理、昼間は本場の讃岐うどんをタップリ
と味わってもらうという企画である(夜の宴会費用は1人五千円の予定)。まぁ、そんなこんなの
楽しい宴会になると思うので、どしどし参加表明をして頂きたい。


●話題3
こんなチンケなサイトではあるが、1ヶ月に1通ほどファンレターが届くことがある。昨日もMさんと
いう方から非常に丁寧なメールを頂戴したのだが、その中に便秘とハゲに関する耳よりの情報
が書いてった!

まず便秘の方だが、巷で売られている「コーラック」や「スルーラック」より「漢方」の方が絶対に
効果的だそうだ。そして、一番のオススメは「スリムドカン」という商品らしい。(スゴイ名前だ!)
詳しくは次のURLを参照にして頂きたい。  http://slimdokan.com/diet/

次にハゲであるが、シャンプーを変えるだけで劇的な効果が現れることがあるらしい! そして
オススメの商品は「ブラックケア ナチュラル スカルプシャンプー」。この商品のお問い合わせは
製造元の日本ネイチャー研究所(0120−39−2323)まで。 オイ、パチK! メモしろよ!


●話題4
昨日の徒然で書いたシンガポール航空の運行中止の件、2日前に問い合わせのメールを送っ
たのにぜんぜん返事がこないので、昨日の夕方、同社の東京オフィスに直接電話をして聞いて
みた。応対に出た同社のおねーさん曰く、「メールを読んだのに返事を出さなかったわけではご
ございません。メール自体、まだ読んでおりませんので」だとよ。(爆)  日本語で言うとカドが立つ
ので敢えて英語で言おう・・・・・あなたはStupidである! そして電話を切ってから30分ほど
したところで、やっとメールでの回答がきた。

                   ★   ★   ★   ★   ★

      弊社もすでにご承知かと思いますがSARSの影響でフライトの取り消しが
      本社により理由なしに突然行われております。

                       (中 略)

      尚、弊社日本事務所は5月1日はメーデーで休みですので本日中に回答が
      来ない場合は明後日になると思われます。大変ご迷惑をおかけ致しますが、
      SARSの影響が想像以上で申し訳ございません。よろしくお願い致します。

                   ★   ★   ★   ★   ★

先ほど「あなたはStupidである!」などと、誠に失礼なことを書いてしまったが、これはワタシの
認識不足であった。謹んで訂正させて頂く・・・・・・・・・あなたは「Very Stupid」である!!!
そもそも「フライトの取り消しが本社により理由なしに突然行われております。」だなんて、普通は
バカ正直に書かないよなぁ。。。合理的な理由がある時ですら、利用者を納得させるのは難しい
というのに、言うに事欠いて「理由はない」ってんだから、こりゃかなり笑える。

航空会社が「運輸業」に属する時代などとっくに終わっている。今や「運輸サービス業」である。
それすら理解できていない人間を窓口に据えるとは、実にユニークな人材配置と言えよう。



皐月弐日(金) 「クレーム処理の基本」
「MSメッセンジャー」というのをご存知であろうか? これはマイクロソフト社が無料で提供して
いるソフトで、Hotmailアドレスを持っている人同士が1対1でチャットしたり、マイクをセットすれ
ば電話と同様に音声で会話が楽しめると言う誠に便利なソフトである。特に海外に住んでいる
我々にとって、この「音声チャット」と言うのは非常に重宝する。国際電話と違い、料金のことなど
気にせず日本の知人と何時間もおしゃべりを楽しむことができるからである。

さて昨夜、久しぶりにパチ嫁と音声チャットでしゃべったのだが、「クレーム」に関するとても興味
深いエピソードを聞くことができた。

つい先日、パチ嫁の友人が自動販売機でジュースを購入したところ、メチャメチャ汚れた缶がで
てきた。「なんじゃ、こりゃ!」と思いながら、さらにもう1本購入したところ、今度はさらに汚れた
缶がでてきた。口をつけるところの部分が茶色に変色しており、とても飲める状態ではなかった
のである。もちろん賞味期限も切れていた。その自動販売機はクリーニング屋さんの前に設置し
てあったのだが、その店は潰れてしまっていたらしく、どこにも文句の言いようがない。

そこで知人は缶の表面に書かれていた製造メーカーの「お客様センター」に電話を入れてみた。
「たかだか120円のことで申し訳ないのですが・・・・」と言いながら、知人が状況を説明すると、
応対に出たスタッフは、丁寧にお詫びをした後、「30分以内に改めてご連絡させて頂きます。」
と知人に告げた。そして30分後、今度は別のスタッフから電話があった。

    「今、そちらに向かいつつあるのですが、いま手元にある地図がちょっと古い地図
    でして、申し訳ございませんが、詳しい場所の方を教えていただけないでしょうか?」

それから十数分後、わざわざ知人のウチまでやってきた製造メーカーの営業マンは、再び丁寧
なお詫びをし、調査の結果、その自動販売機の設置者(クリーニング屋のオヤジ)が病気で倒れ
たため、店を閉めてしまったこと、そしてその自動販売機に「販売中止」の張り紙もしてきたこと
などを報告した。もちろん商品も交換してくれた。最初にクレームの電話を入れてから、わずか
1時間の出来事である。

この見事なクレーム処理をした企業の名前は、「日本コカ・コーラ・ボトラーズ」である。ご存知の
ように、日本コカ・コーラボトラーズは各営業地域によって独立採算制をとっており、最初に電話
を入れた際に謝罪したのは、おそらく東京にある本社オフィスのスタッフ、そして自宅まで謝罪に
来たのは、四国コカ・コーラのスタッフだと思われる。今回のクレーム処理において、最も素晴ら
しかった点は、東京のスタッフも四国のスタッフも、トラブルの責任を決してそのクリーニング屋
のせいにしなかったことである。消費者からすれば、ここで「それはそのお店に直接クレームを
つけて下さい」と言われるのが一番頭に来る。それは後から企業とお店で揉めればイイ話であ
って、その時点で最も重要なのは「消費者が迷惑を被った」という事実である。

この話を聞いた瞬間、ワタシは先日からこの徒然でもご報告してきたシンガポール航空の対応
を思い出さずにはいられなかった。

トラブルが起これば、消費者は当然ながらクレームをつけてくる。クレーム処理で最も大切なの
は、決して「相手の要求に応じる」ことではない。まずは「相手の心情に理解を示す」ということで
ある。すべてはそこから始まるのだ。要求に応じるかどうかなど、その次のステップである。

シンガポール航空日本支社に電話した際、「貴社に問い合わせメールを出したのに、なぜ返答
がないのか?」、そして「なぜフライトキャンセルの連絡がなかったのか?」ということを中心に
問い質した。前者の問いに対する担当者の回答は、昨日の徒然でも書いたように、「メールを読
んだのに返事を出さなかったわけではごございません。メール自体まだ読んでおりませんので」
ということであった。

さらに後者の質問に対しては、「我々は各旅行代理店に対し、フライトキャンセルに関する情報
は自動発信メールでちゃんと知らせてありますので、後はその旅行代理店の問題です。さらに
発券したのはNZのシンガポール航空ですので、そちらの方にお問い合わせ下さい。」とのこと
であった。もちろんワタシは旅行代理店及び地元にあるシンガポール航空の支店宛にもメール
を出していた。だが何の返答もなかったため、運行中止になった便が日本行の便であったこと、
さらに出発までに1週間を切っていたことなどから、止むを得ず日本支社にもメールを送った
のだが、要は「自分達は関係ないから、そちらで処理してくれ」というのが、彼女の回答の要旨
であった。

そこで、ワタシは「なんだかタライ廻しにされている気分である」と言ったところ、その若い女性の
スタッフは、「それはどういう意味でしょうか? タライ廻しにしているとは思えません。私は理解
できません。」と言い放った。彼女は「相手の心情を理解する」という、クレーム処理の基本中の
基本がまったくできていなかったのである。そして30分後に送られてきたのが、既にご紹介した
例の「理由はない」のメールである。

誤解のないように書いておくが、私はシンガポール航空はとても好きな航空会社だし、ほとんど
のスタッフは優秀な方々ばかりだと常々思っている。事実、先日もちょいと質問したいことがあっ
てシンガポール航空の日本支社に電話したところ、「担当者は昼食に出ている」とのことだった
ので、1時間後にもう一度電話したところ、今度は別のスタッフが「担当者は本日はお休みです」
と言ってきた。この時点で相手に対する信頼性に不安を感じたワタシは、同社九州支店の方に
電話したところ、スタッフのNさんという方にとても丁寧な応対をして頂き、さらに電話した時点で
は解からなかったところは、翌朝には早速メールにて回答をして頂いた。また今年の1月に関西
空港に到着した際、私のスーツケースが破損して出てきたことがあったのだが、その際も同社
の関西空港在中のスタッフの方々から、本当に親身になって対応して頂いた。

問題の女性スタッフ(東京支社)のような、非常にスキルが低く、学生気分の延長のような「素人
スタッフ」のために、このような優秀なスタッフの方々までが誤解されてしまうのは、甚だ理不尽
である。東京支店のAさん、ハッキリと申し上げる。あなたには運輸サービス業は向いてない。
あなたのためではなく、大勢の顧客、そして優秀なる他のスタッフのためにも、今すぐにお辞め
なさい。

トラブルやクレームなど、企業にとってはマイナス要因以外の何物でもない。しかし「災い転じて
福となす」という諺ではないが、ある意味では最大の宣伝チャンスでもあるのだ。わずか120円
のジュースに関するトラブルのために、まさにBESTを尽くてくれた日本コカ・コーラのスタッフ。
一方、自社の都合によって運行を停止し、現在進行形で多大なる迷惑をかけているにも関わら
ず、利用客の心情をまったく理解しようとしなかったシンガポール航空東京支社のA氏・・・・・・。
この対照的なクレーム処理のやり方が、その後にもたらす影響はあまりにも歴然としている。



皐月参日(土) 「ヘンなお婆ちゃん」
NZには日本にはない大変ユニークなシステムがたくさんある。例えば、よくファースト・フードの
お店には「ドライブ・スルー」ってのがあるが、NZにはこれのCD機版があるのだ。車で銀行の横
に乗り付け、そのまま車内からCD機を操作してお金の出し入れをするわけである。他にも車検
をドライブ・スルーに近い状態で受け付けているところもある。日本にも「半日車検」ってのがある
が、このドライブ・スルー車検だとわずか10分程度で終わってしまうのだ。

てなことで、昨日ワタシはこのドライブスルー車検に行ってきた。車検場に到着すると、まず最初
にカウンターに無造作に置いてある申し込み用紙に、住所と名前、そして車種とナンバーを記入
する。これで申し込みは完了! あとは自分の順番がくるまでジッと車の中で待つだけというある
意味で非常に楽ちん、またある意味でボーっとした退屈な時間を過ごすことになるワケである。
ところが昨日はいつもと違って、ちょいとオモシロイ体験をしてしまった。

ワタシが申込書を記入していると、突然に隣りで同じように申込書を記入していたお婆ちゃんが
突然ワタシに話しかけてきたのだが、その内容が実に変わっていたのである。

お婆ちゃん:  こんにちは。
ワタシ   :  あ、こんにちは。
お婆ちゃん:  アメリカのお方?
ワタシ   :  はぁ? ワタシがぁ?
お婆ちゃん:  ええ。アメリカの方じゃないの?    

