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11月11日(水)  「硬派・醤油論」

  日常生活の中で、どーも納得できないというか、許せないことが1つだけある!
  それはホカ弁の中の偉大なメニュー「のり弁」についてである。全国津々浦々
  どこのホカ弁でも、のり弁当を注文すると、必ずソースが付いてくるのである。
  思わず「どアフォ! なんでソースやねん!!」と叫びたくなってしまう。

  なぜ故にソースなのか、周囲の人々に尋ねてみたところ、皆さん口を揃えて、
  「そりゃ、のり弁についてる魚フライにかけるためじゃないかい?」という答えが
  返ってきた。なるほど! ここに根本的な誤解があったのだ!!

  実はワタシ、フライ物にも必ず醤油をかけて食べているのだ。イヤ、フライ物
  のみならず、添え物のキャベツのみじん切り、カレーや焼きソバに至るまで、
  すべて醤油一色なのである! で、こりゃワタシだけの性癖かと思い、慌てて
  調査をしてみると、関西地区ではわりとメジャーであることが判明した。

  ここで、ちょいと醤油の歴史を紐といてみると、今から3千年以上前の中国は
  周の時代に「醤(ひしお)」という醤油の原型らしき物が登場する。これは、鹿・
  うさぎ・鳥・魚などの肉を原料とした塩辛みたいなシロモノで、現在の醤油とは
  かなり異なっていたようである。それが、縄文時代末期から大和時代にかけて
  日本に伝わり、室町時代の初期になると、味噌を絞って液体状にしたのモノが
  調味料として使われ始め、さらに江戸時代初期には工業的に生産されるように
  なり、かなり一般にも広まってきたそうだ。ちなみに、この段階では、醤油は主に
  関西産が幅を利かせていたようで、江戸では地元産の倍以上の値段で取引き
  されていたようである。

  ところが江戸中期になると、関東産の醤油も巻き返しをはかり、味の方も江戸
  庶民の好みに合わせ、今日の濃口醤油に近いものが生産されるようになった。
  野田のキッコーマン、銚子のヤマサなどは、この頃からの老舗である。

  そして現在では、日本国内のみならず、アジアはもちろんのこと、欧米の各家庭
  でも人気を博し、今やパリにある有名な仏料理レストランの厨房にすら、醤油は
  常備されているのである。「仏料理と醤油」ってのも、何だか妙な感じの組合せ
  だと感じる人もいるであろう。が、キッコーマン醤油の海外版容器のラベルには、
  「All Purpose Seasoning(万能調味料)」と表示してあるのだ!!

              

  そう! 醤油は「万能」なのである!! 醤油は決して相手を選ばない。相手が
  誰であろうが真っ向から勝負ができる、実に頼もしいお方なのである。ところが
  ソースはどうか? なんかソースって野郎はいつもミョーにお高くとまっている。 

       フン! 醤油さんなんてさぁ、泥臭い田舎者じゃないのよ。
       私のような都会育ちとはセンスが違うのよ、センスが!!

   ・・・・・・と言っているような気がするのである。だからソースは必ず相手を選ぶ。
  つまり、ソースは自分が勝てそうな相手であるトンカツ君や焼きソバ君とは勝負
  するくせに、強敵である刺身や冷奴さんとは決して勝負をしようとしない、実に
  軟弱なヤツなのである!

  ・・・・と、妙に憤慨して醤油擁護論を展開しているのだが、別に知り合いや親戚
  に醤油会社に勤める人がいるワケでは決してない。単に親が醤油が好きだった
  のか、トンカツやカレーにも醤油をかけて食べていたのを見て育ったから・・・・・・
  それだけの理由である。(笑) チャン、チャン♪



■平成15年11月12日 「ごっこ論」

  え〜とぉ、まずは忘れないウチにお知らせから。サイトの更新情報ですが、
  これはすべて画面右上にある「info」のところをクリックして頂ければ掲載
  しておりやす・・・・ってなことで、これまた忘れないウチに、さっそく本日の
  話題に進もう!(笑)

  子供の遊びに「〜ごっこ」というのがある。誰でも一度はやったことがあると
  思う。大人になってからコレをやると、何かと問題がある場合が多いのだが、
  実はワタシは未だに、この「ごっこ」をやっている! イヤ、別にイヤラシイ系
  の「ごっこ」ではない。「パイロットごっこ」である。

  「フライト・シミュレーター(以下、‘FS’と略す)」というパソコン・ゲームがある。
  「なんだぁ、ゲームかよ!」と思われた方も多いと思うが、最近のゲームっての
  は妙にリアルなのである。ゲームに出てくる飛行機のコクピット内の計器類は、
  忠実に実物を再現しているし、飛行特性も見事に実機ソックリなのである!
  まぁ、リアルすぎて、一部のおバカさんたちが社会問題を起こしているのも
  事実ではあるが。。。

  特に最近になって目覚しく進化してきたのは、地上の景色である。まずは下の
  2枚の写真をご覧戴きたい。航空ファンの方ならスグにお分かりかと思うが、
  これは成田空港上空の写真である。左側の写真が実際の映像で、右側のが
  FSで同じようなアングルから撮影したものである。色彩などに若干の違いが
  あるものの、めちゃめちゃリアルだと思いません?

    
          実際の光景                      FSの光景

  「だから何?」と言われてしまうと、返す言葉はないのだが、お子ちゃま性格の
  ワタシとしては、理屈抜きにワクワク・ドキドキしてしまうのである。(笑) ほら、
  みなさんも経験ありません? 例えば、飛行機に乗っている時に、窓から見え
  る地上の風景が、当たり前の話だけど地図とまったく同じであることに、妙に
  感動しちゃうことって。それと同じノリなのである。

  自分の家の上空を、ノンビリとセスナで飛ぶなんてことは、現実には限りなく
  不可能に近いことであるが、FSならば手軽にそれが実現できる。みなさんも
  ぜひ一度、この「黄金の趣味」の世界に飛び込んでみては如何?(笑)



平成15年11月13日 「嫉妬論T」

  先日、友人の1人といろんな話をしているウチに、ミョーな相談を受けてしまった。
  友人は半年ほど前に念願の「マイホーム」を買ったのだが、その直後から周囲の
  人々から、「家を買ったことをやたらと自慢してやがる」とか、「態度がデカイ」など、
  やたら非難を浴びるようになってしまったそうなのである。友人の名誉のために
  云っておくと、彼は決して自慢したり、態度がデカイ人物ではない。それどころか
  むしろ控え目な人なのである。

  まぁ、早い話が「根拠のない単なる誹謗中傷」なのだが、本人は精神的にかなり
  マイっていて、せっかく手に入れた新居を、早々と手放すことまで考えているそう
  である。その場は何とか宥(なだ)めたものの、彼の心は晴れないままであった。

  後から、ワタシも自分なりにもう一度あれこれと考えてみたのだが、物思いに耽
  っているウチに、「結局、周囲の人々は彼に対していわゆる嫉妬をしているだけ
  なんじゃないかい??」という考えがふと浮かんできた。ところが、それと同時に
  「そもそも嫉妬って何ぞい?」という、ひじょーに素朴な疑問にもブチ当ってしまっ
  たのである。
 
  そもそも、どうして世の中に心理学とか精神分析学ってのが存在するかってーと、
  人間の心理ってのは非常に奥が深く、未だにそのメカニズム自体に明確な解答が
  得られないからであろう。太古の時代より、エラ〜い学者さん達が、あれやこれやと
  研究してきて、まだ解答が出ていない事柄を、ワタシのようなド素人が酔った勢いで
  能書きタレるのも不謹慎なことかもしれないが、まぁ、そんなことをイチイチ気にして
  いたら話がぜんぜん進まないので、ワタシのお家芸である大胆な仮説をバシバシ
  披露してくことにする。(あくまでもシャレだからね、シャレ♪ 笑)

  人はどんな時に嫉妬を感じるのだろうか? 一般的には、自分じゃ相手との間に
  何ら能力的な差はないと思っていた、いや、むしろ自分の方が優れていると思っ
  ていたのに、出てきた結果に予想外の差が生じていた時ではないだろうか??
  すべての面で相手より劣っていれば、嫉妬よりコンプレックスを感じるだろうし、
  また、あまりにも差が大きければ、逆に「憧れ」を感じる。例えば小学生からすれば
  イチロー選手はあくまでも「憧れ」であり、決して嫉妬の対象ではない。あまりにも
  能力の差が大きいからである。ところが、これがプロ野球の選手からしてみれば、
  思いっきり嫉妬の対象となりうるかもしれない。

  さてさて、前述のように「嫉妬」というのは、同じ土俵にいたと思っていた相手との
  間に、予想外の「差」が生じた時に湧き出てくるワケだが、当然ながら人は何とか
  この「理不尽な差」を埋めようとする。ところが、その方法には大きく分けて2種類
  ある。1つは自分が努力することによって自分の能力を向上させ、そして相手との
  差を縮めていく方法であり、もう1つは「相手の足を引っ張る」ことで相手の能力を
  下げ、その結果として「差」を縮めていく方法である。友人のケースで言うならば、
  根拠のない誹謗中傷をしていた人々ってのが典型的な後者のタイプである。
 
  ちなみに、ワタシ自身はどっちのタイプなのかというと、実はどちらのタイプでも
  ない。というか、どうもいわゆる「嫉妬」という感情が欠落しているフシがあるのだ。
  もちろん、日常生活の中で「エエな〜ぁ」とは思うことは多々ある。しかし、だから
  といって、それに対して「ムカつくぜ!」という感覚はまったくない。ガキっぽいの
  かもしれないが、後に続くのは「すげぇカッチョエエよなぁ♪」という感情だけであり、
  早い話が相手との「差」を縮める努力をしようなんて前向きな発想がまったくない
  のである!(爆)

  そう言えば、偶然にも高松に住む親友のパチK&パチ嫁夫妻も、いま新居を建築
  中である。もちろんワタシ自身にとってはマイホームなど「夢のまた夢のまた夢」。
  だからといって、パチK夫妻に対して嫉妬心なんざぁ微塵も感じない。ここで新居を
  構えることを教えてもらった時の、ワタシの心の動きを書き記すと・・・・

       おおおお! スゴイの〜〜〜ぉ! カッチョエエの〜〜〜ぉ!
                        ↓
         場所はどこなんやろ? 飲み屋の近くやったらエエなぁ
                        ↓
             できれば、空港からも近い方がエエのぉ
                        ↓
           ワタシの部屋はどのくらいの広さなんだろうか?
                        ↓
           クーラーだけはガンガン効くヤツをつけてもらわな
                        ↓
           オシ! とりあえず、おめでとうコールでもするか

                                    ・・・・・ってな感じである。

  恐らく、皆さんの中には、「‘ワタシの部屋の広さ’って、それどういう意味??」と
  思った方々も大勢いらっしゃっることであろう。フフフフフフ・・・・今回のパチK新居
  の話、ワタシにとってはメチャメチャ美味しい話なのである!! 
 
