■平成16年7月1日  「大盛り論」

   大好物を腹イッパイ食べてみたい・・・・・誰でも一度はそう考えたことがある
   と思う。 例えば、美味しいケーキを思う存分食べてみたいとか、誰にも邪魔
   されずに蟹を死ぬほど食べたいとか、とにかく飽きるほど食べてみたいモノ
   ってのが1つくらいあるハズである。ところが、現実には財布の都合や健康上
   の理由で、なかなか実現するのは難しい。

   ワタシの場合、食べ物に対する執着心ってのは人一倍あるのだが、「量」に
   対しては、さほどコダワリってのがなく、「死ぬほど食べてみたい!」と思った
   ことが実はほとんどない。イヤ、正確に述べると、若かりし頃は、そら何でも
   大盛りじゃなきゃ気がすまなかったのだが、すっかりオヤジになってしまった
   今では、山盛りの料理を見ただけで、なぜか食欲が消え去ってしまうのだ。
   そのくせ品数だけは揃っていないとイヤだってんだから、かなりタチが悪い
   かもしれない。(笑)

   まぁ、悲しきオヤジの習性は横においといて、とりあえず健康人にとっては
   やっぱボリュームのある料理ってのは、それだけでかなり「魅力的」であり、
   ましてや大好物ともなれば、冒頭で述べた通り、一度でイイから死ぬほど
   食べてみたいと思うことであろう。

   ところがいくら好物であっても、イキナリ大皿に山盛りで出されると、何だか
   食べる気が失せてしまう料理もある。例えば「納豆」。 ありゃ小鉢に入った
   状態で出てくるからこそ美味しいワケであって、もしドンブリに山盛り入った
   状態でテーブルの真中にドンっと出されたら、一気に食べる気がしなくなる。
   海苔の佃煮なんかも同様であろう。

   以前、香港に行った時、持ち前の好奇心から、かなり怪しげなレストランに
   入ったことがある。カウンター席だけの狭い店内には、もちろん観光客など
   誰一人おらず、見るからに胡散臭そうな地元の自由業の御方が、2〜3人
   独りで飲んでいるだけであった。「M氏の事件簿」を読んで頂ければお解り
   のようにワタシは北京語は非常に得意?なのだが、広東語は全くしゃべれ
   ない。 だから身振り手振りを駆使して、これまたメチャメチャ胡散臭そうな
   店主に、あれこれ料理を注文することにした。

   で、ふとカウンターの横に目をやると、かなり大きな水槽が置いてあり、そこ
   には美味しそうエビ(たぶんブラック・タイガー)がイッパイ入っている。そこで
   ワタシは水槽を指差しながら、「シュリンプ、プリーズ♪」と店主に連呼した。
   幸いなことに、オヤジは一発でワタシの意図を理解したらしく、「OK!」と
   笑顔で応えてくれた。

   そして持参した本を読みながら待つこと10分。先ほど水槽の中にいたエビ
   を使った料理が目の前に出されたのだが、ワタシは思わず目が点になって
   しまった! ナンとアホほどデカイ皿に、水槽にいた100匹以上のエビ全て
   を使って調理した一品が出されたのである!!(爆) 意味ありげな笑顔で
   ワタシを見つめるオヤジ。それに対して意味のない笑顔で応えるワタシ・・・。
   一応、このオヤジの名誉のために言い添えておくと、料理自体はヒジョーに
   美味しく、しかも他にもビールやら料理やらいろいろ注文したにも関わらず、
   お値段の方は日本円で四千円ほどであった。

   わんこ蕎麦の大食い大会ってのがあるが、あれもきっと小さなお椀で出され
   るからこそ、けっこう食べられるのであって、もしあれが、バケツとかタライで
   出されたら、絶対に同じ量は食べられないんじゃないかと思う。(笑)



■平成16年7月2日  「活け造り論」

   イヤイヤ、マジで暑い日が続いてますなぁ。元気な方であれば、こんな時でも
   焼肉や豚骨ラーメン等など、スタミナの付きそうな料理をガンガン食べること
   ができるんだろうが、過度の酒とタバコでスッカリ胃腸をやられてしまっている
   典型的な中年オヤジのワタシは、食欲がぜーんぜん湧いてこない。もし仮に
   「中華料理のフルコースを食べに行こう!」なんて誘われたら、聞いた途端に
   たぶん失神してしまうと思う。

   やっぱこーゆーときは、海鮮料理が一番かもしれない。クーラーがガンガンに
   効いた部屋で海鮮懐石を堪能し、そして〆にソーメンなんかを食べりゃ、少し
   は夏バテ解消になるんじゃないだろうか?

   さて「海鮮」で思い出したのだが、人類で最初に「ナマコ」を食べた人ってのは
   スゴイと思う。よほど空腹だったか、それともゲテモノ好きだったかのどちらか
   であろう。ナマコだけじゃない。カニだって同じようなモノかもしれない。みんな
   幸せそうな顔をしてカニを食べているが、もし海水浴場で水中メガネをかけて
   潜っていて、目の前に松葉ガニのような巨大な蟹が突然に出現したとしたら、
   「美味しそう♪」なんて思う前に、大抵の人はきっと悲鳴を上げてしまうであろ
   う。(笑)

   まぁ、ナマコにしろカニやエビにしろ、どーして人は食べる気になるかというと、
   すべて「海のモノ」だからではないだろうか? もしナマコが便所の壁をはって
   いたり、松葉ガニが網戸に張り付いてたら、絶対に誰も食べないと思う。(笑)