ワタシはどこからどう見ても、チャキチャキの日本人である。どー転んでもアメリカ人には見えな
いはずである。典型的な日本のオヤジのはずだ。一体どこから「アメリカ人」などという判断が出
て来たのか、まったくもって不明であった。ところが、ここから婆ちゃんの話はさらに意外な方向
に進んでいく。

ワタシ   :  アメリカ人じゃありませんよ。(笑)
お婆ちゃん:  え? 違うの? じゃ、イギリス人?
ワタシ   :  はぁ???? 違いますよぉ。(笑)
お婆ちゃん:  オーストラリア人??
ワタシ   :  いいえ・・・・・。
お婆ちゃん:  あっ! わかった! カナダ人でしょ、カナダ人!
ワタシ   :  違いますって・・・・・。
お婆ちゃん:  それじゃ、あとはフランス人しか考えられないわね。
ワタシ   :  あの・・・・どう見ても白人には見えないと思うんですけど・・・。
お婆ちゃん:  え?? じゃ、インド人??
ワタシ   :  ・・・・・・・・・。

以後、お婆ちゃんは延々と数カ国の名称を上げたが、最後まで東洋の国名は出てこなかった。
シビレを切らしたワタシが、「日本人ですよ、日本人!」と正解を教えてあげると、お婆ちゃんは
「あっ、そうだったの。」とだけ言って立ち去っていった。一体、あのお婆ちゃんは何者だったので
あろうか? 単に自分の知ってる国を自慢したかったのだろか?? 謎は深まるばかりである。



皐月四日(日) 「チャレンジ!?」
実はワタシは極度の近眼で、自宅ではメガネだが外出時にはコンタクトレンズを装着している。
コンタクトというのはメガネに比べて非常に優れた点が多々ある。

  ●メリット1   視界が裸眼の時と同じである。
  ●メリット2   乱視の矯正力がメガネより良い。
  ●メリット3   スポーツの際に邪魔にならない。(水泳は除く)
  ●メリット4   寒いところから急に温かい部屋に入ったりしても曇らない。
  ●メリット5   うどんを食べているときにも曇らない。
  ●メリット6   ソバを食べているときにも曇らない。
  ●メリット7   ラーメンを食べているときにも曇らない。
  ●メリット8   湯豆腐を食べて・・・・・・・・以下略

上記のように、数々のメリットがある一方で、デメリットも多々ある。まず何と言ってもその代表は
メインテナンスだ。目に直接挿入するものだけに、常に清潔に保つ必要があり、消毒や洗浄など
毎日の手入れが大変なのである。さらにハード・コンタクトの場合、砂浜で落としたりなんかした
日にゃ、発見するのはほぼ絶望的である。また、飛行機の中で映画を見ながら、ついつい居眠り
なんかしようものなら、今度目が覚めた時には思いっきり目が充血しているなんてこともある。
かと言って、コンタクトを外して寝ていて、事故が起こったりなんかしたら、それこそ犠牲者第1号
になってしまう・・・・。

使用されている方なら容易にご理解して頂けると思うのだが、コンタクトというのは、ありとあら
ゆる手段でご主人様から逃亡を図ろうとする。特にレンズを洗っている時など、ちょっと油断をし
ただけで、排水溝へと逃げていく。以前、新幹線の中の洗面所でコンタクトを洗っていた時のこ
とである。充分に注意をしていたつもりなのだが、つい手がすべってしまい、コンタクトが洗面に
落ちてしまった。念のために排水溝には栓をしていたので、コンタクトは洗面に溜まった水の上
を漂っている。「あ〜ぁ、よかった、よかった!」とホッとしたのも束の間。突然、電車が大きく揺れ
て、それに合わせて水面も大きく揺れ、なんと洗面の手前上部にあった別の排水溝(水が洗面
から溢れないようにするための小さな楕円形の排水溝)から、まるでサーファーのように愛しの
コンタクトは消え去ってしまったのだ・・・・・。言ってみれば、目の前で万札が2〜3枚消え去って
しまうワケであるからして、その時の絶望感、無力感というのは筆舌しがたいものがある。

逆に、見つかった時の喜びも、これまたスゴイものがある。大の大人が大声で「あったぁ〜〜♪」
と叫んでしまうくらい嬉しくて、思わずコンタクトに「もう決してキミを離さないからネ」と語りかけて
しまうのである。(マジで)

ま、メリットもあればデメリットもあるコンタクトではあるが、そりゃ一番イイのは、当然ではあるが
視力自体が回復することである。一度でイイから、朝起きた瞬間からスカ〜〜〜っと周りの景色
を見てみたい・・・・そんな希望を唯一叶えてくれるのが、視力回復手術である。レーザーメスを
使用して、角膜の表面を削り取り、屈折率を調整して視力回復を図ろうとする試みである。

「レーシック」と呼ばれているこの手術、NZでも盛んに行われている。手術料は4000NZドル、
日本円で約27万円ほどである。実際に手術を受けた人の話を聞いてみると、「マジで人生観が
変わった!」というくらいスゴイらしい。ところが、知人の医者の話では、まだ長期的な経過報告
が出揃っていないので、10年・20年先に何か問題が発生する可能性も否定できないとのこと
であった。気持ち的にはワタシはチャレンジしてみたいのだが・・・・。どなたかチャレンジしたこと
のある方っていらっしゃいます???

 PS 
      昨日の徒然で、日本にはドライブスルーCD機(ATM)がないと書いたが、
      D
さんという方からお便りがあり、「木更津市内にある君津信用金庫には、
      ドライブスルーCD機があります」というご指摘があった。謹んでお詫び並
      びに訂正申し上げます。 Dさん、ありがとうございました。



皐月伍日(月) 「遥かなる旅へ」
その昔、まだ小学校に入るかどうかの頃、ワタシは天体大好き少年であった。家には百科事典
があったのだが、その第七巻「地球と宇宙」だけは必ず1日1回は読んでいた。当時の百科事典
には、今から思えばギャグとしか思えないような内容も真剣に書かれていた。例えば「金星人の
想像図」と題して、タコを押しつぶしたような生物の絵が載っていて、その横には「金星の表面は
超高圧なので、恐らくこのような平べったい生物が住んでいると考えられる」なとど、マジで書か
れていたのである。

時は流れて中学時代。相変わらず天体大好き少年であったワタシにとって、とっても不思議に
思えることが1つあった。それは「電波」に関することである。例えば、ご存知のように地球から
木星までは恐ろしく遠い。たった1秒間に地球を7周半してしまう光の速さをもってしても、木星
までは約4時間もかかる。ということは、仮に木星の近くを飛行している宇宙船に対し、地球から
「こんにちはぁ!」と話し掛けた場合、光と電波のスピードは同じであるからして、相手が実際に
その声を聞くのは4時間後ということになる。

では、ここでもし仮にワタシが「こんにちは!」と話し掛けた直後、事故死してしまった場合には
どうなるのであろうか?、ワタシはもはやこの世には存在していないのに、ワタシの「声」だけが
宇宙空間を旅していることになる。さらに、ワタシの声は木星で受信されてそれで終わるワケで
はない。テレビからの電波が、テレビ局から10km離れたAさん宅だけに届いて終わるわけでは
なく、20km離れたBさん宅にも、50km離れたCさん宅にも飛んでいくのと同じように、ワタシの
声は宇宙の彼方に向かって、永遠に飛び続けていくということになる。自分は存在しないのに、
自分の一部(声)が形を変えて永遠に存在し続けるということが、不思議で不思議で仕方がな
かったのだ。

「心身ともに健康」という言葉がある。つまり人間は肉体と精神(心)で構成されているという発想
である。肉体と言うのは目に見えるワケであるから、非常に解かりやすい。ところが「精神(心)」
ってのは目に見えないため非常に解かりにくい。「霊魂の存在を信じますか?」と問われた時、
「信じない」と答える人は多い。根本的な理由の1つが、この「目に見えない」ということだと思う。
ところが、同じ人に「では、心ってのは存在しますか?」と尋ねれば、ほぼ間違えなく、「それは
ありますよ」と答える。「心」だって目に見えないのに、なぜかこちらの方は理屈抜きにその存在
を肯定してしまう。

日本には「言霊信仰」というのがある。つまり「言葉には魂が宿っている」という考え方だ。魂とい
うと、何やら胡散臭い気もするが、別の言葉でいうならば「エネルギー」ということである。ここで
先ほどの話に戻るわけだが、宇宙に向けてワタシが発した「こんにちは!」という言葉は、まさに
この言霊(エネルギー)として、永遠の旅を続けるのかもしれない。

「死んだらどうなるのか?」ということについては、太古の昔から宗教的、哲学的、そして科学的
な議論が数多くなされてきている。他人の死に関しては科学的(心肺及び脳波が機能を停止し
た状態)に考えられる人が多い。ところが愛する者の死というのは、どうしても科学だけでは割り
切れず、そこに宗教的や哲学的な意義を求めてしまう。その方が「死」というものを受け入れ易
いからである。

「星の王子さま」で有名なサン・デグジュペリの作品の1つに「城砦」というのがあるのだが、その
中に非常に印象的な一節がある。

                死は確かに辛く悲しい
                しかし死者たちは
                この世で見送る者たちが
                もし本当に魂を賭けて「戻れ!」と
                希(こいねが)うならば
                きっと戻ってくる
                戻ってきて
                彼らが在りし日よりも
                もっと確かな在りようで
                再会することができる