  実は高松にはワタシの実家もあるのだが、ここ10年ほど実家で寝泊りしたことが
  ない。別に親や姉と仲が悪いワケではないのだが、パチK夫妻と酒を飲んだ延長
  として、そのままパチK宅に泊まるのが恒例行事になっているのである。(ついで
  と言っては何だが、パチ嫁には洗濯もしてもらっている。笑)

  そんなこんなの事情があり、パチK邸が新築されるってことは、費用はじぇ〜んぶ
  パチK持ちで、ワタシの寝泊りする部屋も新しくなるということであり、実にメデタイ
  ことなのである! そら嫉妬も感じないわなぁ。(笑)

  事実、設計段階でパチ夫妻から何度もメールが入り、「今さぁ、設計事務所にいる
  んやけど、オッサンの部屋、どんな感じがイイ?」とか、「部屋に電話線ってやっぱ
  いる?」など、いろいろワタシの意見も聞いてくれていたのだ。

  ちなみに、「ワタシの部屋」に備え付けて欲しいモノとして、ワタシがパチKに出した
  リクエストは下記の通りである。
  
          1)ガンガン効くクーラー
          2)電話線(光ファイバー)
          3)ワイン貯蔵庫
          4)キャビア
          5)現金
          6)美女

  コレに対するパチ嫁の返事は、「ワイン貯蔵倉以外はすべてクリア」であった・・・。
  ホントに「美女」も備え付けてくれるんであろうか?? 期待してもイイのだろうか?
  これで部屋に入ってみたら、パチ嫁がいたなんてオチだったら、ワタシは容赦なく
  玄関から助走をつけて、必殺の飛び蹴りをブチかますつもりである!(笑)

  まぁ、嫉妬ってのは、ある意味では「向上心」の一種なのかもしれないが、方法論を
  間違えると犯罪行為になってしまうし、そもそも、その前にかなりカッチョ悪いんじゃ
  ないかと思う。(特に男の場合) それよりも、素直に他人の幸福を喜んであげた方
  が、なんとなく爽やかではないか・・・・・・・・・・・・と、書くのが面倒臭くなってくると、
  すぐに強引なマトメをしてしまういつものワタシであった。(笑) 続きはまた明日!



平成15年11月14日 「嫉妬論U」

  チッ! カッコつけやがって・・・・・・・・日常生活の中で時々耳にする言葉だが、
  このセリフ、同性に対して言う場合と、異性に対して言う時では、その意義って
  のが随分と異なってくるような気がする。

  まず異性に言った場合だが、これは「根拠のないことを自慢するなよ!」、又は
  「ぜんぜん似合ってないことをするなよ!」というのが、その主旨であり、かなり
  合理的な根拠に基づいて発せられ、嫉妬的な感情は少ないように思う。

  ところが同性に対して言った場合、一見すると合理的根拠があるようだが、よく
  検証してみるとそれらは思いっきり主観的な物ばかりで、さらに奥深くまで調べ
  てみると、どーもその根底には「嫉妬」ってのが漂っている場合が多いのだ。

  結局、同性から「カッコつけやがって!!」ってセリフが飛び出した時ってのは、
  その人の心の中には「カッコイイなぁ・・・・・羨ましいなぁ・・・」という感情と共に、
  昨日の徒然で述べたように、同性という同じ土俵にいながら、出てきた結果に
  何らかの「差」が生じていることに対して「ムカつく!」という感情も芽生えており、
  黙ってるのも癪(しゃく)なので、何とも中途半端な「カッコつけやがって!」という
  セリフが出てくるってワケだ。(・・・・と、勝手に結論付けてみる)
 
  ワタシからすれば、「カッコイイなぁ」と思ったのなら、それを素直に表現した方が
  よっぽど健康的だと思うのだが、ここで「嫉妬」の第二の特徴である「隠匿性」とい
  うものがそれを邪魔することになる。もし、明らかに嫉妬していると思える人間に、
  「あんた、それって嫉妬じゃないの?」と聞いてみたら、恐らくほとんどの人が即座
  に、「嫉妬なんかしてないよ!」と答えるであろう。そりゃ、別に自慢できるこっちゃ
  ないし、隠したくなる気持ちは解らないでもないが、本人が必死で否定すればする
  ほど、滑稽というか、ワタシ的には何だか妙にカワいく思えてしまう。

  ところで話はコロッと変わるのだが、ワタシは天然パーマのせいか、ストレートの
  人にスゴク憧れてしまう。男でサラサラの髪をしている人を見かけると、「おおぉ!
  カッチョエエ!」と無意識のうちにつぶやいてしまうし、また最近、ミョーに髪の毛の
  量が減ってきたせいか、フサフサの友人なんかには、「ねーねーぇ、ちょっとくらい
  髪の毛を分けてくれよぉ♪」と素直にお願いしている。(もっとも、それが聞き入れ
  られたことはないが。。。) そもそも、羨ましいと思ったことや、カッコイイと感じた
  ことを黙っていられる性格ではないのだ。(笑)

  さて昨日の徒然で、「嫉妬とは同じ土俵にいたと思っていた相手との間に予想外
  の差が生じた時に湧き出てくる感情」と、私なりの解釈を書いた。この「差」っての
  には、「相対差」と「絶対差」の2種類がある。「相対差」ってのは自助努力により、
  ある程度は縮めることが可能な差のことである。例えば、デブで悩んでいる人が
  いるが、ダイエットすりゃ必ず痩せるはずである。コレに対して「絶対差」というの
  は、その人の努力ではどうしても縮めることのできない差のことである。例えば、
  年上の女性を好きになったとしよう。ところが不幸なことに、その女性の好みって
  のが年上の男性だった場合、本人が如何に努力しようが、戸籍上の年齢を上げ
  るなんてことはできない・・・・つまり、どうあがいても、その女性より年上にはなれ
  ないワケである。これが絶対差である。

  これまでは諦めるしかなかった「絶対差」であるが、最近になってこの絶対差って
  のをかなり無くすことが可能になってきた。例えば、「顔がデカイ」なんてのは、昔
  であれば絶対差だったのだが、今じゃ整形手術でかなり改善されるようになった
  し、天然パーマだった縮毛強制パーマでサラサラ・ヘアに変身することができる。
  ちなみに自助努力の嫌いなワタシではあるが、この縮毛強制パーマにはかなり
  の興味を覚え、さっそくチャレンジしてみた。で、その結果だが、確かにサラサラ
  にはなったのだが、何だか「コレって岩に張り付いたワカメ??」みたいな感じで、
  自分が期待していたモノとは、かなりカケ離れた結果になってしまい、早い話が
  大失敗であった。

  で、次なるワタシの「絶対差への挑戦」は何かというと、視力矯正手術である!!
  手術をした人々は「人生が変わった!」とか、「今までお金をかけてきた中で最も
  満足した」など、割と肯定的な意見が多いのだが、一方で医学関係者は「眼科医
  は視力矯正手術しない」「臨床データがまだ出揃っていないので時期尚早」など、
  慎重な意見が多く、非常に悩むところではある。絶対差を縮めるつもりが「致命的
  な差」になってしまうのも困るし・・・・まぁ、別に目のイイ人に対して嫉妬してるワケ
  でもないし、それほど悩むことじゃなか。(笑)

  てなことで、そんなことで嫉妬の内容をよくよく吟味してみれば、ほとんどの場合は
  絶対差ではなく相対差なワケなんだから、根暗な方法で相手の足を引っ張ったり
  するよりか、「ワハッハッハ! そいつぁメデタイぜ、親分!」と、明るくふるまった方
  が、ストレスのない人生を送れるんじゃないかってのが、ワタシの見解である。
  (相変らず、ゴーインな結論だよなぁ・・・・笑)



■平成15年11月15日 「国民性あれこれ」

  上智大学の渡部昇一教授によると、ある国民の特徴を見るとき、彼らが「何の
  前において万人は平等だと考えているか?」と云うことが、大いに参考になる
  そうである。例えば、キリスト教圏では、「万人は神の前において平等」であり、
  またローマは「万人は法の前において平等」という建前があった。では日本は
  どうかというと、歴史的に見ると「歌(和歌や短歌)の前に平等」であったという。
  確かに、万葉集や古今和歌集などに載ってる和歌の作者というのは、天皇や
  時の権力者から一般庶民に至るまで、バラエティーに富んでいるし、現在でも
  新年に皇居で開催される「歌会始め」には、誰でも参加できる・・・・と、いきなり
  アカデミックに話を始めると、後が続かないので、もっとワタシらしく、軽いノリで
  話を進めることにする。(笑)

  昨日は天気が良かったので、街中のOPEN カフェで昼食をとった。OPENカフェ
  ってくらいだから、とーぜん屋外にあるワケである。賑やかな通りを行き交う人々
  を見ながら飲むビール・・・もとい! 通りを行き交う人々を見ながら食べるランチ
  ってのも、なかなかオツなもんである。カフェの隣りにはパンティング(川下り)で
  有名なエイボン川が流れ、そのほとりには、観光名所の1つである南極探検で
  悲劇の死を遂げたスコットの像が建っている。まぁ、早い話が、ワタシは観光地の
  ど真ん中で昼のひと時を過ごしていたワケである。

  初夏の太陽を浴びながら、ボケーっと絶えることなく訪れる観光客客の団体を見
  ている内に、ワタシはとある大発見をしてしまった!(←いつもながら大袈裟。)

  NZは治安が良いこともあり、最近はやたらとご年配の旅行客が多い。日本から
  はもちろんのこと、韓国や中国、タイやシンガポールなど、アジア諸国からの団体
  客が特に多いのが特徴である。で、その団体客を観察していると、同じアジア圏
  とは云え、各国で行動パターンにかなり特徴があり、特にオヤジ連中の仕草にゃ
  非常に興味深いものがあった。

  例えばスコット像の前に立ち、ガイドさんの説明を聞くときの姿勢だが、日本人の
  オヤジ連中は、たいてい腕組みをして話を聞いている。ところが、これが韓国人の
  オヤジになると、ほとんど全員がジャンパー(ブルゾンってゆーんでしたっけ?)の
  ポケットに手を突っ込んで聞いており、中国系のオヤジは後に手を回し、腰の辺り
  で手を組んでいるのだ。そーいや、プロ野球中継を観ていても、星野監督ってのは
  たいてい腕組みをしているが、王監督は後に手を回している印象があるよなぁ。

  次にオバちゃんの場合だが、日本人のオバちゃんは、ほとんどがウエスト・ポーチ
  または小型リュックなのだが、韓国人のオバちゃんは手提げタイプが多い。そして
  中国系のオバちゃんは、バッグを肩から幼稚園掛け(斜め掛け)で持っている人が
  大半であった。まぁ、これも一種の「国民性」ってヤツなのかもしれない。

  ところで、それよりも何より、アジア圏のみならず、世界各国の50歳以上のオヤジ
  連中に共通する特徴として、どーして海外旅行の際に野球帽をかぶって行くので
  あろうか? 何かそうせざるを得ないような理由でもあるのであろうか? 外務省
  あたりから、「海外では野球帽をかぶること」という行政指導か何かがあったので
  あろうか? そんなことを考えていたら、アッという間に昼休みが終わってしまった
  とさ。チャン、チャン♪ (笑)

               



■平成15年11月16日 「朗報じゃ〜〜〜ぁ! ん?」

  仕事柄、飛行機によく乗ることもあり、各航空会社のクルーに知り合いが多い。
  そんな中に、某S航空のCAとして活躍するAちゃんがいる。ご存知の方も多い
  と思うが、S航空というのは美人のクルーが多いことで有名である。もちろん、
  Aちゃんだって飛び切りの美人である!(本人の許可がありゃ、写真公開したい
  くらいである)

  そのAちゃんから、昨日、全国1000万人にも及ぶ「航空オタク」を狂気乱舞させ
  るようなメールが届いた!! 実は最近、Aちゃんに新しい彼氏ができたそうなの
  だが、その彼ってのが、な、ナント、筋金入りの航空オタクなのだそうだ!!