   海のモノってのは、煮たり焼いたりするだけではなく、新鮮であれば生で食べ
   ることができるモノも多い。魚の刺身なんかは、夏バテ気味で食欲のない時
   でも無理なく喉を通る。その刺身の中でも、「活け造り」ってのは、見た目にも
   すごくゴージャスな料理である。
   
   よく考えてみると、活け造りってのは実に残酷な食べ方なのだが、そのことに
   思いを寄せる前に、あのお皿全体から湧き出ている「新鮮です!」ってオーラ
   にすっかりマイってしまい、みんな知らず知らずのうちに、夢中で食べたりなん
   かしてるワケである。

   それでも、やっぱり皿の上でまだピクピクと動いている魚を、ニコニコしながら
   食べている姿は、冷静に考えてみると異様&異常である。どーしてこんなこと
   が平気でできるかというと、たぶん魚は声を出さないからじゃないだろうか?
   さらに他の動物と異なり、血が少ないことも大きな要因の1つであろう。

   まぁ、現実には不可能なことではあるが、もし牛なんかの活け造りがあったと
   したら、どうなるであろうか? 皿の上で血をダラダラと流しながら、「モ〜ッ」
   と泣き声を上げられたり、活け造りにした魚が「イテテテテテテテッ!」なんて
   悲鳴を上げた日にゃ、「クソ暑い夏でもバリバリ食欲あります!」って人でも、
   まず食べられないであろう。

   ・・・・・なんてアホなことを考えながら、日本でのクソ暑い日々を、ビールのみ
   で栄養補給を続けている今日此頃である。



■平成16年7月3日  「ゴミ問題にカ〜ツ!」

   まぁ、今に始まったワケじゃないが、このところ深刻なネタ不足に陥っている。
   とりあえず、手持ちの写真ネタが全然ないのである! そのため、既にお気
   付きになられた方もいらっしゃると思うが、もうナリフリかまわずいろんな写真
   をUPし始めた。 各航空会社のシート写真を紹介するはずだったコーナーも、
   いつの間にやらJRだの近鉄だの動員しだして、果ては夜行バスのシートまで
   UPしてしまった!! このままでいくと、しまいにゃ公園のベンチだの、家具屋
   のチラシまでUPしかねない勢い?である。てなことで、とりあえず皆様からの
   温かい「人道的支援」をお待ちしておりますんで、よろしく!!(笑)

                            ★
   
   さてさて、今回日本にやって来て、知人のお宅をお邪魔して歩くうちに、妙に
   気になることがあった。それはゴミの問題である。(おおおおお! 久しぶりに
   アカデミックな話題じゃ!!) 数年前、ワタシがまだ日本に住んでいた頃は、
   ゴミの分別ってのはそれほど厳しくなく、せいぜいペットボトルと生ゴミを分別
   する程度であり、たまに環境問題に対して異常な執念を燃やしている方が、
   あくまでも自主的に牛乳パックを分別して廃棄するって感じだった。ところが
   最近じゃ、どこの都市でもゴミの分別に関して異常に厳しいらしく、スゴイとこ
   ろになると、ゴミを10 種類くらいに分別した上で、指定のゴミ袋に名前を書き、
   決められた曜日の決められた時間に捨てなきゃイケないらしい。

   まぁ、環境問題や資源問題を考えるならば、ひじょーに結構なことだとは思う。
   しかし、ワガママなワタシからすると、、どーしても引っかかるモノがある・・・。
   一言で云うならば、「そこまで消費者に負担を強いるか??」ってことである。

   ゴミの回収ってのは、各都市の行政がゴミ回収業者に委託して行われてる。
   パッと見た目にはタダでゴミを回収してもらっているような感じだが、市民は
   ちゃんと税金を支払っているのだからして、決して「タダ」で世話になっている
   ワケではない。そもそも「市民税」ってのは、そのような行政サービスを利用
   するための使用料みたいなモンである。だから、決して卑屈になる必要など
   ない。

   確かにゴミを分別するためには、市民(消費者)の協力は欠かすことができ
   ないことだとは思うが、んじゃ、その前に行政はちゃんと自助努力をしたの?
   と思ってしまうのである。民間に勤める人の多くが感じていることだと思うが、
   一般企業に比べりゃ、役人の仕事ってのは「屁」みたいなモンである。無論、
   役人の中にもスゴイ仕事をしている人もいるとは思う。だが平均的にはヒマ
   だと思うし、その原因は明らかに「余剰人員」から来ている。

   ならば、その余剰人員や余剰予算を利用して、ゴミの分別を専門的にやる
   部署があってもエエんじゃないだろうか? それを「各家庭でやった方が早
   いし負担も少ない」と考えているとすれば、明らかに行政側の怠慢である。
   
   誤解のないように改めて書いておくが、ゴミを分別すること自体は、絶対に
   良いことであり、また必要なことでもある。 しかし、各家庭で10種類以上
   にまで分別しろだの、専用のゴミ袋を使えだのは、あまりに理不尽なような
   気がするのである。イヤ、それだけならまだ理解できないでもないのだが、
   牛乳パックに至っては、キレイに洗った後、指定された通りの方法でパック
   をバラさなきゃいけないってんだから、思わず「どアホっ!! そこまでして
   牛乳なんざぁ飲みたくないわい!」と言いたくなる。