永遠の彼方へ消え去ってしまうと思われた言霊の旅も、ひょっとしたら宇宙を巡りめぐって、いつ
の日にか地球に戻ってくるのかもしれない・・・・・・なーんちゃって、今日はめちゃめちゃシリアス
じゃの〜ぉ。(爆)



皐月六日(火) 「超能力」
「あなたは超能力を信じますか?」と尋ねられたら、皆さんはどのように答えるであろうか??? 
実はワタシ、超能力の存在ってのを思いっきり信じているのである! というのも、今から10年
ほど前に、非常に不思議な体験をしたことがあるからである。

以前、この徒然でも書いたことがあるが、その昔、ワタシはメチャメチャ太っていたことがあった。
何を食べても美味しくて、1日軽く8食くらい食べた結果、体重は雪ダルマ式に増えてしまい、気
がついたら100Kg 近くにまでなっていたのである。人間、太るとミョーに大らかになってしまい、
ダイエットしようなんて発想など全く起こらなかった。ところが、不摂生が祟ったのか、胃を患って
しまい、ほんの数ヶ月で体重が一気に47kg まで減ってしまったのだ。太っていた時とは正反対
に、何を食べてももどしてしまい、ヒドイ時になると一週間ずっと澄まし汁だけで過ごしたことも
あった。本来であれば即座に入院しなければならない状態であったのだが、仕事が多忙だった
ことと、元々が大の病院嫌いであったことが重なり、初めて病院に行ったのは体調を崩してから
半年後のことであった。しかも、それはある奇妙な現象が起こったのが切っ掛けであった。

ほとんど何も飲まず食わずの状態が続き、体重がついに50kgを割ってしまったある日、ワタシ
は自分の中の、ある異変に気がついた。相手の考えていることや心の中が、なぜかハッキリと
読みとれるようになってしまったのである。別に努力して読み取ろうとしているわけではなく、頭
の中にまるでFAXのような感じで、自然に相手の考えていることが浮かび上がってくるのだ。

最初は気のせいかと思った。ところがあまりにもリアルなので、ある日、妻を相手に実験をして
みた。一組のトランプの中から妻に自由に1枚引いてもらい、それを当てると言う単純な実験で
ある。妻が中央付近から一枚のカードを抜き取った。その瞬間、ワタシの頭の中に、そのカード
の正体が鮮明に浮かび上がってきた。そのカードの種類を妻に告げると、それはまさしく妻が引
いたカードと同じであった。1回だけなら偶然と言うこともありえる。そこでさらに繰り返して実験
を行った。その結果、10回連続で見事に的中してしまったのだ。

しかし、この時点においては妻は手品かなんかだと思っていたらしく、「早く種明かしをしてよ!」
と言って笑っていたのだが、ワタシが「手品じゃない。頭に自然に浮かんでくるんだ!」と真剣に
訴えると、それならばということで、今度は実際のトランプを使わず、頭の中で自由にトランプの
カードを想像してもらい、それを当ててみることにした。そして、これも見事に的中してしまったで
ある。

さすがに妻も驚いて(というよりは、怯えて)、しばらく絶句してしまった。ワタシ自身も、何だか
怖くなってしまい、思わず高校時代からの親友であったパチKのところに電話をし、事情を説明
した。パチKはワタシの言うことをすぐに信じてくれた。しかし、一応確認の意味で、パチKにも
頭の中でトランプのカードを一枚イメージしてもらった。そして、これもまた当たってしまった・・・。
つまり実験を始めてからハズレなしで12回連続で的中してしまったのだ。12回連続して当たる
確率は52の12乗であり、まさに天文学的数字である。

真言密教などでは、厳しい修行により特殊な能力を開花させることができると言われている。
胃を患ったことで、何も食べられなくなり激痩せしてしまったワタシは、ちょうど厳しい修行をして
いるのと同じ状況であったのかもしれない。それ以来、ワタシは超能力の存在をスッカリ信じて
しまっているのである。

ちなみに病院で治療を受け、スッカリ元気になってから同じ実験をやってみたところ、物の見事
に何度やっても一度も当たらなかった。(笑)



皐月七日(水) 「超能力PART2」
昨日に引き続いて超能力の話である。今日の話は、昨日の話よりもさらに信じてもらえない話だ
と思う。しかし、今から書くことはすべて事実であることだけは、最初に念をおしておきたい。

この世には「霊能力者」と呼ばれている人がいるが、大抵は偽者というか詐欺師というか、人の
心の弱みにつけ込んで金品を巻き上げるフトドキ者がが多い。ところが、ワタシの知りうる限り、
たった1人だけマジにスゴイお方がいらっしゃった。

昨日の徒然でも書いたように、ワタシは胃を患ったことが原因で、体重が一気に47kgまで落ち
込み、心身共に危機的な状況にあった。もちろん最終的には病院で治療してもらったワケであ
るが、気持ち的にかなりマイっており、ちょうどそんな時に知人からある人物を紹介してもらった
のである。その方は「S先生」と呼ばれている方で、知人曰く、スゴイ霊能力がある人とのこと。
その当時のワタシは「霊魂」の存在などまったく信じておらず、知人からその話を聞いたときも、
最初は「実に胡散臭い話だ!」と、相手にしていなかった。

ところが、やはり人間ってのは体が弱ってくると気持ちまで弱ってくるのか、精神的な苦痛に耐
えかねたワタシは、ある日、その知人から教えてもらったS先生のご自宅に電話をかけてみた。
電話口に出られたS先生は、ワタシの名前や住所など一切聞こうとせず、いきなり「○月×日の
午後3時にお越しください。」とだけ言って、一方的に電話は切られてしまった。

先生のご自宅は、四国のとある地方都市にあった。お伺いするまでは、派手な法衣に身をまとっ
た怪しげな人物を想像していたのだが、ナント、出てきたのはどこにでもいるようなごくごく普通
の主婦! 呆気にとられながらも、促されるままに部屋に通され、さぁ、ワタシの悩みを聞いても
らおうと思ったら、ワタシの顔を見たS先生の方が先に、しかも一方的にしゃべり始めた。

「あなたの部屋にあるテレビの裏に、割れた鏡が落ちているんですが、そこから悪い波動が出て
います。すぐにその鏡を私のところに送ってきてください。私のほうで処分しておきますので。」

思わずワタシは「ハァ?」と呟いてしまった。 誤解を恐れずに言うならば、一瞬「この人、ちょっと
頭がおかしいんじゃないかぁ?」とまで思ってしまったのである。S先生のお告げはそれだけで
は終わらなかった。

「それから、お父様は脳のご病気で亡くなられていますよね? 正直なところ、霊界で良い位置
にはいません。ご実家に刀が3本あるはずです。その刀にお線香の煙を一杯かけながら、般若
心経を唱えてください。それから、○○神社に3回詣でて、詣でる度に境内で般若心経を50回
唱えてください。」

ここまで聞いたワタシは、「こりゃアカンわぁ・・・・」と思った。そして、さっさと帰り支度を整えなが
ら、「あのぉ・・・・お幾らでしょうか???」と恐る恐る尋ねてみると、「私は皆様の幸せのために
ご奉仕させてもらっているだけですので・・・」と、一切お金は受け取らなかった。

しかし、帰る途中でよく考えてみると、S先生はワタシに関する情報など、何一つ知らないはず。
確かに父は脳卒中で他界していたのだが、それはS先生をワタシに紹介してくれた知人も知ら
ないことである。にもかかわらず、なぜあのように「脳のご病気で亡くなられている」と断言でき
たのであろうか?

家に戻ったワタシは、疑問点も含めてその日の出来事をすべて愚妻に話してみた。すると愚妻
は一応確認ってことで、テレビの台をずらし始めたのだが、テレビの後ろを見た途端に悲鳴をあ
げてしまった! ナント、マジでテレビの後ろに割れた手鏡が落ちていたのである! もちろん、
その手鏡は見覚えのあるものであり、無くなったことすら忘れていた鏡であった。

さらに実家に電話して、母親に「ウチに刀があるだろ! 一刻も早くそれを言われた通りにして
くれ!」と叫んだ。母親はワケがわからず、「ウチに刀なんかあるわけないじゃないの。」と笑って
いたのだが、ワタシがあまりに真剣なので、倉庫の中まで家捜しした結果、マジで祖父の形見
の軍刀が3本出てきたのである!

ワタシはとるものもとりあえず、翌日早速、S先生から指示された某神社にお参りに出かけた。
そして神社の近くに宿をとり、3日連続で般若心経を唱えに行った。3日目のお参りが終わった
後で、ワタシは神社の社務所からS先生に電話をかけて、3日間のお参りが終了したことを報告
した。すると、しばらくの沈黙の後、電話口のS先生は「あぁ・・・・良かったですね。お父様は今は
白い着物を着ていらっしゃいますから、もう成仏されましたよ。すごく喜んでいらっしゃいます。
あなたにお礼が言いたいっておしゃってます。」と言った。4日前なら、恐らくここでまた「ったく、
何をワケの解からんことを・・・」と、悪態をついていたかもしれないが、その時はただただ素直に
S先生のお言葉を聞いて安心してしまった。

そして幸わせな気分に包まれながら、境内を後にして一歩一歩石段を降りていたときに、ワタシ
は信じられない光景に出会ってしまった。石段の脇から、ワタシの目の前に突然に蛇が現れて、
一瞬、そこに立ち止まってワタシの方に頭を向けた後、また石段の外へと消え去っていったので
ある。なぜ信じられなかったかというと、実はワタシの父親は昭和4年生まれ、そうヘビ年生まれ
だったのである。

その後、ワタシの病気は見事に好転したのだが、いま思い出しても非常に不思議な出来事であ
ったと思う。恐らくこれを読んだ方々からすれば、背筋が凍るような話しかもしれない。ところが、
これまた不思議なことに、恐怖感と言うものはまったくなかった。むしろ、「これでまた問題が1つ
片付いて、良かった、良かった。」みたいな感覚であり、不思議な安堵感があった。

現在、S先生は引退されて霊視はやっていらっしゃらないが、今でも年賀状などでのやり取りを
させて頂いている。S先生・・・・・・・ワタシの40年間の人生で、たった1人「命の恩人」と呼べる
御方であることだけは間違いない。



皐月八日(木) 「タタリじゃ〜ぁ!」
3日連続でオカルト的?な話題が続いたので、ついでってことで、今日は「祟り」について書いて
みることにする。

殺されたり不慮の事故でな亡くなり成仏できなかった霊や、多種多様な聖霊を怒らせた結果、
それらの霊がこの世で大暴れして、我々に様々な災いをもたらすことがある。これを一般的には
「祟り」と呼んでいる。祟りの中には「七代先まで祟る」と言われるくらい執念深いものもある。
だからこそ古来より人間は祟りを恐れ、「お払い」とかをしてきたワケである。

さて昨日、パチ嫁から突然に緊急メールが入った。ナンと、なんのストレスもないはずのパチ嫁
の頭上で、「ミステリーサークル(学術名:円形脱毛症)」が発見されたそうなのである! 以下、
メールの抜粋である。


                  ★   ★   ★   ★   ★

      ハゲって自分がなってみると、やっぱりショック!なんだねぇ〜〜〜(泣)
      円形脱毛症は若いときに何回かできたことがあるけど、ショック!ショック!!
      免疫ってないんやなぁ・・・・・・A型やからメチャ気になる(笑)
      パチKをはじめ、世間の(ハゲ認知度の低い国)のおハゲ様たちは
      やっぱりつらかろーーー(涙)
      私は今までのパチKに対する、悪行所業の数々を
      深く深〜〜〜く反省しておりまする。
      でも、円形・・・は直る見込みがあるやん!