      


  Aちゃんの彼氏ってお方は、旅行の際にはバシバシ飛行機の写真を撮りまくり、
  しかも、超大量の飛行機に関する記事を、几帳面に整理整頓して持ち歩いて
  いるそうなのである! さらに、どうやらスッチーにはまったく興味がないらしく、
  機内においても、その関心は100%内装やサービスに向いているというのだ。
  こりゃどー考えても、JISマーク付、ウール・マーク付の航空オタクである!!!
  にもかかわらず、美人スチュワーデスのAちゃんのハートをGETしたのだ!


      


  ハイハイ、暗い部屋の中で、机の上のPCに向かって、「ケッ! スッチーなんて
  そんなもん、単なるウエイトレスじゃん。別に付き合いたいなんて思わないネ!」
  などとブツブツ言ってるアナタ! まぁ、そんなナイフみたに尖らずに、ここは1つ
  大人になって、笑顔で続きを読みましょうや。(笑)

  以前、この徒然草において、ワタシは「オタク=モテない君である!!」などと、
  誠に失礼なことを書いてしまったが、これはカンペキに間違いであった。謹んで
  全国1000万人の航空オタクの皆様にお詫び申し上げます!


      


  これまで、「航空オタク」と言えば、「日陰者」と言うか「変質者」というか、とにかく
  ネガティブなイメージに満ち溢れており、正当な国民感情からすれば、「んなもん、
  航空オタクに彼女ができるワケがないやんけ!」というのが正直なところであろう。
  しかも、航空オタクが「天空の花」であるスチュワーデスと付き合える確率なんて
  のは、天王寺動物園のゴリラが司法試験に合格するよりも難しいことであるとされ
  ていたのは、周知の通りである。その意味でも、Aちゃんの彼氏は、まさに世界初
  の成功例として、ギネスブックに申請できるほどの快挙である! 彼氏殿、あなた
  はエライ! 航空オタクの鑑です!! 


       


  全国の航空オタクよ! もう何も恐れることはない! 我々はついに愛と自由を
  勝ち取ったのである!! これからは自信を持って日向を歩こうではないか!!
  そして、ハリキッてスチュワーデスさんにアタックしようではないか!!!・・・・・・
  と、ワタシはコーフンしながら一気にここまで書き上げていた。

  と、そのとき、Aちゃんから続報のメールが入ってきた。メールには彼氏の簡単な
  プロフィールが書いてあった。ナニナニ? 身長は180cmで体型は普通。東大の
  法学部を卒業して、某一流企業に勤務。非常に清潔で、1日に2度はシャワーを
  浴び、淡い色のカラーシャツを着こなすオシャレな人? な、ナニそれ? じゃぁ、
  つまり何かい? 「航空オタクがモテた」ってワケじゃなくて、「元からモテてた男が
  たまたま航空オタクだった」ってことかい?? 今さらそりゃないぜ〜ぇ、旦那!! 
  私たち善良なる一般の航空オタクの未来はどうなるワケ? 愛は? 希望は??

  ワタシを含む全国1000万人の航空オタクのみなさま・・・・・・・・


           

           

           

           


  まぁ、やっぱり以前の徒然で書いた通り、「賢さ」と「清潔さ」ってのは、モテるため
  の必須条件のようである。もちろん、この場合の「賢さ」というのは、単純に学歴を
  意味するのではなく、話題の豊富さや周囲への心配りといったことを含めた「賢さ」
  であることは言うまでもない。さらに「清潔さ」というのは基本中の基本で、「ワタシ
  は夏場でも1週間は風呂に入らなくても平気!」って方は、この時点で「モテたい」
  などという野望は諦めた方が良さそうである。

  さてとぉ、そろそろ風呂にでも入って、その後、読書でもしよっと♪(爆)



■平成15年11月17日 「黄金のババア伝説!」

  去る9月、ワタシは「出稼ぎ」のため日本に10日ほど滞在した。いつものように
  シンガポール航空を利用し、関西空港には午前8時過ぎに到着。これまたいつ
  ものように、そそくさとホテル日航関西空港にチェックインし、熱いシャワーを浴
  びて深夜便での疲れを癒していた。

  すっかりリフレッシュした後、ベッドでウトウトしていたら、突然ケータイ電話に姉
  からメールが入ってきた。

     「ババアが全身大ヤケドで緊急入院した。至急連絡されたし!」
      ※注 「ババア」とは、ワタシと姉の間では、母親のことを指す代名詞である。

  「寝耳に水」とはまさにこのことである! ワタシは慌てて姉のケータイに電話を
  してみたのだが、病院の中にいるのかつながらない。ワタシはとりあえず「ケガ
  の詳細を送られたし!」とメールを送り、さっそく母親の入院する高松日赤病院
  に急行した。途中、姉から続報を伝えるメールが届いたのだが、どうやら台所で
  家事をしていて、ガス・レンジの前で何かを拾おうとしてしゃがみこんだ際、袖の
  部分が火にかけていた大型のヤカンの注ぎ口に引っかかってしまい、沸騰した
  お湯を頭から浴びてしまったとのことであった。

  病院に到着し、5Fにある集中治療室に向かうと、年老いた母親が全身を包帯に
  包まれて苦しんでいた。顔はパンパンに腫れている。ワタシはもう泣けて泣けて
  仕方がなかった。

  集中治療室というのは、大きな1つの部屋の中央に看護婦の詰め所があり、そこ
  を中心として、簡易パーテーションで区切られた部屋が10室ほどあった。もちろん
  どの部屋も重症患者ばかりで、あちこちから付き添いの人のすすり泣く声が聞こえ
  てくる。そのような環境の中で、担当の医師からは、「かなりの重症です。年齢的な
  こともあり、何が起こっても不思議ではありません」との説明を受けた。

  面会は家族であっても1日2回・1回につき10分以内であった。当然ながらワタシ
  は毎日お昼と夕方の2回、欠かさず面会に行った。しかし、容態は一行に改善の
  兆しを見せず、ワタシはヘコみにヘコんでいた。

  そして4日目。昼の面会に出かけてみると、それまでずっと目を閉じて(というより
  顔面が腫れて目が開けられない状態だった)横たわっていた母親が、少しだけで
  はあるがベッドを起こし、その顔にはようやく笑顔が戻っていたのである! この日
  の医師の説明によると、ようやく危機的な状態は脱し、これからはみるみる回復し
  ていくであろうとのことであった。
  
  しかし「みるみる回復するだろう」と言っても、母親は72歳である。子供に比べりゃ
  劇的な回復が期待できるハズもない。前日までに比べれば多少は安心しつつも、
  心の中ではワタシは密かに長期戦を覚悟していた。

  ところがである! 同じ日の夕方、夜の部の面会に訪れたワタシは、まさに信じら
  れない光景に遭遇してしまったのである!!  いつものように丁寧に手を洗って
  消毒してから集中治療室に入ると、母親の部屋の方から、なんだか低い唸り声が
  聞こえてくる。母の容態が急変したのか??  ワタシは慌てて母のベッドに駈け
  寄ってみた。そして、愕然としてしまった。


           

           


  ナント、阪神・巨人戦のナイター中継を観ていたのである! 念のためもう一度
  言うが、そこは集中治療室の中である。周囲のベッドには意識不明の危篤状態
  に陥ったような重体の患者ばかりである。 そのような環境の中、こともあろうに
  ベッドの横にテレビを置き、ナイター中継を観ていたのである! ったくフザけた
  ババアである。ワタシはもちろん怒って注意をした。しかし、ババアは反省するど
  ころか、「別に私が頼んだワケじゃない。看護婦さんが‘何もすることがないから、
  退屈でしょ?’と言ってテレビを持ってきてくれたので、せっかくの好意を断るのも
  悪いから観てた」と、ヌカしやがったのである!

  さらに姉から聞いたところによると、ババアは医者には「台所でメロンが落ちたの
  で拾おうとしたら、袖がヤカンに引っかかった」と説明していたそうだが、姉が後で
  現場検証したところ、ガスレンジの前にメロンなど落ちてなかった。それどころか、
  台所のどこを探してもメロンはない。そのことをババアに問い質すと、「イヤ、実は
  メロンじゃなくて、ゴミを拾おうとして、ヤカンに引っかかったのよ♪」と告白した。
  重体患者として救急車で運ばれ、生命の危機に晒(さら)されながらも、「見栄」を
  はるべきところは、キッチリ見栄をはるあたり、実にババアらしいと思った。(笑)
  
  その後、ババアは医者の予言どおり「みるみる回復」し、入院から約1ヶ月という
  短期間で奇跡のカムバックを成し遂げたのであった。

           母上様、あなたはワタシの自慢の母親っす!(笑)

  PS  ちなみに、ババアはその後も数々の黄金伝説を築き上げてきたらしいの
     のだが、それについては、また日を改めて報告する。 



■平成15年11月18日 「従業員を見れば・・・・」
  
  今や我々の日常生活の中で切っても切れないモノってのは多数あるが、その中
  でも、比較的歴史の浅いのが「ファーストフード・レストラン」と「コンビニ」である。
  
  両者の最大の特徴は、全国どこの店に入っても、1)均一価格、2)均一サービス
  3)均一品質という点である。徹底した「マニュアル化」により、商品だけではなく、
  従業員でさえも、すべて「均一」に管理されているのである。

  有名な話だが、某大手ハンバーガーチェーンのメニューの中には、価格0円という
  商品が1つだけある。それは「Smile(笑顔)」である。店頭カウンターの上に掲げて
  あるメニューボードには、ちゃんと「Smile・・・・¥0」と表示されてあるのだ。ワタシ
  からすれば、「笑顔」なんてのは絶対にマニュアルで教えられるものではないと思
  うし、事実、その店にいる従業員のワザとらしい笑顔には、苦笑を禁じえない。

  時々、レストランに営業時間や定休日などの問い合わせをするために電話をかけ
  ることがある。その際、こっちが「お忙しいところ申し訳ありません。ちょっとお尋ねし
  たいのですが・・・・」と言った途端、急に不信感丸出しの暗い声で、「あ、はい・・・・」
  という店員がいる。あれはどうにかならんもんかなぁと、いつも思ってしまう。どうして
  そこで堂々と明るい声で「はい、どうぞ♪」と言えないのだろうか? 営業と言うのは
  この問い合わせの電話の時点で始まっている。顔の見えない相手に安心感を与え
  る方法は声のトーンしかない。その唯一の手段を、イキナリ暗い声で出てどうする!
  と言いたくなる。で、案の定、そんな店に行ってみたら、清掃は疎かだわ、味は酷い
  わ、慇懃無礼だわで、ワザとらしい笑顔だわで、散々な目に遭うことが多い。

  それでも、笑顔のある店ってのはまだマシかもしれない。いつも思うことなのだが、
  コンビニの従業員ってのは、どうしてあんなにも無愛想なのであろうか? どこの
  店に行っても、いつもダルそうな声で「いらしゃいませ」「有り難うございました」と声
  をかけてくる。少なくとも、これまでのワタシの経験では、コンビニで明るい笑顔の
  店員に出会ったことは一度もない。

  もちろん「バイトだから仕方ないんじゃないの?」という意見もあるであろう。しかし
  バイトか正社員かというのは、その店員と会社の雇用関係であって、我々客側の
  知ったことではない。むしろワタシは「コンビニ店員無愛想症候群」ってのは、店員
  そのものよりも、「オーナーの質」ってのが大きく影響しているのではないかと思う。