   本当にそうする必要があるのなら、行政はまず牛乳製造業者と話し合って、
   誰でも手軽にバラせるような牛乳パックを開発するべきだったのだが、行政
   にそんな知恵などあるハズもなく、「環境問題やエネルギー問題を解決する
   ためにご協力を」なんて美辞麗句を掲げ、一方だけに負担を強いているって
   のが現状じゃないんだろうか? とりあえず、こーゆーやり方ってのはどーも
   好きになれんなぁ・・・。



■平成16年7月4日  「マナー論」

   この徒然を書き始めて、早くも1年半が経過してしまった。途中、長期に渡って
   サボった時期も何度かあったが、それでもこれまでに書いた総数は、昨日まで
   でナンと364本! 400字詰の原稿用紙に換算すると、実に1,800枚にも及ぶ。

   てなことで、今日が記念すべき365本目の徒然ってことになるワケだが、普段
   いろいろ言いたいことが山ほどあったハズなのに、さすがに365個目となると、
   もはや旨味を全て出し切った「昆布ダシ」みたいなモンで、身近に何か特別な
   出来事でも起こらない限り、まったくネタが思い浮かばなくなる。まぁ、1つには
   心のどこかで、「ウケを狙いたい♪」という、ミョーな功名心というか、スケベ心
   みたいなモンがあるのが原因であろう・・・・とまぁ、愚痴を言っても仕方がない
   こったし、ナンか無理やりにでも話題を書くことにする。(笑)

                           ★

   最近、公共の交通機関の中でのマナーが問題になっているらしい。(ホントは
   別に問題になってないかもしれないが、話の都合上、問題になっていることに
   する) 携帯電話なんかはその典型的な例であろう。車内アナウンスで、あれ
   ほど「他のお客様のご迷惑となりますので、携帯電話のご使用はご面倒でも
   デッキの方でお願い致します」と注意しているにもかかわらず、やっぱり座席
   で使用してるオヤジを多々見かける。 しかも、ヒソヒソ話ならまだわかるが、
   かなりの大声を張り上げて堂々としゃべっているんだからタチが悪い。(気の
   せいかもしれんが、なぜかその会話は関西弁であることが多い。笑)
   
   さらに子供連れの乗客で、子供を野放し状態にしている親がいるが、あれも
   どうにかならんモンかと思う。ワタシも3人の子持ちであるが、そんなバカ親
   に対しては、まったく同情なんざできない。泣き喚く子供をあやそうと必死で
   努力していれば、そりゃ「大変だよなぁ・・・・」とは思う。ところが子供を完全
   に放置しているバカが実に多いのである! この手の親に限って、子供が
   暴れた挙句、シートに足をぶつけてケガをしたら、車掌に猛烈なイチャモン
   をつけてくるんだなぁ、これが!(笑)

   「公共のマナー」ってことで思い出したのだが、以前、某空港の某航空会社
   で、過去最低最悪の親子を目撃したことがある。 (ホントは、いま急に思い
   出したのではなく、この話題を書くために、強引にマナーの話を書いていた
   のだ。笑)

   あれは忘れもしない、今から2年半ほど前のお正月のことである。ワタシは
   アジアの某空港のラウンジで、出発までの一時を過ごしていた。 出発便が
   2便ほど重なっていたせいか、ラウンジ内は家族連れやビジネスマンなどで
   満席状態であった。 ワタシはBar カウンターの隅にかろうじて空席を見つけ、
   そこに陣取って本を読んでいた。と、そこに高校生くらいの少年が近づいてき
   て、たどたどしい英語で「I want a bowl (ボウルが欲しい)」とスタッフに要求
   してきたのだ。そこでスタッフはその少年に空のコーヒーカップを渡した。

   ところが1〜2分経過したところで、再びその少年が先ほどのコーヒーカップ
   を持って現れ、「It's small. I want a big bowl.(これは小さ過ぎるから、もっと
   大きいのが欲しい)」と言い出した。スタッフはちょっと困った表情をしながら、
   何か適当な物はないかと探していたところ、少年はカウンターの横に置いて
   あった空のペット・ボトルを指差し、「Give me this (これちょうだい)」と言って、
   勝手にそのペット・ボトルを持って自分の席に戻っていった。

   それから3分くらい経過した頃だろうか、ワタシの背後から「シ〜ッ、シ〜ッ」
   という妙な声が聞こえてきたので、「何だろう?」と思って振り返ってみると、
   先ほどの少年の母親らしき女性が、少年の弟らしき男の子(小学校高学年
   くらい)をソファーの上に立たせ、ナンと下半身丸裸の状態でペットボトルの
   中にオシッコをさせていたのである!

   仮にも公共の場であるラウンジ内だと言うのに、まさに信じられない光景で
   あった。確かにラウンジ内にはトイレはなかったのだが、ラウンジを出てすぐ
   斜め前のところには一般トイレがある。にもかかわらず、この母親はラウンジ
   内で子供に用を足させていたのだ。もちろんこの子供に、一般トイレが使用
   できないような障害等があるようには見受けられなかったし、用を足した後、
   このガキはラウンジ内を走り回ったり、ラウンジ備付けのPCでインターネット
   もやっていた。また母親や父親もかなりちゃんとした身なりであった。

   しかし、ワタシがさらに驚いたのは、その家族の周りにいた他の乗客たちが、
   その光景をまったく気にしていなかったことである。もちろんスタッフはかなり
   困惑した表情で、結局、ワタシとラウンジ内にいた欧米人3人だけが、怒りの
   表情で即座にラウンジを退出した。(欧米人乗客の1人が、問題の母親に向
   かって、英語で注意をしたのだが、まったく通じていなかった)