                  ★   ★   ★   ★   ★

先ほども述べたように、「祟り」というのは、人間の霊だけではなく、様々な聖霊たちを怒らせた
結果生じるワケだが、まさか「ハゲの聖霊」」ってのもあったとは、夢にも思わなかった! 執念
深さから言えば一番強いだろうし、こりゃ七代ではすまないかもしれない。パチ嫁、どうする?



皐月九日(金) 「多難の道中」
恒例の懲役ツアーが始まった。7日の午後2時にクライストチャーチを出発し、同日午後8時に
シンガポールに到着したのだが、空港に降り立ち、入国審査を税関を終えて到着ロビーに出た
途端、思いっきりビックリしてしまった。ほとんどだ〜れもいないのである! シンガポールには
これまで何度も行ったことがあるが、こんな光景は初めてであった。もちろんSARSの影響なの
だろうが、そのわりにはマスク等をしている人もまったくいない。すごく妙な感じである。

さてさてようやく懲役が終了し、やっとこさホテルのベッドで横になれるという時(午前2時)にな
って、なぜか急に翌日のフライト(シンガポール→バンコク)の確認だけはしておこうと思い立ち、
シンガポール航空のHPを見てみたところ、ナント、乗る予定だった午後4時発の便がフライト・
キャンセルになっているではあ〜りませんか!

クライストチャーチを出発する際、チェックイン・カウンターの係員は、「シンガポールで1泊される
場合でも、滞在が24時間以内であれば、お預かりした手荷物をシンガポールで受け取らずに、
そのままバ次の訪問地のンコクまで流すこともできますが、どういたしますか?」と尋ねられた。
つまり、ワタシがHPでフライト・キャンセルを知る18時間前までは、予約していた便は飛ぶ予定
だったということである。

もちろん今回も旅行代理店、シンガポール航空のどちらかれも連絡はない。確か先日、東京の
シンガポール航空日本支社に電話で問い合わせをした際、応対に出たA氏は、「旅行前に予定
変更があった場合は、すべて発券先である旅行代理店がお客様にお知らせすることになってお
り、旅行が開始されてからはシンガポール航空から直接お知らせすることになります。」と、豪語
していたが、連絡ないやんけぇ! もちろんワタシは旅行に際しては、必ず自分のメルアドだけ
ではなく、宿泊先のホテルの電話番号やFAXまで旅行代理店と航空会社に予め知らせている。

いきなり出稼ぎスケジュールが狂ってしまったため、ワタシは慌てて善後策を立てる必要にせま
られてしまった。HPで確認してみたところ、その日は午前8時50分、午後1時5分、そして最終
は午後10時発の3便しかバンコクまで飛んでいない。つまり予定していた午後4時の便を逃し
てしまうと、次は午後10時発の便しかないワケである。深夜ではあったが、関係各方面に連絡
して協議した結果、午後1時発の便もアテにはならないので、バンコクでのスケジュールを優先
させるため、朝8時45分の便で出発することになった。

ホテルを出発したのは午前6時。当然ながら睡眠はお預け。空港について、早速スタッフに事情
を説明し、フライトの変更の変更をお願いすると、これがまた実に不思議な回答をしてきた。。。

スタッフ: 「お客様、午後4時ですが、現在のところ予定通り飛ぶ予定でございますが・・・・」
ワタシ : 「え? でも、貴社のHPで確認してみたら、フライトキャンセルになってましたよ」
スタッフ: 「うーん・・・・・少なくとも今ここで確認する限りキャンセルにはなっていないようです」

ガーン! HPでガセネタを流していたのかぁ??? 非常にショックではあったが、既に空港に
来ているし、今さらホテルに戻るワケにもいかず、結局ワタシは朝8時50分の便に変更してもら
った。

出国審査を終え、とりあえずラウンジに行って朝っぱらからビールを飲んでいたのだが、どうも
先ほどの件が気になる。ワタシはラウンジ受付のおねーさんのところに行って、もう一度、午後
4時の便のことについて尋ねてみた。デスクに置いてある端末でおねーさんが調べてみると、
ナント、やっぱりその便はフライト・キャンセルになっているとのこと。 な〜んじゃそれ!!!

しかし、シンガポール航空のお膝元であるシンガポール・チャンギ空港でこれなんだから、そら
NZ支社から連絡なんか入るワケないわなぁ・・・・・と、妙に納得してしまった。



皐月拾日(土) 「パチK in バンコク」
寝不足でフラフラの状態でバンコクに到着した。一昨日のシンガポールと同様、バンコク空港も
信じられないほど閑散としていた。現地の方の話によると、タイはWHOの勧告より1週間も早く
SARS対策を実施していたため、タイ国内での感染者はまだ報告されていないそうである。
確かにバンコクに到着し、飛行機を降りて入国審査上に向かう途中で、乗客は1人ずつ赤外線
温度センサーーの前に立たされ、体温を測定した後、看護婦さんに機内で予め記入をしていた
問診票を提出し、さらにその後、医師にサインをしてもらうという、極めて厳しい健康診断を実施
していた。

それにしても、バンコクは暑い! 午前10時の時点で既に気温は34度! まるで白熊のように
暑さにはメチャメチャ弱いワタシは、いきなりぐったりとしてしまった。時間を見つけて、市内某所
のマッサージ屋に飛び込み、足の裏のマッサージをしてもらったが、寝不足からくる疲れは、そう
簡単には取れない。

あっ! マッサージと言えば、今日の「笑宿の鉄人」で、そのマッサージ屋さんの店先に置いて
あったマヌケな人体図の看板をUPしたが、最初にその看板を見たとき、なんか以前にどこかで
見たような気がした。一体、どこで見たんだろう?・・・と、マッサージを受けながら必死で考えて
いたのだが、30分くらいしてからやっと思い出して大笑いしてしまった!!!

みなさん、まずは4月2日付の徒然草を思い出して頂きたい。その日の徒然で、ワタシは初めて
パチKの雄姿を公開した。その時のパチKの雄姿とマッサージ屋の人体図が異常に似ていたの
である!(爆)

               
            パチKの雄姿                タイの人体図

もしパチKの雄姿を後ろから撮影していたら、きっと人体図のようになっていたに違いない!!
思い出した途端、ワタシは笑いが止まらず、ほとんどマッサージにならなかった。

パチ嫁! 今度人体図と同じアングルで撮影した写真をぜひ送ってくれ!!



皐月拾壱日(日) 「疲労困憊」
バンコクでのスケジュールも無事に消化し、本日、やっとこさ名古屋に上陸した。本来であれば
バンコクから直行便で関西空港に向かう予定だったのだが、SARSの影響でフライトキャンセル
が続出したため、まずバンコクからシンガポールまで戻り、そこから名古屋行きの便に搭乗し、
名古屋から新幹線で京都に移動という、アホほどシンドイ経路になってしまった。

シンガポール・チャンギ空港で3時間ほどの待ち時間があったのだが、空港内はガラ〜んとして
おり、ほとんどゴースト・タウン状態。さらにフライト案内板を見てみると、フライト・キャンセルの
オン・パレード! 多少遠回りになったとは言え、このような状況の中、何とか無事日本に到着
できたのだから「良し」とせねばならないのだろが、とにかく「疲労困憊」ってのが正直な気持ち
である。


            



皐月拾弐日(月) 「許せない!」
福岡で男が通学途中の小学生にガソリンをかけて火をつけるという事件が発生した。とりあえず
「許せない!」としか言いようのない事件である。「そりゃ暴論だろ・・・」というご批判があることを
承知の上で言わせて頂くなら、このような残酷極まりない事件を起こす輩については、問答無用
で極刑に処してもらいたい。

感情論だけで言っているのではない。大阪・守口市の小学生殺傷事件でも解るように、無抵抗
の子供に手をかけるような人間に、反省や矯正など絶対ありえない。必ずまた同じような事件を
起こす。一時的な感情や怨恨が動機で犯した罪であれば矯正の可能性もある。しかし、通り魔
的事件の動機ってのは、ほとんどが「性癖」である。性癖は直らない。

さらに通り魔事件というのは通常の事件と異なり、被害者と加害者の間には何ら関係がない。
つまりどんなに清く正しく生きていても、ある日、ある時間、ある場所を歩いていて被害者になる
可能性があり、ある意味で防御のしようがない。

残念ながら日本には終身刑というのがない。死刑の次に重いのが無期懲役である。無期懲役
というのは決して一生刑務所から出れないわけではない。二十数年後には仮出所できる。その
際、犯人の性癖が直っているであろうか? 再犯の恐れはないのであろうか? 一体、誰がそ
れ保障してくれるのであろうか? 