  ご存知の通り、コンビニの大半はフランチャイズである。つまり「コンビニを経営して
  みたい」と思った人が、コンビニ管理企業にお金を支払ってノウハウ教えてもらい、
  商品の仕入等も嘱託、そして、その企業の看板で店をOPENさせる代わりに、売上
  の中から Royalty (使用料)を支払うという仕組みであり、早い話が各コンビニには
  それぞれのオーナーがいるワケである。

  従って、どんなバイトを雇うかというのは、もちろん各オーナーが面接をして決める
  ワケであるが、ここでオーナーのPresonal Philosophy(個人哲学)、つまり「何を優先
  順位の2位にして商売を行うか」、もっと言うならば、「何を大切にして生きているか」
  というのが、そのまま従業員の接客態度に強く反映されているのではないかと思う。
  「優先順位の2位」と書いたのは、当然ながら商売である以上、「利益の追求」という
  のが優先順位の1位にくることは明白だからである。実際、明るい店員のいる店の
  オーナーはスゴク明るいし、また勤勉なバイトのいる店のオーナーは、やっぱり勤勉
  である。

  航空系の掲示板に寄せられる投稿を読んでいると、日系の某航空会社のCAさん
  ってのは、非常に慇懃無礼というか、そのまま無礼というか、とにかく愛想がない
  という話が多く寄せられている。ひょっとしたら、ここもオーナーが悪いのかもしれ
  ない。(笑)



■平成15年11月19日 「歴史万歳! Part 1」

  長〜〜い1日が終わり、布団にもぐり込んでから実際に眠るまでの時間、皆さん
  は何をされているであろうか?? 寝つきが異常に悪いワタシは、いつも布団の
  中に入ってから実際に眠り始めるまで、軽く2時間はかかってしまう。自宅にいる
  時ですらコレなのだから、出張先のホテルなどでは、3〜4時間かかることも珍し
  くない。そのせいか、この時間を利用しての読書がスッカリ習慣になってしまった。
 
  出稼ぎで日本に戻った時など、少なくとも30冊、多い時には100冊以上の書籍
  を買い込んでNZに持ち帰る。その内容だが、以前は断然ノンフィクション作品が
  圧倒的に多かったのだが(特に航空関係)、先輩に直木賞作家の浅田次郎氏の
  作品を薦められてからは、小説やエッセイも頻繁に読むようになった。そして最近
  のワタシの大流行、つまり「マイブーム」ってのが歴史関係の書籍である。

  歴史とえいば、学生時代は最も苦手な教科の1つであった。小中高を通じて興味
  を持ったことなど1度もなく、単に「暗記ばかりさせられるのツマラナイ教科」という
  印象しかなかったのである。例えば、「1600年・関ヶ原の戦い」ってくらいは、こんな
  ワタシでも知ってるし、「1603年・徳川家康が江戸に幕府を開く」ってゆーのだって
  知っている。しかし、「じゃ、どーして関ヶ原の戦いが起こったの?」と聞かれてしま
  うと、「えーと、そのつまり何だ、みんな天下を取りたかったからじゃないかい??」
  ってなことしか言えなくなってしまう。まぁ、そんなこと知らなくても、年代さえ覚えて
  おきゃ、そこそこ点数が取れてしまうところに、現在の歴史教育の問題点があるの
  かもしれんが。。。。

  大人になってからも、やっぱり歴史にはサッパリ興味が持てなかった。よくNHK
  の大河ドラマで、「春日の局」だの「葵・徳川三代」だの、歴史物をやっているが、
  これがまたどーしようもなく苦手だった。そもそも「歴史」ってのは、当たり前の話
  ではあるが、「事実の積み重ね」のハズである。事実以外の何かが入ってしまう
  と、その時点で虚構になってしまう。大河ドラマってのは、いわゆる「事実」として
  判っている、ある1つの事柄(結果)から、絶対に次の判っている事実(結果)の方
  に向かうよう、脚本が書かれている。まぁ、当然といえば当然なのだが。ところが
  そこの部分が、ワタシには大いに気に入らないのである!

  例えば、ある数学の問題があったとして、答えが「12」になることだけが解ってい
  るとしよう。どういう問題なのかは誰も知らない。勝手に予想することが許される
  のであれば、問題例は無限に考えられる。「1+2+3+6」だったかもしれないし、
  「6×2」だったかもしれない。いや、もっと複雑な問題だったかもしれないワケだ。

  この「12」という解答の部分に当るのが、歴史で言うなら「関ヶ原の戦い」であり、
  「どうして関が原の戦いが起こったか?」いう部分が、数学の問題の部分にあた
  るワケである。つまり答えが12になるところから、どんな問題であったかを勝手
  に予想したのと同様に、「どうして関ヶ原の戦いが起こったか?」などというのは、
  結果から考え出された推定でしか答えようがない。そしてとにかく関ヶ原の戦い
  が勃発するような推理(数学で言うところの問題例)を考えれば良いのだから、
  それこそ、解答例は無数あるはずである。ということは、大河ドラマのストーリー
  ってのも、そんな問題例の1つに過ぎないのである。にもかかわらず、それをあた
  かも「歴史的事実」であるかのように放映しているところが、好きになれないんだ
  なぁ、これが。(笑)

  そんなこんなで、大河ドラマを見てたら、ついつい「ホンマに家康が、そんなセリフ
  ゆーたんけぇ!」とか、「そら家光の考えじゃなくて、ジェームス三木のオッサンの
  考えやろ!」などと、やたらとツッコンでしまい、しまいには真剣に観ている周囲の
  人々からヒンシュクを買ってしまうのである。(笑)

  そんなワタシが「歴史に目覚めた」のだから、これはかなりの大事件である!!!
  で、なぜ目覚めたかと言うと、実は先ほどの先輩から頂いた1冊の本がキッカケに
  なったのである。                           

                                         (明日の徒然に続く)



■平成15年11月20日 「歴史万歳! Part 2」

  ワタシを「歴史大好き野郎」へと変身させた一冊の本・・・・それは明治図書から
  出版されている「最新国語資料」という本である。まぁ、早い話が中学生の学習
  教材として出版されている資料集である。これを某先輩から頂戴し、夜な夜な
  枕元で読んでいるウチに、すっかりハマってしまったのである。(笑)

  皆さんも覚えがあると思うのだが、中学時代、国語とか社会とかの授業の際に、
  教科書と平行して、この資料集をよく読まされたものである。多少は知恵を巡ら
  してビジュアル的に編集されているせいか、教科書に比べりゃ、ちったぁ〜読む
  気になる本ではあったが、それでもやはりツマラナイ本の1つであったことには
  変りがなかった。ところが、いま読んで見ると、これが結構オモシロイのである!

  ちなみに、この先輩から頂いた本は、「国語資料集」ってくらいだから、もちろん
  日本文学史を中心に書かれている。もちろん、単に作品を紹介するだけではなく
  その作品が書かれた当時の文化・習慣・風俗などに関する資料も多数掲載され
  ていて、読むと言うよりは見ているだけでも楽しめる。学生時代と異なって、別に
  誰から強制されたワケでもなく、また必死で暗記する必要もないので、心に余裕
  を持って読めるのもまたイイ感じである。

  で、この資料集を見ているウチに、まずは「万葉集」ってのに興味を覚え始めた。
  ここでワタシのお家芸である覚えたばかりの知識をひけらかして、ちとウンチクを
  述べると、「万葉」というのは、「たくさんの歌」とか「後の世にまで伝えるべき歌」と
  いう意味らしい。全20巻の中に約4,500首の歌が収められていて、その作者って
  のが、天皇や貴族から兵士や無名の農民に至るまで、実にバラエティーに富んで
  いる。言ってみりゃ、「日本文学全集」の中に「M氏の事件簿」が掲載されるような
  モノであり、実に長閑(のどか)な時代というか、まさに「歌の前には皆平等」という
  ことなのであろう。

  また歌の内容だが、これが現代人にも通ずる心境を歌ったものや、現在でも我々
  が目にすることができる山河の光景を歌ったものも多く、遥か1,300年の時を越え、
  我々に熱く語りかけてくるのである・・・・と、話がアカデミックというよりは、だんだん
  ツマラナイ方向に行き始めたので、ここで軌道修正をしよう。(笑)

  来年のNHKの大河ドラマは「新撰組」だそうである。実は先日、日本に戻った際、
  本屋さんで大量に購入したのが新撰組関連の書籍であった。別に特に意識して
  買ったワケではなく、たまたまその本屋さんで「新撰組フェアー」ってのをやってい
  たからである。てなことで、ワタシは今、かなりの「新撰組オタク」になっている。

  さてさて、大河ドラマの方であるが、新撰組局長であった近藤勇役には、スマップ
  の香取慎吾クンが抜擢されたが、ちとミス・キャストのような気がしてならない。
  ご存知のように「新撰組」というのは、江戸時代末期、まさに風前の灯火(ともしび)
  となっていた幕府の護衛軍団みたいな存在で、主に京都の治安にあたっていた。
  当時の京都は、幕府を倒そうとする長州藩や土佐藩出身のテロリストがウヨウヨし
  ており、テロを含む殺人が日常茶飯事であった。

  そのような物騒な世の中において、新撰組も毎夜毎晩のように切った張ったを繰り
  返し、また新撰組自体の掟(おきて)も異様に厳しく、もし敵から背中に刀傷をつけ
  られたり、また新撰組からの脱退を企てようものなら、容赦なく切腹を命じられたと
  言う。

  そんな殺伐とした時代にあり、「新撰組局長」という立場上からも、まさに「殺気」に
  満ち溢れた人生を送り、最期は35歳にして斬首の上、晒し首にまでされてしまった
  近藤勇の役を慎吾クンにやらせるのは、ちと酷であろうというのが偽らざる心境で
  ある。彼にはこんなドロドロした役よりも、現代ドラマでもっと明るい役をしたほうが
  その持ち味が出るんじゃないだろうか??
  
  まぁ、歴史に興味を持ってきたとはいえ、いや、歴史に興味を持ってきたからこそ、
  また来年の春になったら、きっとワタシは今まで以上に大河ドラマ「新撰組」を観な
  がら、脚本を書いたオッサンに対して、「オマエ、実際に見てきたんかい!!!」と
  ツッコミを入れていることであろう。(笑)



■平成15年11月21日 「歴史万歳! Part 3」

  さて、2日間に渡って歴史に対するワタシの考えを書いてきたワケだが、あまり
  にもウダウダと書きすぎたため、イマイチ主旨が自分でもよく解らなくなってきて
  しまっているので、ここでちょっと説明不足だった点を補いながら、マトメをして
  みることにした。(笑)

       1)歴史(又は歴史学)ってのは、基本的に「事実の積み重ね」であり、
         科学的かつ客観的なものでなくてはならない。

       2)しかし、何百・何千年も前の事実(出来事)を、1日単位で忠実に
         再現することなど不可能である。

       3)となると、ある事実と別のある事実の間に、どのような隠された
         事実があったのかということは、「推理」に頼らざるを得なくなる。

       4)単純に「推理」と言っても、前後の事実関係を充分踏まえた上で、
         「合理的根拠」に基づいた推理でなければならない。

       5)「合理的根拠」と言うのには、物証による「科学的根拠」、各種の
         文献資料による「状況的根拠」、さらには現在の政治的思惑から
         くる「イデオロギー的根拠」の3つがある。

       6)物証による科学的根拠は、極めて事実に近い推理が行える。
    
       7)しかし、これが文献資料になると、その解釈によっては、まったく
         正反対の推理(学説)が出てきてしまう。

       7)さらに「現在の政治的思惑からくるイデオロギー的根拠」になると、
         それを主張している本人達にとっては非常に「合理的根拠」である
         のかもしれないが、実際には事実の歪曲や捏造などが頻繁に行わ
         れる場合もあり、真実とは掛け離れた推理になってしまう。