   ちなみに、この親子およびその周辺にいた乗客ってのは、その会話言語から
   判断して、アジアの某国の方々だと判った。 そりゃ「国民性の違い」ってのは
   あるだろうが、あまりに常識を逸脱した行為である。もしスタッフがサラダ用の
   ボウルを渡していたら、きっとその中で用を足していたのかと思うと、ゾッとし
   てしまった。

   マナーの基本は、ナンと言っても「周囲を不快にしない」ということに尽きる。
   もちろん「不快」の基準は人によって異なるだろうが、「音」と「臭い」の2つが
   ベースになっていると思う。例えば、生理現象の多くは音と臭いが伴うため、
   マナーの基本になっていることが多いし、汗臭い人や食事の後でゲップを
   するのが敬遠されるのも、そのためであろう。逆にいえば、音(音量も含む)
   と臭気にさえ気をつけていれば、最低限度のマナーはクリアできると思う。



■平成16年7月5日  「ガンバレ・某N航空!」

   ワタシはわりとCAさん(スチュワーデス)に知り合いが多い。イヤ別に機内で
   ナンパしてるとかセクハラしたとか、そーゆー「良からぬこと」をしているワケ
   でもないのに、ナゼかよく話し掛けられるのである。

   機内でのワタシの様子を思い出してみると、仕事をするワケでもなく、映画を
   観るワケでもなく、手持ちの本は空港の待合室で既に読破してしまっており、
   かといって、寝ることもできないため、恐ろしいほど退屈そうな顔をしながら
   いつも坦々と酒を飲んでいる・・・・・・それでCAさんが気を遣って、いろいろと
   話し掛けてきてくれるんじゃないかと思う。

   ・・・・・と、ここまでは話の前フリで、さっそく本題に入ると、実は昨日、知人の
   CAさんからメールが届いた。彼女は某N航空に勤めている。メールによると、
   既に先週の月曜日(6/28)にマスコミに公表されたことなのだが、某N航空の
   機内食がリニューアルされるらしい。

   N航空といえば、北米のN航空やU航空、そしてオセアニアのQ航空と並んで
   「笑食」の名門であり、最近はメキメキと頭角を表して来た実力派の航空会社
   である。そのN航空が機内食をリニューアルするってんだから、こりゃ大事件
   と云える。そこで早速ワタシは某N航空のサイトを見てみた。実はN航空では
   B777の新規導入に伴い、機内設備を含めサービスを一新するらしいのだが、
   機内食もその流れで大々的に変えるらしい。以下がその内容である。(拙訳
   はワタシ)

    ■Food and Beverage Enhancements
      1) Improvements to the already world renowned in-flight food and      
        beverage offerings.
      2) New distinctive full service menus that reflect New Zealand food
        trends.

    ■お食事並びにお飲み物の刷新
     1)既に世界的に名の知れた機内食やお飲み物の提供
     2)今流行りのNZ料理を生かした独自のフルコースメニュー

   1)の方は良しとしよう。 しかーし、2)はかなりスゴイことになるんじゃない
   かと思う。因みに、メールの中で知人のCAさんは、「私の見解では、野菜の
   焼きうどんが更にパワーアップするのでは、と見ていますが・・・やはりMenu
   Productチームにアドバイスしたほうがいいでしょうかねえ。」とコメントして
   いた。 皆さん、N航空名物の焼きゲロ・・・・・もとい! 「焼きうどん」を覚えて
   いらっしゃるだろうか?   ↓コレである!

          

   これがパワーアップした日にゃ、一体ナニが出てくるのであろうか? サイト
   を運営している立場からすれば、ぜひパワーアップしてもらいたいとは思う
   のだが、実際に利用する立場からすると、「悪いことは言わん! 工夫など
   考えるな! このままで十分にスゴイ!!」と云いたくなる。

   ・・・・てなことで、ワタシは今、まさにハムレットになったような気分で、事の
   推移を見守っている。(笑)



■平成16年7月6日  「見事な不時着!」

   暑い日が続いているせいか、心身共カンペキに「バテバテの状態」である。
   NZ の乾燥した気候に慣らされている身体にゃ、この湿度は厳しいモノが
   ある。ったく、どーにかならんモンじゃろうか?と思ってたところに、スゲー
   ニュースが中東から飛び込んできた。

                          ★

        レバノンのベイルート郊外で3日、交通量の多い高速道路に
        軽飛行機が緊急着陸した。目撃者によると、パイロットは冷静
        沈着で、窓から顔を出し、高速道路の運転手らに車を止める
        よう叫んだという。 けが人はなく、飛行機にも目につく損傷は
        なかったが、現場一帯は立ち入り禁止となった。 空港当局者
        によると、小型飛行機は訓練用のセスナ172だったが、機器
        にトラブルが発生したという。 目撃者の一人は、パイロットは
        偉かったと称賛し、「飛行機を非常にゆっくりと、冷静に着陸さ
        せた。パイロットが冷静でなかったら、事態は悪くなっていたか
        もしれない」と指摘した。     【ベイルート 3日 ロイター】

            

                           ★

   ハッキリ云って、コレってスゴ過ぎる!! アクション映画が大好きな方々に
   とっては見慣れた光景というか、別に驚くほどのことじゃないのかもしれない
   が、現実に起こったこととしては、スゴイことである。
   