皐月拾参日(火) 「京都No.1のレストラン」
昨日、久しぶりに京都・太秦にある「キチキチ」という創作料理レストランに行ってきた。記憶力の
優れた方ならピンとこられたと思うが、以前、A級風グルメでご紹介した「じょじょ焼き」って料理
は、元々はここのレストランからのパクリである。

オーナーシェフである金村氏の作り出す料理はまさに芸術品である! ワタシの貧弱な日本語
ではとても形容詞できないほど、どの料理も美味しい! ワタシのお薦めは「タン・シチュー」と、
元祖「じょじょ焼き」である。パスタは有名どころのメニューに加えて、マスター好みを伝えれば、
オリジナル・パスタも作ってもらえる。(料理の一部を本日付「A級風グルメ・レストランの料理編」
にて公開中)

お店はOPENキッチンなので、カウンター席に座れば調理しているところもバッチリ見れる。究極
のフライパン・テクニックを駆使して、テキパキと調理をしている姿を見ていると、これがまた時間
の経過を忘れてしまうほど楽しいのである。さらにマスターの機嫌が良けりゃ、レシピだって教え
てくれるハズである。(笑)

さてさて料金の方だが、これまた非常にリーズナブルであり、二人で1万円もありゃ、死ぬほど
飲み食いできると思う。京都にお越しの際には、ぜひぜひ「キチキチ」へ行かれることをお薦め
する・・・・・というか、キチキチで食事をするためだけでも京都に行く価値がある!!  場所は
京福電鉄・嵐山線の太秦駅から西へ徒歩約1分、「大映通り」という商店街内にある。近所には
広隆寺や東映太秦映画村、そして京福嵐山線沿線沿いには有名なお寺や観光スポットが多数
存在しているので、その日の締め括りとしてキチキチで夕食をして行かれれば、最高の思い出
になること間違いなし。

            ●創作料理 Kichi-Kichi
              京都市右京区太秦桂ヶ原町8−5
              (京福電鉄・嵐山線太秦駅より西へ徒歩1分)
               電話 075−882−5012

ちなみに太秦での営業は6月22日(日)までで、6月28日からは京都における飲食の激戦区・
先斗町(ぽんとちょう)に進出するそうである。また詳細情報がわかり次第、またお知らせする。

・・・・・と、まぁ、これだけ宣伝したのだから、次回、ワタシが食べに行ったときには、ビールの1本
くらいはきっとサービスしてくれるであろう。(笑)


            

            



皐月拾四日(水) 「研修生」

恒例の出稼ぎツアーもいよいよ後半戦に入ってきた。ホテル暮らしも1週間ともなると、さすがに
飽き飽きしてくる。さらにA型のワタシとしては、日に日に増えていく洗濯物もスゴク気になる。
まぁ、今週の土曜日に高松で「ハゲOFF会」があるから、その時にまとめてパチ嫁に洗ってもらえ
ばイイかぁ・・・・と、こんなことを書いても、大半の方々は冗談だと思われることであろう。しかし
高松に行った時には、ワタシはいつもパチK邸に泊まっているし、マジで洗濯物もパチ嫁にお願
いしているのである! このワタシの厚かましい行為は、実は何も高松のパチK宅においてだけ
ではない。東京に行けば必ずA氏宅にお邪魔し、ここでも散々ご馳走になった挙句に、またまた
洗濯までして頂いているのである。パチ嫁・A氏嫁のお二方には、ホントに感謝している次第で
ある。

さてさて、ホテル暮らしをしていてふと気がついたのがだが、どうやら5月というのは新入社員の
デビュー戦が頻繁に行なわれているらしく、ホテル内のいたるところで「研修生」と名札に書かれ
たスタッフを見かける。もちろんベテランにはベテランの良さがあるのだが、新人にも新人の良さ
ってのがあり、緊張した面持ちで必死で接客している姿を見ると、みょーに微笑ましいというか、
新鮮さに溢れていて、こっちまでナンだか爽やかな気分になる。

その昔、某オフィスビルのエレベーターの中で、新入社員とおぼしき若者と二人っきりになったこ
とがある。この若者、何か小声でブチブチと言いながら、自分の名刺を出したり、頭を下げたりし
ている。これから取引先の会社へ営業に行くらしく、その練習をエレベーターの中でしていたの
である。名刺を差し出して「お世話になっております」と言っては、首を傾げながら「あぁ、これじゃ
ダメだなぁ・・・」などと、自己批判を繰り返している。あまりにもその光景が微笑ましかったので、
思わずワタシはその若者に「3番目のが良かったんとちゃいますか?」と声を掛けてしまった。
すると若者はパッと明るい声で「そうですか! 有難うございます!!」と言いながら、深々と頭
を下げた後、目的の階でエレベーターを降りて行った。あの若者も、今頃はきっとベテラン社員
になっていることであろう。

      新人の皆さん、いろいろ大変だとは思いますが、元気一杯ガンバッテね♪



皐月拾伍日(木) 「文字コンプレックス」
皆さんは自分の書く文字に自信をもっていられるであろうか? 有り難いことに、ワタシは人から
「キレイな字ですねぇ」と言って頂けることが多いのだが、自分自身は字に対して恐ろしいほど
のコンプレックスを持っている。と言うのも、ワタシの父が非常に字が上手かったからである。
父だけではない。母も姉もすごくキレイな字だし、周囲の知人も字がキレイな人ばかりなのだ。
特に男性ではスタッフのダン隊長、常連の兄ィやURIURIさんなど、まるでペン習字のお手本の
ような字を書く。

さて「字」と言えば、とても不思議なことが1つだけある。それは一般的に「字がキレイ」と呼ばれ
ている方のほとんどが、字に対してコンプレックスを抱いていることである。もし皆さんの周囲に
字のキレイな方がいらっしゃったら、試しに「スゴク字がキレイですねぇ」と言ってみて頂きたい。
必ず「ぜんぜんそんなことないよぉ!」と言う答えが返ってくるはずである。これは別に謙遜して
言っているワケではない。マジでそう思っているのである。

ところが、字のメチャメチャ汚い人に「オマエってヘタクソな字やなぁ」と言うと、必ず「そうかぁ?」
という答えが返ってくる。つまりまったく自覚症状のない人が多いのである。自覚症状がないとい
というのは、ある意味で強みである。いつでも、どこでも堂々と字が書けるからだ。

これらのことを総合的に考えると、字のキレイな人はA型、そして字の汚い人はB型の人が多い
のではないかという、大胆な推測が可能である・・・・・なんてことはないか。(笑)



皐月拾六日(金) 「忘却」
本来であれば、日記と云うものは毎日つけるものである。なぜなら2〜3日溜めてしまうと、忘れ
てしまうからである。既にお気付きの通り、ここ数日間というもの、移動とかで妙にバタバタして
いたせいか、更新作業ができない状態にあった・・・・・・・・というのは言い訳で、実は日本各地で
飲めや騒げのドンちゃん騒ぎをしていたため、ホテルに戻ってきた時には既に泥酔状態であり、
毎晩、倒れ込むようにしてベッドに潜り込んでしまっていたのである。

確か5月16日は、またまた京都・太秦の「キチキチ」に行き、ドンちゃん騒ぎをしていたハズであ
るが、その記憶は定かではない。実は今、ワタシはシンガポールの某ホテル内で、この徒然を
書いてる。ちなみに日付は5月20日である。気分的には8月31日の深夜になってから、慌てて
夏休みの絵日記を書いている小学生と同じだ。(笑)



皐月拾七日(土) 「パチKとの夕べ」
今日の徒然も昨日と同様、記憶を頼りに書いている。確かこの日は高松で「パチKとの夕べ」と
題して盛大なOFF会が開催された日である。

参加者は総勢9名。夜からの宴会に先立って、午前11時から高松市郊外にある回転寿司の店
でイキナリ「前哨戦」が開催された。ナンなって午前11時、つまり昼前である。そんな時間から
冷酒をガバガバと飲むバカはいない・・・・と、店側の人は思っていたらしく、我々が11時開店と
同時に店に突入した際には、まだ冷酒の用意ができていなかった。そこでパチ嫁は「とりあえず
冷蔵庫に詰め込めるだけ冷酒を詰め込んどいて!」と店員に指示。そして2時間後、予告どおり
冷蔵庫の中の冷酒はすべて我々の胃袋の中に消えていた。

夜の宴会もパチK夫妻を中心にメチャメチャ盛り上がった。料理は3千のコースでお願いしてい
たのだが、アホほど種類と量が多く、さらにみんな「大酒飲み&少食」なので、料理の6割くらい
は残してしまった。

午後10 時に1次会が終了し、その後ANAホテルの最上階にあるBARで2次会をやったと思う
のだが、この辺から記憶が怪しくなってしまっているので書けない・・・ってのはウソで、ただ単に
これからまだ5月19日までの2日分を一気に書かなくてはイケないので、パワー温存のために
5月17日付けの徒然はこの辺で終わりにしようと思っているだけである。



皐月拾八日(日) 「うどんOFF会」
しかし、徒然を数日分マトメテ書くってのは、もはや拷問に近いものがある。だんだんと意識朦朧
としてきた・・・・・・。

確か18日はホテルのロビーに午前11時に集合して、それからみんなで「讃岐うどん」を食べに
行ったハズである。スゴク楽しかった。めちゃめちゃ美味しかった。以上! (ヤケクソやなぁ)



皐月拾九日(月) 「またやってしまった・・・・・」
さすがに今日の徒然は昨日の出来事なので覚えている。(当たり前か)

昨日は午前10時発のSQ973便で関西空港からシンガポールへと移動した。前夜はお約束の
「ホテル日航関西空港」に宿泊。ワタシにしては珍しく、午前8時半にはチェック・アウトを済ませ
(いつもなら午前9時)、シンガポール航空のカウンターへと向かった。

搭乗手続きを済ませた後、さっそくラウンジ王国に掲載する写撮影のため、シンガポール航空の
ラウンジにお邪魔した。時々皆さんから「ラウンジで写真を撮っていて、係員に怒られてことって
ないんですか?」という質問を受けることがある。ワタシに関して言うならば、過去に1度も注意
を受けたことはない。むしろスタッフはみな非常に協力的ですらある。今回の関空でも、ワタシが
デジカメで撮影をしていたら、受付のおねーさんが笑顔で話しかけてきて、さらに「もしよければ写真をお撮りしましょうか?」と言ってくれた。まぁ、ラウンジで記念撮影をしても「ラウンジ王国」
で紹介するワケにもいかないので遠慮させて頂いたのだが、非常にその気遣いが嬉しかった。