       8)結局、明確なのは「1600年、関ヶ原の戦いが起こる」とか、「1603年
         徳川家康が江戸に幕府を開く」など、結果的事実だけである。

       9)結果的事実と別の結果的の間の説明は、上記でも述べたように
         各自の「推理」である以上、その数は無数に考えられる。

      10)無数にある以上、それを推理することはロマンに満ち溢れた作業
         であるかもしれないが、学問として成立させるには、かなりの困難
         が伴なう。

      11)「困難」だと思った時点で、ワタシ的にはガッツを失ってしまう。

      12)さらに「事実」かどうか断定すらできないような推理を、ウダウダと
         勉強すること自体、なんだか非常に面倒臭かった。

   ・・・・・・・・・と、まぁ、ざっとこんな感じの考えから、ワタシは歴史が好きになれな
   かったのだ。(笑)
   
   ところが、昨日の徒然でも述べたように、「文学」という、ワタシにとっては意外
   な方向からのアプローチにより、小難しい理屈は抜きにして、何となく「歴史」が
   好きになってしまったワケである。

   歴史が好きになってくると、今度は歴史的建造物ってのにも興味が湧いてくる。
   何がスゴイって、1300年以上も前の木造建築物「法隆寺」が現存していることで
   はないであろうか? 世界には古代遺跡が数多くあり、建築物も数多く残されて
   いる。しかし、そのほとんどは石の建造物である。身もフタもない言い方になって
   しまって恐縮だが、石でできた建造物ってのは、別に「野ざらし」にしておいても
   残ることは残る。ところが木造建造物ってのは、ちゃんと管理・保存しておかない
   と、必ず壊れ落ちてしまう。つまり「法隆寺」ってのは、千数百年の長きに渡って
   各時代の人々によって守られてきたということである。(事実、保存管理の良さ
   を示す例として、法隆寺建立に関わった大工の名前も記録に残っているそうだ)

   さらにスゴイのは、ナンたって建立当時と同じ目的で現在も使われていることだ。
   建立当時も寺であったし、現在も法隆寺は現役の寺である。これは世界史上に
   おいても、実に類稀(たぐいまれ)なことではないであろうか?
   
   ・・・・てな感じで、どんどんと興味が広がってくると、それに比例して古(いにしえ)
   の文化への夢も広がる。これがずーっと続いて、最終的にはもっともっと「歴史」
   ってのを勉強したくなり、やがては「邪馬台国論争」のような感じで、自分の推理
   というか自説を持ち始め、最終的には歴史学者になるのかもしれない。

   なるほど! 「歴史はロマンである」と言った歴史学者がいたが、それはこーゆー
   ことだったのか・・・と、勝手に納得している今日此頃であった。チャン、チャン♪



■平成15年11月22日 「イケメン 」

   みなさん、「イケメン」って単語をご存知だろうか?・・・・・などと聞かれなくても、
   もはや日常語として定着した感のあるイケメンなのだが、実はワタシ、本当に
   つい最近まで、この単語を知らなかったのである! で、早速インターネットで
   調べてみたところ、「イケてる男、モテる男」という解説がなされていた。恐らく
   イケメンの「メン」の部分は、英語の「Men」と日本語の「面(つら・・・顔)」を引っ
   掛けているのであろう。
   
   「イケてる」という言葉も、この3〜4年で流行りだした用語だが、その語源であ
   る「いける」という言葉自体は、かなり古いというか立派な日本語である。恒例の
   「三省堂・ネット版大辞林」によると、「いける(行ける)」というのは、「行く」という
   動詞の可能動詞形で、「物事をうまくこなす」とか「酒や料理等の味が相当良い」、 
   そして「酒を相当量飲むことができる」という意味がある。そういえば、「この酒は
   なかなかイケるな。」 「あらら、旦那も相当イケる口ですな、アハハハハ」なんて
   オヤジ的な会話を、誰でも1度や2度はした覚えがあると思う。

   さて話を本題に戻して「イケメン」についてであるが、つい先日、Yahooニュース
   を観ていたら、国内の某航空会社で「イケメン乗務員によるサービス」というのが
   あったそうだ。客室乗務員をすべてイケメンで固めた特別フライトで、女性客から
   も大好評で、ほぼ満席状態だったそうである。またマスコミ自体も、かなり好意的
   に報道していた。

   ここでゴクゴク普通のオヤジであるワタシは、ふと疑問が沸き起こってしまった。
   もしこれが、「美人客室乗務員によるサービス♪」と銘打ったフライトであったら、
   マスコミはどのように反応したであろうか? いや、マスコミがどうたらこうたらと
   言うよりも、世間はどのような反応を示したであろうか?? 恐らくワケの解らん
   婦人団体から、「女性蔑視である!」なんてクレームがついたことであろう・・・・・
   と、また本題から話がズレそうなので、強引にイケメンの話に戻そう。(笑)

   実はワタシ、イケメンと呼ばれる方々に対して、わりと好意的である。(誤解のな
   いように先に述べておくが、ワタシは決して「その気」があるオヤジではない!)
   俳優の唐沢寿明さんとか風間トオルさん、それからキムタクなんか、男のワタシ
   から見ても、「おおおおお! カッチョエエ!」と思うワケである。(くどいようだが、
   神に誓ってワタシは「その気」というのは一切ない)

   ちと古いところでは、高倉健さんなんかも「イケメン」じゃないかと思う。健さんの
   場合には、容姿もさることながら、やっぱ雰囲気が実にカッコイイ。現時点での
   方向性は540度ほど異なるが、ワタシもあーゆー感じで歳をとりたいよなぁ〜と、
   思わず憧れてしまう。

   そう言えば、草刈正雄さんも、かなりイケメンだと思う。ところが、知人の女性の
   話によると、今は頭がすっかりハゲあがり、昔の面影はゼロだそうだ。やっぱり、
   男はハゲるとオシマイなのであろうか? しかし、ハゲってのはデブとは異なり、
   決して日常生活の不摂生から発生したものではないハズである。それなのに、
   なぜ故、言われなき差別を受けなければならないのだろうか?・・・と、またまた
   本題からズレてしまたった。

   どうやら「イケメン」ってのは、オヤジ族にとっては基本的に語りにくい話題なの
   かもしれない・・・。(笑)



■平成15年11月23日 「イケマン 」

   昨日の徒然では「イケメン」について書いたが、イケメンってのがあるのだから、
   その逆の概念があったとしても、何の不思議もないはずである。「男女平等」の
   思想から云っても、イケメンの女性版が必要であるということは、万人の認める
   ところであろう(・・・と思う)。
   
   てなことで、まずはその名称から決めなくてはならない。昔、「あげまん」という
   映画が流行ったことがある。「あげまん」とは「上昇気運の女性」という意味で、
   あげまんの女性と付き合うと、男は出世していくそうである。これにあやかって、
   「イケマン(イケてるウーマン」というのを、この徒然草の中では仮称として使う
   ことにする。何となく卑猥な感じがしないでもないが、あくまでも「仮称」ってこと
   で気にしないでほしい。(笑)

   まずは話の取っ掛かりとして、芸能人の中でワタシ的には「イケマン」だと思って
   いる女性、まぁ、平たく云えば、ワタシ好みの女性を列記してみると・・・・
  
      ●歌   手      和田アキ子 高田みずえ 
      ●女   優      大場久美子大先生 荻野目慶子 石田ゆり子
      ●スポーツ      田村亮子 陣内貴美子 益子直美 伊達公子
      ●お笑い系      柴田理恵 久本雅美

                                  ・・・・・・と、こんな感じになる。

   ハイハイ、分ってます、分ってます! 皆様がPCの前での「え〜〜〜〜〜ぇ!」
   と叫んでいる姿が目に浮かんでくるよなぁ。(笑)  確かにいろんなご批判もある
   でしょうし、ご不満もあるでしょう。 しかーし! ワタシ的にはかなりイケてる女性
   たちばかりなのである!

   まぁ、比較的問題の少ない女優部門は横においといて、歌手部門とお笑い部門
   の補足説明をしよう。 まず和田アキ子さんだが、ナンと言ってもあの「豪快さ」が
   大好きである。言いたい事があれば、その本人の前で正々堂々と云うってところ
   が実にイイ! 世の中には男のクセに陰でコソコソとしか相手を非難できない奴
   も多い。何がキライと云って、そのような卑怯な奴がワタシは一番キライである。
   「単に和田アキ子は男勝りなだけじゃん!」と言ってしまえば、そうなのかもしれ
   ないが、ワタシは和田さんに対して人間として共感する部分が多い。

   次に高田みずえさんだが、結婚と伴に芸能界をアッサリ引退したところがステキ
   である。そーゆー意味では、山口百惠さんなんかもステキだと思う。和田アキ子
   さんにしろ高田みずえさんにしろ、何となく「武士道」に通じるような、あっさりとし
   たその「潔(いさぎよ)さ」みたいなところが大好きなのである

   次にお笑い部門の柴田理恵さんと久本雅美さんだが、分をわきまえたところが
   実に魅力的である。確かに両女史は決してビジュアル系ではないかもしれない。
   しかし、なんか新幹線の中で偶然に隣り合わせになったとしても、芸能人面して
   威張ったりせず、普通に接してくれるようなイメージがある。だから大好きなので
   ある。

   そしてスポーツ部門の方々だが、やっぱりスポーツをやっているだけありまして、
   皆さん実に笑顔がステキである。あの爽やかな笑顔を見ているだけで、ワタシ
   は何だか幸せな気分になってしまうのである。もちろん、あの笑顔の背景には
   ツライ練習の日々があったに違いない。それを乗り越えてきた人だけが知って
   いる「強さ」と「優しさ」みたいなものをスゴク感じるのだ。

   で、最後に女優系の皆様だが、これが実は一番根拠が希薄なのである。(笑)
   まぁ、敢えているならば、「整った顔立ちだなぁ・・・・」と、漠然と思っているので
   ある。

   ちなみに、ワタシは高校時代、大場久美子大先生の大ファンであった!!!!
   ワタシの故郷・高松では、ワタシが高校生の頃、毎朝9時から「コメットさん」の
   再放送をやっていた。ワタシは毎朝このドラマを観てから学校に行っていた為、
   毎日遅刻していた。無論、定期試験の最中ですらも、この習慣を欠かしたことは
   1度もない。(自慢!)