   「セスナ」と言えば、ワタシもちょこちょこ操縦している機種なのだが、通常の
   状態で滑走路にアプローチする時のスピードは約70ノット(130km/h)くらい、
   そして着陸寸前のスピードは約55ノット(101km/h)くらいである。ってことは、
   このパイロットのオヤジ(・・・かどうかは知らんが)は、時速130kmで飛んで
   いる飛行機の窓から顔を出して、下を走ってる車のオヤジ(・・・・かどうかも
   わからんが)に、「どけどけ!」っと叫んだってことになるワケだ。

   ちょいと皆さん、ここで想像してみて頂きたい!! もし皆さんが高速道路を
   時速130kmでブッ飛ばしている時に、窓を開けて顔を出したらどーなるかを。
   顔面に猛烈な風を受け、そんなもん、しゃべれる状態ではないハズである。
   これだけでも、実にスゴイことである。まして故障している機体を、ほとんど
   無傷で不時着させるなど、もはや神ワザ以外の何モノでもない!

   ワタシも訓練では、何度も何度も繰り返し、不時着の練習をしたことがある。
   訓練と解っていても、教官が突然にエンジンを切り、緊急事態発生をコール
   した時にゃ、心臓がドキドキしてしまうものである。もし大都市の上空で現実
   に不時着をしなけりゃならない状態になったとしたら、とても冷静ではいられ
   ないことであろう。

   ところで、ちょいと一般社会では誤解されていることが多いのだが、飛行機
   ってのは、その大きさにかかわらず、例えばエンジンがすべて停止したから
   と云って、それが即座に墜落につながるワケではない。 もちろん水平飛行
   はできないが、バランスを上手くとれば、グライダーのように滑らかに降下
   することができるのである。飛行高度にもよるが、高度1万mを飛んでいる
   大型ジェット機なんかは、全エンジンが停止してから、実際に地上に降りる
   までに100kmほど前に進むことができる。つーことは、もし100km以内の所
   に適当な長さの滑走路を持った空港があれば、上手く着陸することも可能
   なのである。(もちろん、着陸は一発勝負になるが・・・)

   もちろん、先ほども書いたように、小型機のライセンスを取得する際にも、
   この不時着訓練は何度もやるし、実は操縦テクニックとしては、それほど
   難しいものではない。

   んじゃ、何が難しいかと云うと、実は不時着地点を見つけるのがスゴ〜ク
   大変なのである。セスナ・クラスの小型機であれば、飛行高度はせいぜい
   3千フィート(約千m)前後である。 ってことは、エンジンが停止してから、
   高度0になるまでの時間は3〜5分くらいしかない。この間に、風の方向
   を確認しながら、適当な不時着場所を見つけ、最良のアプローチコース
   に機体を誘導し、さらにその間にも、トラブルの処理をしたり、エンジンの
   再始動を試みたりするワケである。 モタモタしていたら、それこそ安全な
   不時着のチャンスを失ってしまうのだ。
 
   トラブルの際、この最初の判断が非常に難しいのである。 実際のところ、
   NZ みたいな田舎であれば、見渡せばいくらでも大牧場があるので、割と
   不時着する場所を見つけるのは容易である。しかし、今回のように都会の
   ど真ん中だと、そらメチャ大変であったと思う。

   イヤイヤ、ホントに、このオヤジ(・・・・かどうかは不明だが)は、あっぱれ
   見事っす! パチパチパチパチパチパチ!



■平成16年7月7日  「ガンバレ吉野家!」

   珍しく2日連続で航空ネタだったので、今日はコロっと話題を変えて、食べ物
   のネタでも書くことにする。ちゅーのも、マジでこの暑さのために、ここんところ
   ロクなもんを食べてない状況なので、せめて徒然に書くことで、バーチャルな
   満足感でも得ようじゃねーかってのが狙いである。

   さて、今回ニッポンにやって来てから、まだ一度も「吉野家」に行っていない。
   通常であれば、出稼ぎ中に必ず5〜6 回は足を運ぶのだが、天下の牛丼が
   メニューから消えてしまった今日、イマイチ行く気が起こらないのである。

   そんな折、知人のTさんから最新の吉野家事情を克明にレポートしたメール
   が届いた。ワタシ、ぜんぜん知らなかったのだが、現在、吉野家では牛丼の
   代わりに「豚丼」だけではなく、実にいろんなメニューを出しているそうな。
   で、実際に吉野家のHPを覗いてみると・・・・・・

       ○牛鍋御膳(380円)          ○豚鮭定食(490円)
       ○牛カレー丼(290円)         ○いくら鮭丼セット(450円)
       ○豚キムチ丼(370円)        ○マーボー丼(380円)
       ○地鶏丼(380円)           ○角煮きのこ丼(380円)

    ・・・・・てな感じで、実にバラエティーに富んだ新メニューのオンバレードで
    あった。 これは今まで「牛丼一筋80年」であると、強く信じて生きてきた
    ワタシにとっては非常にショッキングなことであり、「オマエも苦労したんだ
    なぁ・・・」と云う思いでイッパイになり、思わず涙ぐんでしまった。