ものの3分ほどで写真撮影を終了し、あとは喫煙室でタバコをふかしながら出発までボーッとし
ていた。そして出発20分前。受付のおねーさんにお礼を述べつつ、ラウンジを出でゲートに向
かったワタシは、とある重大なミスに気がついてしまった。ないのである・・・・・搭乗券が!!!
確かラウンジに入室する際に受付で搭乗券を提示したハズなので、なくしたとすればそれ以降
の話である。慌ててラウンジに戻り、自分の座ってたイスの周りを中心にして探してみたが見つ
からない・・・・・。

結局は受付のおねーさんの素早い対応により、即座に再発行してもらったため、遅刻することも
なく、なんとか出発時刻までには搭乗できた。やっぱシンガポール航空・大阪のスタッフは有能
な方々ばかりである・・・・・なーんて感心してるヒマああれば、ちったぁ〜この悪癖を直す努力を
しなきゃいかんよなぁ。

てなことで、やっとこさ4日分の徒然マトメ書きが終了した♪ あ〜ぁ疲れた! かなりの手抜き
があったことは否めないが、まぁ、高松OFF会の詳しい様子は、きっと優しいダン隊長がワタシの
代わりに執筆してくれて、明日の朝くらいにはメールで原稿を送ってくれることであろう。(爆)



皐月弐拾日(火) 「や、やっぱり・・・・」
今日の夜は、いよいよNZに向けての最終フライトである。飛行機の出発時刻は午後9時だと言
うのに、午後4時頃にはホテルをチェックアウトして空港に向かった。というのも、空港内にある
足の裏のマッサージを受けに行きたかったからである。(場所はトランジットホテルのフロントの
右横)

約1時間半ほどジックリとマッサージを受けた後、今度はシンガポール航空のラウンジに移動。
ここにはマッサージ器がおいており、またまたここで1時間半ほどマッサージ。体が揉み解された
ところで、次に熱いシャワーと冷水を交互に浴びて体に「喝」を入れ、ラウンジ内で最も冷房が効
いている喫煙室(設定温度はナント18度!!)でビール片手にばかすかとタバコを吸った後、
仕上げとして、同じくラウンジ内にあるBarカウンターでカクテルを飲んだ。前半戦はそれないに
健康的なのだが、後半は不健康そのものの行動である。

さて、このラウンジ内にあるBarカウンターってのがけっこうオシャレな感じで、バーテンダーさん
に頼めば、どんなカクテルでも作ってもらえる。もちろんラウンジ内にあるBarなのですべて無料
である。(ただし、やっぱりマナーとして多少のチップは置いておくが、) ちなみにワタシ、ここの
バーテンダーさん及びトイレ掃除のオジサンとは仲がイイというか、なぜかお二方とも妙に親切
にしてくれるのである。

            

Barカウンターでカクテルを飲んでいると、ジャージにボロボロのTシャツ姿という、ラウンジには
不似合いな格好の白人のオッサンがやって来て、みょーにフレンドリーなしゃべり口調でビール
を注文してきた。ワタシも旅行中はかなりラフな格好をしているが、さすがにジャージ・スタイル
ってのはない。ふとそのオッサンの足元を見てみると、ナント靴も履いていない。

「ひょっとして・・・」と思い、ワタシはオッサンに差し障りのない挨拶をしたあと、恐る恐る「ご出身
はどちらですか?」と尋ねてみたら、オッサンは異常に陽気な声で「New Zealand!」と答えた。
や・やっぱり・・・・・・。このオジサンもこれからワタシがと同じ便でNZに戻るらしい。実はNZ行き
の便の機内ってのは、すごくアット・ホームというか、緊張感がぜんぜんない。というのも、NZ人
乗客のほとんどが、まるで自宅のリビングでテレビを見ながらビール片手に鼻クソでもほじくって
いるような感じでくつろいでいるからである。

旅行掲示板などで、よく「ビジネス・クラスやファースト・クラスに乗るときには、やはりそれなりの
ちゃんとした服装で乗るのがマナーであり、Gパンなどはマナー違反である」などと、マジで書い
ている人を見かけるが、いつもワタシは爆笑してしまう。そんなもん、日本人を除いて、マジメな
服装で乗っている人のほうが少ないというか、ほとんどいない。欧米人などはGパン姿でよく乗
っているし、サンダル履きって人も多い。第一、飛行機の中で別にパーティーをやるワケじゃな
いんだから、ネクタイなんかしれてられない。服装がどうだこうだと言っる人は、礼儀正しいと言
うより、単に「イレ込み過ぎ」なのではないだろうか?? 

ワタシからすれば、悪臭さえしなけりゃどんな服装でもあまり問題はないと思う。それよりペチャ
クチャと音を立てながら、しかも下品にガツガツとメシを食ってる乗客の方が、よほどマナー違反
だと思う。「服装信仰」がある方は、ぜひ一度NZやAU路線に搭乗することをお薦めする。きっと
「気合の入った服装をしている人の方が浮いている」ってのがご理解頂けると思う。



皐月弐拾壱日(水) 「太った!」
ようやく2週間の長期出稼ぎを終えて、本日の午前10時半にやっとこさNZに戻ってきた。今日
から2日間ほど神戸から知人(「笑食」や「天空」に投稿の御協力を頂いている求職垂之丞氏)が
我家に遊びに来ることになっていて、日本(成田)からNZ航空の直行便でやって来た垂之丞氏
は、シンガポール航空便を利用してきたワタシよりも2時間も早くNZに到着していた。

愚妻には垂之丞氏を空港まで出迎えに行くよう予め指示していたのだが、実は愚妻と垂之丞氏
は面識がまったくない! そこで一応、ワタシは双方にお互いの風貌及び合言葉を教えておい
た。その合言葉とは・・・・・
 
      垂之丞氏    「梅田まで行くにはどうしたらエエですか?」
      愚   妻    「阪急電車がエエんとちゃいますかぁ」

                                      ・・・・・・といった感じである。

まぁ、かなり大勢の日本人の観光客や添乗員がウロウロしているクライストチャーチ空港の到着
ロビーで、こんなマヌケな合言葉を言い合うってのもスゲー恥ずかしいとは思ったのだが、別に
ワタシが当事者ってワケでもないし、最終的にはまったく問題がないと言っても過言ではない。

てなことで、無事に愚妻と垂之丞氏は接触に成功し、ワタシも無事に自宅まで辿り着き、さっそく
歓迎の酒盛りが始まったのだが、これまでの2週間というもの、日本のメチャ美味しい料理や酒
で甘やかされた生活を送っていたせいか、どうもNZのビールやワインが不味く感じる。やっぱり
日本は少なくとも食生活においては「パラダイス」である。事実、ワタシは今回の出稼ぎ期間中
で、ナント3kgも太ってしまった! だが今日からは意に反して、また痩せていくであろう。。。。



皐月弐拾弐日(木) 「怠慢・その1」

またまた記憶が飛んでしまい思い出せない。確か求職垂之丞氏と朝方まで飲んでいたとは思う
のだが、詳細が思い出せない。だから書きようがない。実に残念である・・・・・な〜んて、大ウソ
である。ハッキリと記憶は残っているのだが、また徒然の執筆をサボっていたために、これから
4日分を一気に書くハメになってしまい、早い話が詳細を書くのが面倒臭いだけである。(笑)
とにかく、この日は垂之丞氏と大いに飲んだってことで許して頂きたい。



皐月弐拾参日(金) 「怠慢・その2」
またまた記憶が飛んでしまい思い出せない。確か求職垂之丞氏と深夜まで飲んでいたとは思う
のだが、詳細が思い出せない。だから書きようがない。実に残念である・・・・・な〜んて、大ウソ
である。ハッキリと記憶は残っているのだが、これからまだ残り3日分を書かなくてはならないの
で、パワーを温存しているだけである・・・・・・と、これだと、昨日付けの徒然とほとんど変わりが
ないので、もう少しだけ詳細を書くことにする。

昨日はクライストチャーチの自宅で垂之丞氏と飲んでいたのだが、今日は場所を変えて、なんと
シドニー市内にある「東(アズマ)」ってとこで飲んだ。なぜ飲む場所が一気に3,000kmも離れた
とこに移動したかと言うと、垂之丞氏は今朝早くクライストチャーチを旅立ち、今度はシドニーに
遊びに行く予定が最初からあって、ワタシはワタシでたまたま本日からシドニーに出稼ぎに行く
予定があり、「それなら、今日の夜はシドニーでまた飲んじゃいますか?」ってことになったワケ
である。

ちなみに、この「東(アズマ)」というお店は、以前「美味しんぼ」というコミックでも紹介されたこと
があるのだが、オーストラリアの新鮮な魚介類を使った和食のお店であり、ワタシはみょーに気
に入っている。特に入り口のすぐ正面にある7席程度の小さな寿司カウンターがワタシのお気に
入りで、花板のYさんにいろいろ相談しながら食べるお寿司はスゴク美味しい♪ 

場所はシドニー市内のど真ん中にある「チフリー・プラザ」の3階。ぜひ一度どうぞ・・・・・・・って、
日本から旅行されている方は、オーストラリアにまで来てまで和食なんか食べないか。(笑)



皐月弐拾四日(土) 「怠慢・その3」
やっぱり記憶が飛んでしまい思い出せない。確かこの日は珍しく早朝から労働に勤しんでいたと
思うのだが、詳細が思い出せない。だから書きようがない。実に残念である・・・・・・・・な〜んて、
これまた大ウソである。ハッキリと記憶は残っているのだが、これからまだ残り2日分を書かなく
てはならないので、この日の徒然は省略することにする。(爆)



皐月弐拾伍日(日) 「怠慢・その4」
「最近、徒然がパワー・ダウンしているように思うのですが、お体の調子でも悪いのですか?」と
言うメールを読者の方から頂いた。イヤイヤ、ホントにおっしゃる通りです、ハイ。

実は5月に入ってからというもの、出稼ぎが続いていてスゴク忙しかったのである。通常、徒然を
執筆する場合には3〜4時間ほど熟考を重ねてから書き始める・・・・イ、いかん! また大ウソ
をついてしまったぁ! 3〜4時間ってのはウソである。でも1時間くらいはあれこれ考えている。
ところが出稼ぎ中ってのは、なんやかんやで朝っぱらからドタバタとし、さらに夜は夜で会食など
のお付き合いがあり、結局ホテルに戻るのが深夜2時くらいになってしまうのである。しかも泥酔
状態で。そんなこんなで、1時間の熟考時間が取れないため、あまりにもオモシロクない徒然に
なってしまうというワケである。まぁ、言い訳ではあるが。(笑)