   で、社会人になってからの話であるが、実はワタシは大場久美子大先生に握手
   してもらったことがあるのだ!(自慢Part2) ワタシは以前、京都・太秦に住んで
   いたことがある。ここは東映の映画撮影所が近いこともあり、芸能人に遭遇する
   機会がやたらと多いことでも有名である。

   ある日、行きつけの飲み屋のカウンターで、マスターとウダウダと話をしている
   時に、たまたまワタシは自分が大場久美子大先生の熱烈なファンであったことを
   しゃべった。そしてマスターに「もし、大場久美子大先生がこの店に飲みにきたら、
   速攻で連絡してね♪」と、冗談の延長で話していた。

   そして翌日の夜、ワタシは神戸で開催されていた某会議に出席していたのだが、
   途中休憩の際に、ロビーでタバコを吸っていたら、突然ケータイ電話が鳴り響き、
   誰かと思ったら、その飲み屋のマスターが慌てた声で、「お、大場久美子さんが
   今、ウチの店に来てますよ!」と連絡してきてくれたのである。

   ワタシ、もちろん公約通り、適当に理由をつけて会議をスッぽかし、名神高速を
   F1レーサー並みのスピードで駆け抜けて太秦に戻りました、ハイ。(爆) これぞ
   元祖「マニフェスト」である。(笑)

   大場久美子大先生は、スタッフの方々と撮影の打ち上げで来られていたようで、
   その場に乱入してサインをもらうのも失礼なので、打ち上げが終了するまでジッ
   とガマンし、帰り際に緊張した面持ちで、「あ、あの・・・・・もしお時間があったら、
   さ、サインを頂けますか?」とお願いしたのである。もちろん大場久美子大先生
   は爽やかな笑顔で「イイですよぉ♪」と云いながら、色紙にサインをしてくれた。
   そして最後に握手までしてもらったワケである!(←完全に鼻が広がっている)

   ・・・・と、ふと気がつくと、相当量の与太話を書いてしまった。どうやら「イケマン」
   ってのは、オヤジ族にとっては基本的に語り易い話題なのかもしれない・・・。(笑)



■平成15年11月24日 「活力源」

   よく人から「毎日サイトを更新するって、すごく大変じゃないですかぁ?」と尋ね
   られることがある。特にこの平成徒然草の文章量を見て思うらしい。本来なら
   ば、ここで「エエ、そうなんですよ。でも毎日楽しみにしてくださっている方々も
   大勢いらっしゃるみたいだし、そのことを思うと怠けてなんかいられません!」
   と答えるのがスジなのだろうが、実はぜんぜん大変じゃないのである。(笑)

   「ネタばらし」になってしまうが、実際のところサイトの更新にかけてる時間って
   のは平均すると45分くらいである。その内訳は徒然草の執筆に約25〜30分、
   残りがその他のコーナーの更新作業である。徒然もこれまでは先に原稿用紙
   に草稿を書いてからタイプしてたのだが、今では直接タイプするようなった為、
   かなり時間を短縮することができた。

   「でも文章量が・・・」というが、別に博士論文を書いているワケじゃないし、単に
   ふと思ったことをウダウダと書いているだけなので、これまた全く苦にならない。
   元々が「この題で何か書け!」と言われりゃ、ホイホイ書くのが好きな性分だった
   こともあり、むしろ書くこと自体はストレス発散になっているくらいである。皆さん
   の中にもMSNメッセンジャー(チャット)ってのをやったことがあると云う方が大勢
   いらっしゃると思うが、あれで30分もチャットすれば、その文章量ってのは相当
   な量に達すると思うが、まさかそれを苦にしている方などいないであろう。それと
   まったく同じである。

   もちろん徒然を書く上で、技術的に気をつけていることはいくつかある。例えば、
   「メッセンジャー」とか「ストリート」などの外来語、それから「慇懃無礼」や「矛盾」
   などの単語が行末にくる場合、単語の途中で改行してしまうと読みづらくなると
   思うので、そのようなことのないように、その前の文章を調節したりとかすること
   なんかはある・・・と、ここまで書くのにタバコを吸いながら約10分かかった。(笑)

   デザインとか技術的なことは、すべてダン隊長がしてくれるし、徒然で使う資料
   や文章の校正はチョコリスト女史がしてくれているので、ワタシ的にはすごーく
   ラクというか、毎日更新するのが楽しくて楽しくてしかたがない。まぁ、趣味って
   のはそんなモンなのかもしれない。例えば、ジョギングを趣味っちゅーか日課に
   している方も大勢いらっしゃるが、それこそワタシからすれば、「毎日ジョギング
   するって、スゴク大変じゃないですか?」と尋ねたくなる。(笑)

   あと、口の悪い人からは「毎日更新するなんてヒマやなぁ」なんて云われたりも、
   する。ハイ、めちゃめちゃヒマです!(爆) ワタシ、ダメなんすよねぇ、仕事以外
   のことをする時間が1分もないって生活。やっぱり1日最低でも1時間くらいは
   遊ばないと、どんどんアホになってしまうような気がするのだ。

   サイトの更新と寝る前の読書・・・・これがワタシの趣味であり、明日への活力源
   なのである。(ハイ、これで18分! 今日は速かった。笑)




■平成15年11月25日 「ゲーノー人・遭遇録」

   先日の徒然でも書いたが、以前、京都・太秦(うずまさ)に住んでいた頃、ほぼ
   毎日のように仕事帰りに近所の飲み屋に寄っていたのだが、東映の撮影所が
   徒歩5分くらいのところにあったため、ゲーノー人を含む映画関係のお客さんが
   非常に多かった。(もちろん今でも多いと思う)

   そんなワケで、ワタシも数多くのゲーノー人を飲み屋さんで見かけたことがある
   のだが、もちろんワタシの最大の自慢は、大場久美子大先生にサイン&握手を
   してもらったことであるのは既に述べた。デヘヘヘヘヘ・・・・・・実はそれ以外にも
   自慢のネタがあるのだ! ワタシ、飲み屋のトイレ(小用)で偶然に伊藤四朗さん
   と隣り合わせになり、用を足しながら握手をしたことがあるのだぁ!!!!(爆)
   伊藤四朗さんも良い意味で「その辺にいる陽気なオヤジ」って感じで、すご〜く
   好感を持ってしまった。

   それから西田敏行さんとも、太秦にある某割烹のカウンター席で隣り合わせに
   なったことがある。まだ早い時間だったこともあり、他にお客さんは西田敏行さん
   を除いて誰一人としていなかった。そのせいか、西田さんの方からワタシに話し
   掛けてきてくれ、確か釣りの話で盛り上がったと思う。西田さんもまた良い意味
   で「その辺にいる気さくなオヤジ」って感じがして、大いに好感を持った。

   さらに、船越英一郎さんともテーブル席で隣り合わせになり、気さくに話かけて
   頂いたことがあるのだが、ワタシ、申し訳ないことに、その当時は「船越英一郎」
   なる俳優を知らなかったため、本人を目の前にして「出張か何かでこちらにお越
   しになられたんですかぁ?」などと、トンでもなくマヌケな質問をしてしまったのだ。
   それでも船越さんは嫌な顔1つせず、苦笑しながら「ええ、そうなんですよぉ」と
   答えてくれた。実にイイ人である。

   その他には、島木譲二(吉本新喜劇の俳優)、安部譲二、安岡力也、真田広之、
   名古屋章、南豊和の各氏を太秦界隈の飲み屋で目撃したことがある・・・・・って
   オヤジばっかりやん!(爆)

   あ、でも女優のぉ・・・えーと・・・・名前を忘れてしまった・・・ほら、オロナイン軟膏
   のCMやドラマで検察医の役をやった美人女優・・・・イカン・・・・ぜんぜん名前が
   出てこない・・・まぁ、イイや! とにかくその人とは、人1人がやっと通れるような
   京都・西院界隈の裏道でスレ違ったことがある! つまりその方との推定距離は
   10cmほどしかなかったのだ!!(←これは自慢できる?)

   ところで、ワタシは飛行機には割とよく乗る方だと思うのだが、機内や空港とか
   でゲーノー人と遭遇したことってのは数えるほどなしかない。この前、羽田空港
   内の喫煙コーナーで一服しながら、ふと隣りの男性を見たら、ダチョウ倶楽部の
   肥後ちゃんだったのと、今から10年ほど前、那覇空港内の売店で少年ジャンプ
   を立ち読みしてる元横綱の北尾孝司さんを目撃したのと、あとはChristchurch
   空港内のBarで歌手の「もんたよしのり」さんと遭遇したくらいである。ちなみに、
   もんたさんは周囲にいた日本人観光客の女性達から頻繁にサインを求められて
   いたのだが、その度に「うん、エエよぉ♪」と、気軽に応じていた。傍で見ていても、
   とっても気のイイ、大阪のにーちゃんだった。

   でも、よくよく考えてみたら、別にゲーノー人と遭遇していないワケのではなく、
   たぶんワタシの場合には、遭遇しているのだろうけど、余りにも芸能界に疎い
   ため、気がついていないだけなのかもしれない。特に若い女優や歌手のこと
   など、まったく分らない。「名前だけは知っているけど、顔は知らない」って人が
   ほとんどなのである。ワタシのアイドル知識は、キャンディーズで停止している
   のだ。これを人は「オヤジ症候群」と呼ぶんだろうなぁ・・・・。(笑)

   PS  今、ちょっと不安になったのだが、「キャンディーズ」って知ってますよね?
      ま、まさか若い方はご存知ないとか??



■平成15年11月26日 「SARSのその後は?」

   11月も残すところ数日となり、いよいよ年の瀬が近づいてきた。年末になると
   新聞・テレビなど各メディアがこぞってやるのが「2003年10大ニュース」という
   企画である。あの手の番組の主旨が一体何なのかは分らないが、表向きの
   主旨としては、「今年1年をもう一度ふり返ることより、来年に向けての新たな
   目標を明確にする」と云った感じなのだろう。しかし、実際には「一般大衆が
   持っているであろう好奇心(野次馬根性?)を挑発して視聴率を上げる!」と
   いうのが本音なのかもしれない。

   まぁ、メディアの思惑はさておいて、「今年1年をふり返る」というのは、確かに
   非常に意義深いことではある。なぜなら、起こった当時は冷静さを失っていて
   客観的に見ることができなかった事柄も、時間を置くことによって、極めて正確
   な判断ができるようになるからである。

   今年1年を振り返ってみて、やはり上半期における最大のニュースはSARSの
   大流行であろう。このことについては、今年の春、まさにSARSがアジア各地で
   猛威を振るっていた最中に、徒然でも書いたことがある。その時に書いた内容
   の主旨は「確かにSARSの流行は由々しき問題ではあるが、それと同等、いや、
   場合によってはそれに以上に大問題なのが、SARSに対する無知と偏見に基く
   一般大衆の行動であり、それを煽動しているメディア・行政官・医療関係者の
   言動ある。従って、SARSのような死亡率の高い疾病に関しては、主観を一切
   排除し、事実を重視した客観的な報道に徹するべきだ」というものであった。

   SARSの沈静化と伴ってマスコミ報道も激減し、今では仮に報道されたとしても
   「ベタ記事」扱いである。もっとも、これから冬にかけてインフルエンザの流行が
   予想されていることもあり、11月に入ってから多少は報道数が増えてはいる
   のだが、それでも以前のような「ヒステリックな報道」と云うのはさすがにない。
   要はマスコミにしてみれば、「既にニュース性はない」との判断なのであろう。
   彼らは我々一般大衆が「飽きっぽい」ことなど重々承知しているのだ。
   
   しかし、逆にマスコミが云うところの「ニュース性」を失ってからのSARS関連の
   報道の方が、非常に冷静で客観的であるのも実に皮肉な話ではある。以前は
   愚かにもマスコミの挑発に乗ってしまった、ごくごく一部のバカな行政官や医療
   関係者が、「SARSは非常に恐ろしい病気で、ヘタすれば人類滅亡につながる
   可能性すらある」などと、散々人々の恐怖を煽っていたのだが、最近ではその
   姿もすっかりマスコミ報道から消えてしまった感がある。早い話が、彼らの存在
   もまた、マスコミからは「ニュース性がない(=利用価値がない)」と判断された
   のである。

   そもそも行政に携わる人間や医学に携わる人間が、軽々しく「恐ろしい」などと、
   感情的価値判断を示す形容詞を使うべきではない。その時点で冷静さを失って
   いる証拠である。そのような形容詞を多用していた人に限って、今ではSARSの
   話題などコレっぽっちも出していない。あそこまで人々の恐怖を煽ったのであれ
   ば、継続して様々なデータを基に見解を発表するべきである。少なくとも、SARS
   ワクチンの臨床実験が、来月から北京と広州で行われることに関してのコメント
   なり解説くらいはせよ。 「煽る」だけならマスコミでもできる。「怖がる」だけなら
   我々一般大衆(素人)にもできる。
   
   「マスコミの節操の無さ」や「一般大衆の好奇心」を今さら糾弾したところで、何の
   意味もない。しかし、それらの挑発に乗り、煽動を幇助してしまった一部の行政官
   及び医療関係者には猛省を求める必要がある・・・・・・・と書いたところで、自分の
   ことを「論理的である」と信じて疑わない彼らに、「猛省」など到底無理な話なのか
   もしれない。

   くどいようだが、私は「SARSなんて大した病気ことはない」などと云うバカなこと
   を言っているのではない。間違いなくSARSは感染力が強く、致死率も高い危険
   な病気である。だからこそ、マスコミ及び専門家の方々には、感情に流され易い
   我々一般大衆とは異なり、より冷静な対応をしてもらいたいだけである。さらに
   言うならば、SARS問題のようなことは、決して「ブーム」のような一過性の報道
   をするべきではない。もっと腰を据え、途中経過を含め、じっくりと継続的に報道
   すべき事柄である。つまり一次・二次情報を伝えて終えるのではなく、世界的な
   流行が終息した後も、画期的な治療法や予防法が確立されるまで、定期的に
   最新情報を伝えてこそ、意義ある報道と言えるのではないだろうか?