    まぁ、感情論は横においとくとして、実際のところ、これまで280円であの
    世界中のグルメ達をも唸らせた牛丼を食べていた庶民からすれば、これ
    らの新メニューの値段ってのは、ミョーに高く感じるのではないだろうか?
    かろうじて「牛カレー丼」は290円と言う値段設定になっているが、知人の
    レポートによると、「カレーの量に比べてご飯が少なく、大盛りを注文した
    くらいでちょうどイイ感じ」ということである。因みに大盛りは390円なので、
    これまた割高感があるのは否めない。

    メニューが増えれば増えるほど、ナンだかお客のニーズに応えていると
    云うよりも、単に苦戦を強いられていることの象徴のような気がしてきて、
    またまたまたワタシは涙ぐんでしまう・・・・。

    織姫と彦星だって、1年に1回しか逢えないんじゃ、気の毒である。それと
    同じように、ワタシと吉野家の牛丼も、年に1回、フェスティバルか何かの
    時にしか逢えないなんて、悲しすぎる! 一刻も早く牛肉の輸入が再開し、
    庶民の強い味方である牛丼が復活するよう星に願いを込めて、ワタシは
    今年の七夕を過ごそうと思っている・・・・・・・ガンバレ、吉野家!



■平成16年7月8日  「人生ゴーカイに!」
   
   えー今からちょうど1年前の徒然と、全く同じ出だしで非常に恐縮なのだが、
   今日7月8日は、誰がナンと言おうが世界的に祝日である! 絶対に祝日で
   あるべきなのである!(詳細は去年の7月8日付の徒然を参照のこと。笑)

   さーて、今日の徒然は何の話題でゴマかそうかと考えていたとこに、某友人
   の女性からメールが届いた。「おぉ? ネタ話の提供かぁ?」と思って、喜び
   勇んでメールを開いてみたら、まさにアホ丸出しの写真が添付してあった。


         


   誤解があるとイケないので、念のためここでハッキリと書いておくが、別に
   この女性とワタシの間に「不適切な関係」があるワケではない。従ってこの
   映像に関しても、決して彼女がワタシを「禁断の道」へ誘っているワケでも
   ない。 事実、このメールが届いた3分後、新たに送られてきたのが、次の
   写真である。


          


   ・・・・・・・・・・・・・もはや何の説明もいらないと思う。 要は、世間じゃこの猛暑
   のために食欲不振に陥り、結果としてヤセてしまった方々が多いってのに、
   彼女は自分だけが世間の波に反して、何故かデブってしまったと云うことに
   対する理不尽な怒りの腹いせに、いわゆる「捨て身のギャグ」を一発カマして
   みただけなのである。 恐らく勘のスルドイ方であれば、この時点でこの女性
   が誰だかピンときたことであろう。 しかし、ピンと来なかった方々のためにも
   一応、ヒントを差し上げるとするならば、「この女性のダンナの趣味は、ネット
   でエロ画像を見ながら、PCウイルスを大量に集めるのが趣味である!」と
   だけ言っておこう。(爆)

   いつも不思議に思うのだが、女性ってのはどーして体重が3kg増えただの
    減っただので一喜一憂するのであろうか? 別に美味しいモノをいっぱい
   食べた結果デブったのであれば、それは幸せなことだと思うのだが、ナゼ
   か女性は、まるでジュリエットにでもなったような感じで大袈裟に嘆くのだ。
   で、オジさんはその原因をいろいろと考えてみた。

   そもそも、歴史的に見れば「太る」という現象は、富や幸福の象徴であった。
   (そうじゃないかもしれんが、ここでは話の都合上、そーゆーことにしておく)
   「歴史的」といっても、何百年も前の話ではなく、日本で云うならば、ほんの
   50年くらい前まではそうだったのである。(異論のある人は、都合が悪いの
   で、しばらく鼻クソでもほじくっててちょーだいネ♪) 

   ところが、高度成長期を経てどんどんと社会は豊かになっていき、それに
   伴って「食うには困らない」という時代に突入。そしてバブル期を迎えた頃
   から飽食の時代、つまり「グルメ社会」になった。 

   人間ってのは摩訶不思議な生き物で、逆境には割と強いものなのだが、
   順境ってのには非常に脆い。(ハイハイ、そのまま鼻クソをほじくり続けて
   下さいネ♪) 満たされた生活に慣れてくると、今度はみょーにストイック
   (禁欲的)になるというか、 自虐的な行為に走り出す。食べられる状況で
   あるにもかかわらず、それを拒否して必要以上のダイエットに励むという
   行為は、まさにその象徴なのである。(右の鼻が終わったら、左の鼻の穴
   も掃除してネ♪)

   これまでの学説では、「女性がダイエットに執着するのは異性の目を意識
   しているからである」というのが主流であった。(両鼻とも終わった? じゃ
   隣の人の鼻クソ掃除を手伝ってあげてネ♪) ところが、アメリカの著名な
   心理学者であるシゲエ・M ・ラーオ氏の最新研究報告によると、現代女性
   の大半は、異性の目ではなく、むしろ同性の目を強く意識しているらしい
   のである。

   ハッキリ云って、男性というのはアホほど単純である。化粧1つでコロっと
   騙されてしまうのだから、お世辞にも賢いとは云い難い。従って男の目を
   欺(あざむ)くなんてのは、女性にとってはオチャノコさいさい、屁のカッパ
   である。ところが、同性である女性の目を欺くのは、至難のワザである。
   ナンせお互いに手の内を知り尽くしているワケであるから、たった1kg の
   体重の増減であろうとも、まるで獲物を捜し求めて大空を飛ぶ鷲のような
   眼力で発見してしまうのである。(え? お隣さんの鼻もキレイになった?
   じゃ次は部長さんの鼻クソでもとってあげてネ♪)