さて、今日はNZのオークランドというところで、先日の高松OFF会にも参加して頂いた兄ィ氏の
密者?の方と会食をした。(密者の方も「和食命」の方であったので、当然ながら食事は和食の
レストラン)。さてさて今回、密者の方は兄ィ氏からの貢物として、日本酒(1升ビン×2本、五合
ビン×2本)、ワサビ漬け×1、ドレッシング×3、海軍さんのカレー×1、烏賊の塩辛×2、煙草
×1カートンを携えてやって来てくれた。ホントに頭の下がる思いである。兄ィ、そして密者の方、
ホントにありがとうございました! そして、これからNZを訪問するご予定のある方、兄ィや密者
の方に負けないよう、たくさんの貢物を持って来ましょう!(爆)



皐月弐拾六日(月) 「ロマンティストとリアリスト」
皆さんは初恋の相手のことを覚えていらっしゃるであろうか? これはワタシの個人的見解では
あるが、男性に「初恋の人の名前を覚えてる?」と聞くと、大抵は即座にフルネームで答えること
ができるのに対し、女性の場合には「え〜と、下の名前は覚えているんだけど、名字は何だった
っけ?」となることが多い。

一般的に(かどうかは知らんが)、男ってのは過去において好きになった女性の想い出を、心の
中の「マイ・ドキュメント」に「お気に入り」として保存する癖がある。人によってはちゃんとフォルダ
を作って、整理整頓して大事に保存している人もいる。そして、たまにファイルを開いたりなんか
して、その余韻を楽しんだりするワケである。ところがいろいろ話を聞いていると、どうやら女性っ
てのは違うらしい。女性の場合は、新しく好きな人ができると必ず「上書き保存」をする。(ちなみ
に彼氏と別れた時は、その彼に関するすべてのデータを削除してしまうそな・・・) ひょっとしたら
実は男性の方がロマンティストであり、女性はリアリスト(現実主義者)なのもしれない。

さてワタシの初恋はいつかと言うと、今を遡ること27年前、中学校2年の時であった。「意外に
遅いじゃん」と思われる方もいらっしゃることであろう。単に「淡い恋心」ってだけなら、小学校1年
の時なのだが、生まれて初めて「あ〜ぁ、この人と結婚したい!」と思ったのは、中学2年のとき
だったのである。こうなると、むしろ「オマエ、そりゃちと気が早いんじゃないか?」ってことになる
のかもしれない。

その相手はクラスメートの宏美ちゃん。宏美ちゃんの想い出は、心の中の「お気に入り」の大半
を占めていると言っても過言ではない。事実、娘が生まれた際、ワタシは「宏美」と命名しようと
して、愚妻だけではなく親戚・知人から猛反対をくらってしまい、必死に抵抗したのが、最後には
玉砕してしまった経験がある。宏美ちゃんは詩を愛する純粋な心を持った女の子で、勉強もよく
できたし、陸上部に在籍し長距離走のホープでもあった。父親として「娘もそんな女性になって
ほしい」と願うのは、当然のことと言えよう。(笑)

今でも年に何度か宏美ちゃんの夢を見ることがある。不思議なことに夢で再会した宏美ちゃん
は当時のままの可憐な少女・・・と、こんな話を愚妻にすると、必ず「ケッ! 今頃はきっと三段腹
のオバはんになって、股広げてママチャリに乗り、近所の八百屋に買物でも行ってるわ!(笑)」
と言われてしまう。やっぱり男性の方が女性よりも遥かにロマンティストのようである。

PS  今日の徒然を読まれた方から、またいろいろ反論のメールがくるんだろうなぁ。(爆)



皐月弐拾七日(火) 「恋愛論(前編)」
昨日の徒然を読んで、女性の方から「んなこたぁ〜ね〜よ!」という反論&お叱りメールが殺到
するのではないかと、かなりビビっていたのだが、幸いにも優しい方々ばかりなのか、そのような
メールは1通もなかった♪ てなことで、スッカリ気が大きくなってしまったワタシは、性懲りもなく
今日は昨日の続編として「恋愛論」ってのをブチかまそうと思っている。

日食や月食が起こる日には、必ずそれに関する情報が新聞やTVニュースなどで流れる。これ
は何も日本だけのことではなく、欧米でも同じである。ところが、よく注意して新聞などを読んで
みると、1つだけ大きく違うところがある。それは記事の終わりの部分である。日本は必ず「次に
日本で日食が観測できるのは、20××年×月×日」と、未来の情報を書いてあるのに対して、
欧米では「前回の日食は19××年×月×日」と言う風に、過去の情報を書くことが多い。大胆
な見解を述べさせて頂くならば、欧米は日常生活の中でも「歴史に学ぶ」という姿勢が根付いて
いるワケである。

さて、ここからが恋愛論の始まりである。昨日の徒然でも書いたように、男ってのは過去を保存
する習性がある。今の自分の姿を生み出しているのは過去における自分の行いである。ならば
未来の自分の姿を作り出すのは今の自分の行動である。てなことで、男ってのは先ほどの東西
の日食報道の在り方ではないが、過去を保存し、それを現在に反映させることによって未来を
切り開いていくワケである。(多少のデフォルメは許して頂きたい。笑)

一方、女性の場合にはどうかというと、ご本人が意識しているかどうかは別として、「現時点での
価値判断がすべて」という場合が多い。(あっ! 、因みにワタシ、この原稿をビール片手に書い
てます。つまり酔っ払いの与太話なので、女性の皆さん、あまりマジにならないでくださいネ♪)

例えばである。付き合っていた女性から、ある日「なんだか、最近のあなたって優しくない・・・・」
と言われたとしよう。「最近のあなた」と言っているところから、パッと見た目には「過去のあなた」
と「現在のあなた」を比較しているようにも見える。ところが違うのである! この言葉を真に受
けてはイケない。決して過去のあなたと比べているのではないのだ。「今の彼女の周囲にいる
であろう気になる誰か」と比較しているのである! 結論として、このセリフが女性の口から出た
時点で、あたなは「ほぼフラれている」と言っても過言ではない。なぜなら、既に彼女の価値判断
基準は、その「気になる誰か」に移行しているワケであり、早い話が「上書き保存」が完了してし
まっているからである。
                                              「恋愛論・後編」に続く



皐月弐拾八日(水) 「恋愛論(後編)」
今日は「恋愛論・後編」をお送りする。なぜ前編と後編に分けて書いたかというと、長文だからと
言うワケではない。単に徒然の更新が1日分遅れていたので、2回に分けて書きゃ遅れをゴマ
かせると思ったからである。

恋愛の終着駅の1つに「結婚」というのがある。さらに結婚の終着駅に1つに、「離婚」ってのが
ある。ワタシは現在40歳なのだが、同年代の知人の中でボツボツと離婚経験者が増えてきて
いる。30代前半まで離婚ってのは、その原因が「浮気」だの「性格の不一致」というのが多いの
だが、それ以降となると、実にイヤな話ではあるが表面上は浮気とか性格の不一致が原因に
見えても、根本原因は「お金」ってことが実に多い。

つまり、世の中が不況である → 夫の稼ぎが悪くなる → 生活が苦しくなる → 妻もパートに出な
ければならなくなる → どうしても家事にかける時間が減る → しかし夫は家事を手伝わない →
妻が「私だって働いてる疲れてるのよ!」と文句を言う → 夫婦の会話が減る → 夫は飲み屋で
愚痴をこぼすようになる → 飲み屋の女将がそれを聞いてくれる → 「この人だけが自分のこと
を理解してくれている」と勘違いする → 浮気する → 浮気がバレる → 妻から三行半を叩きつけ
られる → 離婚成立・・・・・ってな感じである。そこそこ生活に余裕のある40代のカップルで離婚
している人は極めて稀である。また余裕がなくても、夫が積極的に家事に協力していれば離婚
の危機は非常に少なくなる。

さてさて、「別れ」に際して非常に往生際が悪いのは圧倒的に男性である。なぜ往生際が悪くな
るかというと、この2日間の徒然で書いた「過去を保存する」という、男性特有の性質が災いして
いるのである。往生際が悪いことを俗に「女々しい」というが、現代社会においては完全に誤用
である。「男々しい」と言うべきであろう。既に女性が「上書き保存」を完了し、しかも新しいOAで
起動しようとしているというに、男ってのは旧バージョンのOAで、しかもそこにインストールして
ある「化石ソフト」を使用して、お気に入りに保存しているファイルを駆使して逆転劇を狙っている
のである。そりゃ往生際も悪くなるってもんである。

「名前を付けて保存する」のがイイのか「上書き保存」がイイのかは、正直なところよく解からな
い。だが、この手の話題っては、宴会の席では「わりとイケてる酒の肴」になることだけは確かで
ある。(笑)



皐月弐拾九日(木) 「恋愛論(完結編)」
3日連続でお送りした恋愛論。昨日の深夜、知人数人とチャットをしていたら、この話題で大いに
盛り上がってしまった。チャットに参加していたのは、いずれも不惑を過ぎたオヤジ連中だったの
だが、各自が語る初恋の想い出の純情なこと純情なこと。(笑) とてもセクハラ全盛の年代とは
思えないほど、切ない想い出の数々を心の中のファイルから取り出して披露してくれた。

で、彼らの話を聞いているうちに、ワタシはまたまた大発見をしてしまったのだ! 女性に「初恋
はいつでしたか?」と尋ねると、ほとんどが「幼稚園の頃かなぁ・・・・」と答えるのに対し、大半の
男性は「中学生の頃」と答えるのである。幼稚児 vs 中学生・・・・この年齢差はどこから来るのか
最初は不思議だったのだが、話を聞いているうちに「初恋」の定義が男性と女性では違っている
ことに気がついた。