■平成15年11月27日 「空の旅」

   航空系掲示板などで、「飛行機に乗る際の服装」について討論がよくなされて
   いることがある。まぁ、一応は公共の乗り物なのだからして、「奇抜な服装」で
   乗るのはどうかとは思うが、「気楽な服装」ってのはぜんぜんOKなんじゃない
   かと思う。これは別に利用クラスには関係ない。「清潔さ」と「最低限のモラル」
   さえあれば、どのような服装で乗るかは、個人の裁量範囲に任せるべきだと
   常々から思っている。

   そのせいか「ファーストクラスやビジネスクラスに乗るというのに、Gパンなんて
   モッてのほか。ブレザーにネクタイ着用が当たり前!!」なんて投稿を読むと、
   思わず、「そりゃ、ちょっと期待し過ぎだぜ、旦那!」と云いたくなる。(笑) 実際
   ファーストクラスにネクタイを締めて搭乗しているなんて、日本人のオヤジくらい
   のモンである。ほとんどの欧米人は、Gパンにノーネクタイのカラーシャツ、その
   上からジャケットをひっかけ、足元はスニーカーかカジュアル・シューズである。
   上下を高級スーツでバシ〜ッとキメ、飛行中もその姿でいる欧米人など、少なく
   ともワタシのこれまでの経験では見たことがない。

   ちなみにワタシはどんな服装で乗っているかというと、実に「やる気のない服装」
   で乗っていることが多い。具体的に言うと、個人的に一番好きなのは、スウェット
   の上下にサンダル姿である。まぁ、言ってみれば、よほど「旅慣れ」をしているか、
   バカかのどちらかである。(笑) しかし、国内線ならいざしらず、10時間を越える
   ような長距離フライトに、スーツ姿で乗る方がどうかしていると思う。航空会社の
   中には、乗客にパジャマをサービスしてくれるところもある。そのような航空会社
   を利用する際には、たまーにスーツ姿で搭乗することもあるが、やはりそれでも
   いつも着慣れた自分のスウェットの方がリラックスできるし、到着後すぐに仕事
   が待ち受けている場合など、いかに機内で体調を整えるかが重要なポイントに
   なってくるのだから、その基本は「リラックスできる服装」じゃないかと思う。

   そう言えば、遥か昔、ワタシが初めて海外に行った時の服装もスウェット上下
   にサンダルだったと思う。確か大韓航空で大阪伊丹空港からオーストラリアの
   ブリスベンに飛んだのだが、経由地であるソウル・金浦空港のゲート近くにある
   カフェで、ビール片手に新聞を読みながらブリスベン行の飛行機を待ってたら、
   やたらと日本人客から声をかけられ質問された。

      ・ちょっとよろしいですか? 実はこれからロンドンに行くんですけど、
       空港から市内までどのくらい時間がかかるもんなんでしょうか?」

      ・あの〜ぉ、スミマセン・・・・免税品の受け渡し場所ってのは、どこに
       あるんでしょうかぁ・・・。

      ・余ったウォンを日本円に両替するのは、日本の銀行でもできるん
       ですか? レートはどうなるんですかねぇ??

   こっちは生まれて初めての海外旅行であり、そんなことを知ってるはずもない。
   しかし、日本人観光客たちの目には、スウェットの上下にサンダルという軽装で、
   しかもビール片手に新聞を読んでるワタシの姿は、どう見ても「旅慣れた青年」
   にしか映らなかったのであろう。

   もちろんワタシは、「いや〜ぁ、実はワタシもこれが生まれて初めての海外旅行
   なんで、ぜんぜん解らないんですよぉ」と答えたのだが、最初は誰もが「そんな
   イジワル言わないで、教えて下さいよぉ。」とか「またまた冗談ばっかり言って!」
   などと言っていたのだが、ワタシが「いや、マジマジ!! ホントに今回の旅行が
   デビュー戦なんですよ」と云うと態度がコロッと変り、まるで上野動物園のパンダ
   でも見るようにワタシのことを見つめていた。そして、しまいには先輩風を吹かせ
   て、旅のアドバイスまでしてくれた。(笑)

   でも、あの頃はホントに航空知識など皆無だったこともあり、いま思えば笑い話
   のようなことも多々あった。先ほど書いたデビュー戦の続きになるが、ワタシが
   買ったのは大韓航空のチケットである。ウブなワタシは当然ながら大韓航空に
   乗ってブリスベン(AU)に行くんだと思ってたし、事実、伊丹空港からソウルまで
   は大韓航空であった。ところが、ソウル〜ブリスベン間はニュージーランド航空
   との共同運航便であったため、便名には大韓航空の名前がついていたものの、
   機材及び乗員はニュージーランド航空であった。(当時、ニュージーラド航空は
   ソウル発ブリスベン経由のオークランド行ってのを運行していた。)

   しかし、「共同運航」などという言葉自体まったく知らなかったワタシは、搭乗券
   に書かれたゲート前に行った途端、氷ついてしまった。案内板には大韓航空の
   便名が表示されているのに、そこに駐機しているのは他社の飛行機! しかも
   これがカンタス航空であれば、オーストラリアの航空会社であるから、まだ理解
   できたのだが、こともあろうにニュージーランド航空なのである!! 

   もちろん、即座に近くにいた係員に尋ねたみたのだが、英語が不慣れなのか、
   無愛想なのかは解らないが、「ノープロブレム!」としか答えない。一瞬にして
   ワタシの心の中は絶望感に支配されてしまった。ところが、ワタシは性格的に
   緊張感ってのが3分以上持続しないとう妙な特技を持っていた。言ってみりゃ
   「子供のケンカ」と同じで、泣いてからが強いのである!!  「まぁ、間違えて
   NZに行ったら行ったで、どうにかなるか・・・」ってな感じで、アッサリと納得して
   しまった。(笑) 無論、飛行機は予定通りブリスベンに到着し、荷物もちゃんと
   出てきたのだが、いま思えば、随分アホみたいなことで悩んでいたんだなぁ・・・
   と苦笑してしまう。

   そんな赤っ恥体験を今でもハッキリと覚えているせいか、ワタシは海外で困って
   いる日本人にはやたらと優しい!(爆) たぶん彼らの姿の中に、過去の自分を
   見出しているのかもしれない。



■平成15年11月28日 「ラーメンの魔性」

   ラーメン・・・・聞いただけで生唾がゴクリと出てしまうほど、実に説得力ある
   食べ物である。恐らく日本人の中でラーメンを1度も食べたことがないという
   人はいないだろうし、「ラーメンだけは苦手だ!」って人もほとんどいないで
   あろう。そりゃ、「醤油味が一番!」とか「とんこつ味だけはダメだ・・・・」など
   味の好や、「太麺・細麺」や「ちぢれ麺」など、麺の好みとかはあるかもしれ
   ないが、ラーメン自体は老若男女にかかわらず、日本人の間では圧倒的な
   人気を誇っている。

   その昔は「ラーメン専門店」なんてのは、ほとんどなかったと思う。少なくとも
   ワタシの故郷・高松にはなかった。やっぱ高松じゃ圧倒的にうどん屋さんが
   幅を利かしていたのである。じゃぁ、ラーメンが食べたい時にはどうしていた
   かというと、家でインスタント・ラーメンを食べるか、外であれば大衆食堂で
   「中華そば」を食べるか、屋台で食べるしかなかった。(もちろん中華料理屋
   でも食べられたと思うが、大衆食堂と比べると高かった)

   ここで毎度お馴染みのウンチクを少しだけたれると、屋台のラーメン屋さん
   ってのは圧倒的に細麺が多いのだが、その理由をご存知であろうか?(笑)
   実は極めて単純な理由なのだが、麺が細いと茹であがりが早いからだそう
   である。つまり、茹でる時間が長いということは、それだけお湯を沸かすのに
   燃料代がかかってしまい、儲けが少なくなるからなのである。「経費の削減」
   ってワケだ。

   ところで、中華専門店を除いてファミレスでメニューにラーメンがあるとこって
   のはスゴク少ないような気がする。少なくとも「すかいらーく」や「ガスト」には
   レギュラーメニューとしてはなかったと思うし、「デニーズ」には一応あるみた
   いではあるが、1種類だけである。これほど日本人の間で人気メニューである
   にもかかわらず、どーしてファミレスにラーメンがおいていないのか、おじさん
   は考えてみた。

   タバコを吹かしながら5分ほど考えて出た結論は単純明快であった。たぶん
   誰も注文しないからであろう。(爆) ファミレスの雰囲気に「ラーメン」ってのは
   絶対に似合わない。イヤ、別に店側が威張った態度で、「ウチのイメージには
   合いませんなぁ、フン!」と云っているワケではなく、お客の方があの雰囲気の
   中では食べる気がぜんぜんおこらないのではないだろうか?