   従って、過度のダイエット地獄から逃れる方法は実に簡単で、女性全員が
   「せーのーで!」ってな感じで一斉にヤメれば良いだけなのである!(笑)

   美味しいモノを美味しく食べた結果、5kgや10kg 太っても良いではないか。
   少なくともワタシは、食べたいのにガマンしてツラそうにしている女性よりも、
   ゴーカイに食べ、そしてゴーカイに太り、そしてそれをゴーカイに笑い飛ば
   してる女性の方が、何百倍も何千倍もステキに見える。人間、最終的には
   太かろうが細かろうが関係ない。その人がそれで健康であれば、何だって
   アリなのだ。(鼻クソ掃除、ごくろーさま! 人差し指疲れたでしょ?笑)



■平成16年7月9日  「すんまへん・・・・・」

                すんまへん・・・・・
                生意気にも「夏バテ」って
                ヤツで寝込んでおります。
                もし午後からでも
                体調が良くなれば、
                また与太話を書きますんで。(笑)



■平成16年7月11日  「カーナビ論」

   先日、知人の新車に乗せてもらってビックリしたことがある。彼の車には最新
   型の純正カーナビが搭載されていたのだが、表示されるマップのリアルさや
   正確さに、マジでビックリしてしまったのである。

   ご存知のようにカーナビってのは、その名称(Car Navigation)が示すように、
   現在位置だけではなく、目的地までのルートも教えてれるし、その際、渋滞
   している道路などはちゃんと避けて案内してくれるってんだから、涙が出る
   ほど有難い機械である。


          
アホほどリアルな地図表示

   もちろんモニターから映し出されるのは、地図情報だけではない。各都市の
   観光ガイドや駐車場の混雑状況、そして当然ながらTVやオーディオ機能も
   ついている・・・・・・つまりカーナビさえあれば、長時間のドライブでもまったく
   退屈せずに済むのだ。

   ・・・・・・・と、イイ事尽くめのカーナビなのだが、実は1つだけ不便なところを
   発見してしまった。 先ほどカーナビ機能には、TV機能もついていると書いた
   が、自動車メーカーが標準装備(またはオプション)として車に搭載している
   カーナビのTV機能は、安全のため、シフト・レバーを「P」又は「N」の位置に
   して、さらにサイドブレーキを引いた状態でないと使えないようになっている。
   つまり走行中はTV番組は全く観ることができないのである。(但し音声だけ
   は走行中でも聴くことはできる。)

   確かにドライバーが走行中に、横目でチラチラTVを観てたんじゃ、危なっか
   しくて仕方がない。従ってメーカーが自主規制として、走行中にはTVが観れ
   ないようにするのも重々理解できる。しかし、ドライバーはダメかもしれんが、
   助手席に座っている人も観れなくなってしまうってのは、如何なモンだろう?

   そもそも車なんてのは、基本的には走行中のことが多い。つまり大半はTV
   機能が使えないワケである。 これじゃTVがついてる意味なんて、ほとんど
   ないに等しい・・・・と、タラタラ文句を言っても状況は変わらないと思うので、
   ここは1つ、メーカーにちょいとした提案をしてみたい。

   カーナビは大抵は液晶画面なので、昼間でも良く観れるように、モニターの
   角度を上下に変えて調整することができる。これに加え、左右にも動くように
   してみればどうだろうか? つまりモニターを助手席側に傾け、運転席からは
   視認できない角度になれば、TV機能が使えるようにしちゃうワケである!!
   確かノートPCにも、隣の人からは観られないように、これと似たような機能
   があったはずなので、それほど難しい技術ではないと思う。 この方法なら
   安全性に問題はないだろうし、助手席の人もドライブ中に退屈せずに済み、
   カーナビが持っている機能を最大限引き出すことができると思う。

   このアイデア、絶好調のトヨタや日産ではなく、今や瀕死状態の三菱自動車
   で、起死回生の第一弾としてぜひ先行採用して頂きたい。



■平成16年7月12日  「必勝で必笑?」

   「参院選」という名のお祭りも無事に終わり、やっと騒音から開放され静かな
   日々が戻ってきた。

   それにしても、選挙のたびに思わず苦笑してしまうことがある。それは与党・
   野党に関わらず、各候補者の選挙事務所の壁には「必勝」と書かれた紙が
   必ず貼ってあることである。

   現代ニッポンには、俗に「日の丸・君が代問題」ってのがある。 ある方々の
   言い分によると、 「戦争中、日本はアジア諸国を中心にして、数多くの国々
   に多大なる被害を与えた。日の丸はその象徴であり、恒久平和主義を希求
   する現代ニッポンにはふさわしくない」というのが論旨である。 つまり、早い
   話が、「日の丸は戦争のイメージがあるからアカン!」っちゅーことである。

   まぁ、人それぞれ感性が違うワケだし、これらの意見に対して、別にワタシ
   はイチャモンをつけようとは思わない。 しかし「日の丸」が戦争のイメージ
   って云うのならば、「必勝」という言葉だって、思いっきり戦争に関係の深い
   単語である。 例えば、神風特攻隊の隊員達の額には、「必勝」と書かれた
   鉢巻が締められていたし、日章旗や軍艦旗にも頻繁に書かれていたのだ。
   「必勝はイイけど、日の丸はダメ!」だなんて、実にヘンな話である。