女性にとっての「初恋」とは、その当時はそれが「恋」だとはまったく認識しておらず、大人になっ
てからよくよく考えてみれば、「あれは幼い恋心だったのかなぁ・・・・」と思えるような感情体験を
指す場合が多い。ところが男性の場合、その当時から明確にそれが恋であることを認識しおり、
尚且つ、ラブ・レターや電話でのアタックなど、具体的な行動を起こした体験を示す場合が多い
のである。ワタシが「宏美ちゃんと結婚したい♪」なんて思ったのも、その具体性の1つである。
さらに興味深かったのは、チャットに参加していた男性はすべて、初恋の女性の誕生日を明確
に覚えていたことである! 無論、ワタシも宏美ちゃんの誕生日は覚えている。(爆)

神など信じていなかったのに、クラス替えの時だけは「どうか、またあの子と同じクラスになれま
すように!」と天を仰いで祈り、同じクラスになったらなったで、今度は「どうか隣りの席になりま
すように!」とまた祈ってしまう・・・・・・この悲しいくらいに切ない純粋さを「あの頃は若かった」で
済ましてしまうことなど、少なくともワタシにはできない。

人が人生の中で最も純粋に愛するのは初恋の相手であり、最も情熱的に愛するのは青春時代
の恋人であり、最も上手に愛するのが結婚相手なのかもしれない・・・・。



皐月参拾日(金) 「関西弁学」
ツービートやB&Bを中心として80年代に大ブレークしたいわゆる「漫才ブーム」を切っ掛けに、
関西弁ってのは日本における第二外国語として不動の地位を固めた。 それ以前も関西弁って
のは知名度としては高かったのだが、イメージ的には「ガサツ」だとか「ガラが悪い」など、あまり
良い印象を持たれてはいなかったのだが、この漫才ブームにより一気に市民権を得てしまった
ワケである。とは言え、関東在住者からすると、やっぱり今でも関西弁ってのは非常に怖く感じ
る時があるそうだ。

一口に関西弁といっても、実は京都・大阪・神戸では微妙に語法が違う。例えば「あなたはそれ
を知ってますか?」という日本語を、若い男の子がそれぞれの語法で言うと・・・・
 
       京都 「オマエ、それ知ってっけ?」
       大阪 「自分、それ知ってるぅ?」
       神戸 「自分、それ知っと〜お〜?」

                                   ・・・・・ってな感じになる。恐らく関西以外
の土地に住んでいる方々のイメージとしては、京都弁と言えば「〜どすえェ〜」ってのが語尾に
付いているように思っているのであろうが、一般京都人でそんな喋り方をしている人など、皆無
である。意外に思われるかもしれないが、京都の若者は語尾に「け」をつけることが多いのだ。

他にも「今日はとても寒いですね」というのを各地の言葉で言うと・・・・・

       京都 「今日は寒い寒いねぇ〜」
       大阪 「今日はめっちゃ寒いなぁ〜」
       神戸 「今日はものごっつ〜寒いなぁ〜」

                                   ・・・・となる。これまた京都弁の特徴なの
だが、「寒い」という形容詞を2回連続で使うことにより、「very(とても)」という副詞の代用となる
ワケである。

                    ★     ★     ★

先日、高松で開催されたOFF会の翌日、ワタシは関西空港に移動予定だったのだが、ちょうど
ダン隊長は京都から車で来ていたので、ちょいと無理を聞いてもらい関空まで送ってもらった。
関西空港までは、まず高松から徳島方面に向い、淡路島を縦断した後で明石海峡大橋を渡っ
て神戸に上陸。その後、阪神高速神戸線から阪神高速湾岸線を経由して、およそ3時間ほどの
ドライブである。淡路島まではダン隊長が運転し、そこから関西空港まではワタシがハンドルを
握った。

さて、高速道路から次の高速道路へは普通は「ジャンクション」と呼ばれるポイントからスムーズ
かつノン・ストップでに乗り換えらえるものなのだが、阪神高速神戸線から湾岸線への乗り換え
はちょっと変則的で、まず一旦高速道路を降りて一般道を5分ほど走って湾岸線の入口(料金
所)まで行き、それから再入場することになる。ってことは、湾岸線の入口は神戸線からの乗り
継ぎ車だけではなく、一般道からの車も多数入ってくるワケだが、一般道からの乗り継ぎは当然
ながらここで高速料金を支払わなければならないが、乗り継ぎ車に関しては、最初に神戸線に
入る時に既に料金は支払っているので、タダで入ることができる。

順調にドライブを続けていた我々は地図と道路標識に従い、湾岸線に乗り換えるべく、一般道に
一旦降り、そして湾岸線入口料金所にやってきた。そこで料金所のオッちゃんに神戸線に入る
時にもらった領収書を見せると、「乗り継ぎ証は?」とのたまうではないか! 乗り継ぎ証???
なんじゃそれ? と思ってオッちゃんに尋ねてみると、とんでもない事実が発覚したのである!

オッちゃんの説明によると、阪神高速神戸線から湾岸線に乗り継ぐ場合には、1つだけとっても
大切なお約束があるそうなのだ。それは、最初に神戸線の入口で高速料金を支払う際に、後で
湾岸線に乗り換える旨を料金所のオッちゃんに申し出て、領収書と共に「乗り継ぎ証」ってのを
もらっておく必要があったのだ。この証書を後で湾岸線の入口の料金所で提示することによって
湾岸線にフリーパスで入れるというワケである。従って、万が一最初の段階でこの証書をもらい
忘れると、湾岸線の入口でまたお金を払わなければならなくなるのだ。ところが、そんなことなど
ぜ〜んぜん知らなかった我々は、「乗り継ぎ証」をもらわずに神戸線を降りて一般道を走り抜け、
湾岸線の入口料金所までやって来たというワケである。

「そうだったんですかぁ・・・・。じゃ、もう一度お支払いします」と言って、お金を差し出そうとした、
まさにその時、オッちゃんが一言つぶやいた。


       「もう、エエわぁ♪」

この「もう、エエわぁ」というセリフ、庶民的というか牧歌的というか、まさに関西弁の真の温かみ
を感じる言葉である。これが標準語で「もうイイよ」と言われたらどうだろうか? 何だか突き放さ
れたような感じと共に、まるでそこに上下関係・主従関係があるかのような錯覚にとらわれてし
まう。ところが関西弁だと、あくまでも対等の関係、家族感覚であり、まるで羽根布団で眠ってい
るかの如く、優しさに埋もれているような気さえする。我々はドライブの疲れも忘れ、その余韻を
味わいつつ、夕暮れの湾岸線を再び関空に向けて走り出した。。。。


追記
「何だかスゴク中途半端な終わり方だけど、今日の話の主題は何なの?」と思われた方も大勢
いらっしゃると思う。実は「関西弁はそんなに怖い言語じゃないよ」ということが言いたかった・・・
・・・・・・・・・ワケでもない。ホントはここからさらに「言語学概論」にまで話を発展させて行くつもり
だったのだが、夕飯の時刻になったので慌てて話を切り上げただけである。



皐月参拾壱日(土) 「似非禅問答」
今日からNZは3連休に入る。元々NZでは土日はどこの企業もお休みなのだが、それに加えて
月曜日はQueen's Birthday(日本で言うところの「天皇誕生日)」で休日となるため、3連休になる
ってワケである。にもかかわらず、ワタシは朝からデスク・ワークに勤しんでいる。なんて働き者
なのでしょう!!(自画自賛)

さてさて、今日は日本からNZに遊びに来ている知人と某ホテルで待ち合わせ、ランチを一緒に
とった。彼の職業は坊さん。「坊主と海外旅行」ってのも、何だか妙にアンバランスなような気が
するように思われる方もいらっしゃるかもしれないが、実はそうでもないのだ。例えば、日本でも
お馴染みの「西遊記」の中に出てくる三蔵法師などは、中国から天竺(今のインド)まで旅をして
いるし、日本でも空海や最澄など、数多くの坊さんが海外旅行を経験している。

もちろん彼らの場合は「観光旅行」ではなく、ヘタすりゃ命まで危ない「修行の旅」だったワケであ
るが、ワタシの知人はテラリーマン(京都にある某大手寺院に勤める「職業坊主」)なので、有給
休暇を利用して、思いっきり遊び目的でNZまでやって来やがった。しかも、遊びの内容ってのが
スノボーである! ったく、近頃の坊主にはロクなのがいない。

ワタシが彼と出会ったのは今から20年程前。詳しい経緯は忘れてしまったが、その当時お付き
合いしていた女性と、ある日なぜかデートで京都市内の某寺院を訪れた。そこで偶然出逢った
彼と、ワタシは「禅問答モドキ」をやらかしてしまったのだ。問答のお題は「暴力」の是非について
であった。「時として暴力も善となることがある」というワタシの主張に対して、彼の主張は「如何
なる場合でも暴力は悪である」というものであったのだが、以下、その時のやり取りである。

   ワタシ:   暴力が善だとまでは言わんが、「必要悪」って時もあるんじゃないの?
   坊 主:  それは違います。暴力は常に悪なのです。
   
ワタシ:  でもさぁ、言っても解からないヤツっているじゃない?
   坊 主:  いや、人間は絶対に話せば解かります。暴力は絶対にダメです。
   
ワタシ:  んなこたねーよ。話しても解からないヤツは横っ面の2〜3発、
          シバイた方がた方がイイときだってあるって。

   坊 主:  それはあなたの努力が足りないのです。人間は牛や馬とは違います。
          暴力を用いなくても、分かり合えるのです。
   
ワタシ:  んじゃさぁ、今、ここでオレがブチ切れして、アンタに殴りかかったら
          どうする? それでもジッと我慢して説得を続けるワケ?

   坊 主:  その時は・・・・・・殴り返します! 話しても解からないのだから、
          それは牛や馬と同じであり、殴ってもイイのです♪

自信タップリに答えた彼の表情は今でも鮮明に覚えている。これは決して「若さゆえの無知」で
あったワケではない。彼は元々アホなのである。ただし、一般人からすれば単なるアホかもしれ
ないが、ワタシにとっては「愛すべきアホ」であるはあるが。

現在、NZ南島にある「マウント・ハット」というとこでスキーを楽しんでいらっしゃる日本人観光客
の皆様、身長170cm、体重70kg、スキンヘッドで首から数珠をブラ下げてスノボーをしている
東洋人を見かけたら、ぜひ一度、禅問答をしかけてみて頂きたい。きっとスキー以上に楽しめる
と思う。



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©Knight Flight 2003. Presented By C-sama, Capt. Dan and Chocolist.