   ラーメンってのは清潔感タップリの環境よりも、少々小汚いくらいの環境の方が
   似合っている。ファミレスの壁をゴキブリが這っていたら、ほぼ100%のお客さん
   が文句を言うと思うが、これがラーメン屋さんだと、「まぁ、仕方ないかぁ・・・」と
   諦めがつく。ビールのグラスが少々汚れていても、ポケットからティッシュを取り
   出して自分で拭いてしまう。ましてや、屋台のラーメン屋なんざぁ、客の方だって
   ハナっから「食品衛生」なんてもんは期待していない。ある意味、思いっきり危険
   な食べ物であるにもかかわらず、やっぱり月に何度かはラーメンが食べたくなる。

   下の4枚の写真をよーくご覧いただきたい。最低でも3分間は凝視してほしい。
   ほーら、今日のお昼か会社の帰りにラーメンが食べたくなってきたでしょ?(笑)
   これが「ラーメンの魔性」ってヤツである。チャン、チャン♪

         
      Silver Kris lounge (シンガポール)        8番らーめん(バンコク)

         
          店名不明(シドニー)           味千(福岡・キャナルシティ)



■平成15年11月29日 「カレーの魔性」

   カレーライス・・・・聞いただけで生唾がゴクリと出てしまうほど、実に説得力
   ある食べ物である。(爆) 恐らく日本人の中でカレーライスを1度も食べた
   ことがないという人はいないだろうし・・・・以下略。
   
   まぁ、実際の話、カレーとラーメンは、どちらも日本人の間では絶大な人気を
   誇る料理であることは間違いない。だが両者の間には決定的な違いがある
   のだ。それはラーメンは極めて「受動的な食べ物」であるのに対して、カレー
   ってのは実に「能動的な食べ物」であるという点だ。言葉を換えて言うならば、
   「他力本願のラーメン vs 自力本願のカレー」ってことになる。
   
   もっと解りやすく説明しよう。昨日の徒然を読んだ後、急にラーメンが食べたく
   なったという方も大勢いらっしゃると思うが、その時の心情をよーく思い出して
   頂きたい。「ラーメンを食べたい!」と思った次の瞬間、心の中に去来したのは
   「おっしゃ! 〇〇軒に食べに行こっと♪」って具合に、外食することを前提とし
   て計画を練っていたのではないだろうか? つまり他人の作った料理を黙って
   食べるという、あくまでも「受け身」の形であり、決して自分から積極的に調理
   に関わることはない。

   ところが、これがカレーの場合だとどうなるかと言うと、「カレーが食べたい!」
   と思ったら、恐らくほとんどの人は「家で食べる」ことを前提としており、その時
   心の中に浮かぶのは、「おっしゃ! 今日は美味しいカレーを作るぞぉ♪」という
   燃える闘志なのである。つまり、非常に前向きというか積極的なのだ。

   もちろん男性の中には、「いや、オレは独り暮らしだし料理はしないよ」という人
   もいるだろうが、そんな人は話の都合上、ヒジョーに具合が悪いので、しばらく
   席を外してちょーだいネ。(笑)

   まぁ、自分自身が作らないとしても、もしNHKの「ためしてガッテン」なんかで
   「美味しいカレーを作る秘訣」なんて特集をしてたら、きっと母親とか嫁さんに
   「美味しいカレーを作るコツはさぁ・・・・」なんて、ウンチクを垂れるハズである。
   これもやはり「能動的」な行動と言える。いくら料理番組で「美味しいラーメンの
   作り方」なんてやってても、まさかラーメン屋さんで「オヤジ、美味しいラーメン
   のコツってのはな・・・」なんて能書きをコクやつはいない。あくまでもオヤジが
   作ったラーメンを黙って食べるという受動的な行動に徹するハズだ。

   さてさてカレーってのは家で食べるのが基本であることから、各ご家庭で独自
   のレシピってモンがある。同じ「こくまろカレー」を使って作ったカレーでも、家庭
   によって出来上がりの味は千差万別だ。赤ワインをたっぷり入れる人もいれば
   ミルクを入れる人もいる。さらにチョコレートを隠し味として加える人もいれば、
   カイエンペッパー(赤唐辛子)を加えて劇辛にしてみたり、ローリエ(月桂樹)の
   葉っぱを香り付けに1枚加える家もある。共通しているのは、みんな心の中じゃ
   「やっぱウチのカレーが一番美味しい♪」と思っているところであろう。(笑)

   ラーメンにはないカレー独自の魅力というか「武器」は、大量に「作り置き」って
   のができる点である。主婦にとっては、これほど助かる料理ってのは他にない
   かもしれない。さらに作った日よりも翌日の方が断然美味しいという、涙がでる
   ほど有り難い特徴のため、二日連続してカレーだったとしても、初日はカレー
   ライス、そして翌日はカレーうどんにすれば、家人から「ええぇ! 今日もまた
   カレー??」なんて文句を言われながらも、結局はお代わりなんかする人が
   出てきたりして、キレーに完売してしまうワケである。

   ところで、カレーと言えばラーメンと並んで高速のサービスエリアやスキー場
   にあるレストランでは定番メニューとして有名である。もし、どちらかを選ばな
   ければならない場合には、これは絶対にカレーを選ぶべきである。と言うのも
   カレーにしろラーメンにしろ、その手のレストランで出しているのは、ほとんど
   が業務用のインスタント製品である。同じインスタントでも、ラーメンの場合に
   は、麺の茹で加減やスープの濃さによって、味がコロっと変ってしまうのだが、
   カレーの場合には、既に完成品(レトルト)をお湯で温め、そしてご飯の上に
   かけるだけなので、味にバラつきがなく、当たりハズレがほとんどないのだ。

   しかし、何事にも例外ってのがある。皆様の中にもご存知の方がいらっしゃる
   と思うが、海外の日本食レストランで食べるカレーってのは例外なくマズイ!
   どういうことかと云うと、、海外では業務用のレトルト・カレー、つまり完成品を
   使っている店ってのがほとんどなく、たいていは日本の「カレールー」を使って
   はいるものの、とりあえず自分のところでカレーを調理しているからである。
   日本のルーを使って作るカレーは、先ほども述べたように、みんな自分の家
   のカレーが一番美味しいと思っている。その上、ご飯も外国産のお米なので
   結果的にどうしてもマズく感じてしまうのである。

   下の2枚の写真をよーくご覧いただきたい。最低でも3分間は凝視してほしい。
   両方とも海外の日本食レストランで出てきたカレーライスである。どうです??
   だんだん「この写真のカレーよりは私の作ったカレーの方が絶対に美味しい!」
   って思ってきたでしょ??? これが「カレーの魔性」というヤツである。(笑)

        
         某日本食レストラン(バンコク)           某日本食レストラン(香港)



■平成15年11月30日 「パスタの魔性 (爆)」
 
   パスタ・・・・・・聞いただけで生唾がゴクリと出てしまうほど、実に説得力ある
   食べ物である。(爆 Part2) 恐らく日本人の中でパスタを1度も食べたことが
   ない人はいない・・・もうエエってかぁ?(笑)

   とりあえずネタ不足の時ってのは、やっぱ「シリーズもの」を書くに限る。似た
   ようなネタで少なくとも3回は引っ張れる。いや、スッとぼけりゃ、4回だって
   可能である。とくに月末はドサクサに紛れて、なんとでもゴマかせるような気
   もする・・・・・と、まぁ、無駄話はこれくらいにしてパスタの話に戻ろう。

   パスタってのは、「初めて女の子をデートに誘った際、美味しいパスタの店に
   案内すれば大成功間違いなし!」と云われるほど、女性に大人気のメニュー
   である。皆さんご存知のように、そもそも「パスタ」とはイタリアの麺類の総称
   で、ペンネッテ、マカロニ、ラビオリ、カネロニなど、種類も豊富である。
 
   しかし、その中でも特に日本人に馴染み深いのは、「スパゲティ」であろう。
   ワタシが子供の頃は、「イタリア料理=スパゲティ」というカンペキな法則が
   成立しており、今なら誰でも知っている「ピザ」もまだ市民権を得ておらず、
   「ドリア」などに至っては、よほどのマニアしか知らなかった。

   スパゲティと云っても種類はミートソースかイタリアンの2種類のみ。しかも
   イタリアンの方は茹で過ぎて延びきった麺を、安物のハムとタマネギと伴に
   サラダ油でギトギトに炒めて、仕上げにカゴメのケチャップで味付していた
   のだから、そんなもん美味しいハズがない。しかし、本場・イタリアのスパを
   食べたことある人なんてだーれもいないワケだし、それでもまったく問題は
   なかったのだ。まぁ、「古き良き時代」だったということであろう。

                    ★     ★     ★

   出稼ぎでイギリスやドイツに行ったときなど、ついでにちょっくらイタリアまで
   遊びに行くことがある・・・・・な〜て書くと、ナンだかスゴイことのように感じる
   かもしれないが、地図を見てもらえば解ると思うのだが、ヨーロッパってのは
   広いようで実は面積的にはスゴク狭い。ヨーロッパの主な都市と都市間は、
   だいたい飛行機で2時間前後である。つまり「ロンドンからローマに飛ぶ」って
   云うと大袈裟に聞こえるが、時間的には羽田から那覇に行くような感じだ。
   (実際、ヨーロッパ内は国際線でも国内線扱いとなり、出入国手続きは不要)
    
   で、本場イタリアでも何度かスパゲティを食べたことがあるのだが、日本で
   食べるスパゲティとどこが違うかというと、まず何よりも気分が違う!(爆)
   そりゃ周りを陽気なイタリア人に囲まれて、目の前にコバルトブルーをした
   地中海の広がる港街の、築何百年という古い建物を改装したレストランで、
   生演奏のカンツッォーネを聞きながらイタメシを食べりゃ、イヤでも気分は
   盛り上がるってモンである。

   しかし、気分的なモノを差っ引いて考えても、やっぱり「本場のスパゲティ」は
   さすがに美味しい!! 特にトマトの味が日本とはぜんぜん違うのである。
   充分に熟した真っ赤なトマトは甘くて信じられないほど濃厚な味。そりゃ〜ぁ
   こんなすごいトマトを使ってソースをつくりゃ、美味しいに決まってるわなぁ・・・
   って感じである。

   さらに麺の茹で加減がこれまたスバラシイ! どこのレストランで食べても、
   きっちり髪の毛1本分の芯を残した状態・・・・いわゆるアルデンテ。もちろん
   「ルームサービス大好き男」のワタシは、ホテルの部屋でも何度か食べたの
   だが、やっぱり見事にアルデンテ仕上がりであった。パチパチパチパチ!!

   ところでこの「アルデンテ」であるが、ご家庭でも手軽にキメる「裏技」がある
   のをご存知であろうか? これは「伊藤家の食卓」という番組で紹介されて
   いた裏技なのだが、手順は下記の通りである。

     1) 沸騰したタップリのお湯の中に、塩とオリーブオイルを適量入れる
     2) 中火にしてスパゲティを入れ、よくかき混ぜながら1分間茹でる。
     3) 1分たったら火を止め、鍋にフタをして袋に書いてある茹で時間
        だけ放置しておく。
     4) 時間になったら湯切りして完成!

    もちろんワタシも実験してみたのだが、見事にスパゲティは「アルデンテ」に
    仕上がっていた。プロのシェフによると、パスタを茹でる際には絶対に鍋に
    フタをしてはイケないそうなのだが、この裏技は火を止めてからフタをする
    というのが秘訣らしい。ぜひ1度お試しあれ。

    さらに我家ではスパゲティを食べる際、もう1つ裏技を使っている。せっかく
    手間隙かけて作った美味しいミートソースを、いざスパゲティの上にかけて
    食べてみると、なんかソースと麺が上手く絡み合わず、バラバラの味しか
    しなかった・・・・そんな経験はないであろうか? そんな時に、ソースと麺を
    見事に絡み合わせる裏技があるのだ。

    それは麺が茹であがった後、お皿に盛り付ける前に、マヨネーズ、バター、
    そしてケチャップを同量(10g 程度)ずつ大きなボールに取っておき、そこに
    茹であがったスパゲティを投入して混ぜ合わせるだけなのである。 たった
    それだけのことなのだが、マジで信じられないくらいソースと麺がキレイに
    絡み合い、味がグーンと良くなるのである! スパゲティだけではなく、他の
    パスタでも、ミートソース系の味付けであればすべてOKである。

    どうです? こんな裏技の話を聞いたら、なんだか急にパスタを作って食べ
    てみたくなってきたでしょ? これが「パスタの魔性」というヤツである。(爆)

    PS 明日の徒然は「ハンバーグの魔性」でも書こうかなぁ??(笑)



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