   「政治家なんて所詮はそんなもんよ」と言ってしまえばそれまでなのだが、
   その政治家達(国会議員)に対して、一人あたり年間2,400万円の給与が
   国民の税金から支払われていると思うと、「日の丸問題」以上の大問題の
   ような気がしないでもない。ご参考までに、アメリカの国会議員の給与は、
   年間約1,800万円、イギリスは900万円・・・・・さてさて日本のセンセイたち
   は、お国のために給与分のお仕事をされてるのかな??(笑)



■平成16年7月13日  「給食論(前編)」

   このところ、徒然で書くネタがなかなか見つからず、途方に暮れていたところ、
   見るに見かねたのか、スタッフのダン隊長からメールが届いた。

                    ★   ★   ★   ★

      こんばんわ です。
  
      徒然の子ネタになるかどうかわかりませんが。。。。

      給食・・・・けっこう僕は「給食大好きっ子」で、残したこともなければ、
      わりと早食いのほうだったんですが、息子もその血でしょうか、担任
      の先生から「息子さん、ホントよく食べますね」と言われるのですが、
      家じゃ・・・・・。というわけで妻は「私の作るご飯はまずいわけ?」と
      おかんむり。(笑)

      それにしても、最近の給食、すごいですね。学校から毎月の献立が
      配布されるのですが、ビビンバとかスパゲティ・ボンゴレとか、僕の
      頃には、そんなのメニューにすら上らなかったです。 「ご飯給食」が
      4年生くらいから出て、めちゃ、新鮮だった世代ですから。

      ところで給食メニューって、だれが決めんでしょ?? 東京とかだと
      もっともっとすごいんですかねえ。いや、過疎の村の方がすごいかも
      しれんですね。 あれれ? 義務教育レベルでの教育指導云々って
      のは、全国で統一されてるんですよねぇ? んじゃ、給食メニューも
      全国共通なんですか? それとも、こういうのも地域性あるんですか
      ねえ??

                    ★   ★   ★   ★

   え〜ぇ、ダン隊長からのメールをフルテキストで紹介したのには、深い事情が
   ある・・・・・・・ように見えて、実はぜーんぜんない! 単に「字数稼ぎ」のため
   である。(笑)
   
   さてさて、気持ち新たに字数稼ぎのため、恒例の「ウンチク話」を披露すると、
   日本で最初に学校給食が登場したのは、ナンと今から115年も昔の、1889年
   (明治22年)のこと。山形県鶴岡町・私立忠愛小学校において、貧困児童を
   対象に、昼食を与えたのがその始まりらしい。 で、当時のメニューはどんな
   モンだったかっちゅーと、オニギリが2個、焼き魚、漬物の3点だったそうな。
   もっと貧祖な食事をイメージしていたせいか、「意外にリッチやんけ!」という
   感じである。

   以後、単発的に学校給食が実施されてはいたようだが、我々が体験として
   イメージしている「給食」が全国規模でスタートしたのは、敗戦後の1947年
   (昭和22年)の1月、アメリカから無償で与えられた脱脂粉乳からである。

   まぁ、その当時は戦後の混乱期ということもあり、「脱脂粉乳が飲める!」と
   云うだけで大喜びしていたに違いない。ところで、この「脱脂粉乳」なのだが、
   実はワタシがまだカワイらしい小学1〜2年の頃(昭和44年頃)は、まだまだ
   脱脂粉乳は健在で(少なくともワタシの故郷・高松ではそうだった)、給食の
   度に無理やり飲まされていたのである・・・・・・と、ここまで書いていて、ふと
   気になったのだが、みなさん、そもそも脱脂粉乳って知ってます?(爆)

   ひょとしたら知らない人がいるかもしれないので簡単に説明すると、脱脂粉乳
   ってのは、生乳・牛乳又は特別牛乳の乳脂肪分を除去した上で、水分を全て
   除去して粉末状にしたもので、いわゆる「スキムミルク」と呼ばれているヤツ
   である。(要は粉ミルク)  これをお湯で溶かして、「牛乳」として給食の際に
   出していたのだが、そのマズイことマズイこと!  ホントの牛乳とは似ても
   似つかぬ味で、しかも配膳が終わり、さぁ、みんなで食べましょう!って時に
   なると、表面に薄い幕が張ってしまい、さらにマズサを強調してしまうという
   世にも恐ろしい飲み物であった。

   実はワタシ、脱脂粉乳は云うに及ばず、本物の牛乳もスゲー苦手で、いつも
   担任の細川先生に叱られつつ、マジで涙を流しながら飲んでいたのである。
   ところが、世の中上手くしたもので、牛乳がスゲー好きなヤツもいる。知人に
   も1人、風呂上りには必ず牛乳を飲むってオヤジがいるのだが、風呂上りは
   ビール以外に考えられないワタシとしては、まさに信じがたい光景である。

   い、いかん! ついつい私憤が爆発し、いつの間にやら話題が脱線してしま
   たので、給食の話に戻そう・・・・・・と思ったら、既に結構な字数を書いてしま
   ったようである。(3割はダン隊長のメールだけど) てなことでぇ、この続きは
   また明日ってことにするので、乞うご期待・・・って、誰も期待してないか。(笑)



■平成16年7月14日  「給食論(後編)」

   さて本日は「給食論」の後編である・・・・・・・と言っても、昨日は肝心の給食に
   ついては、ほとんど書いていなかったので、事実上、この後編が本編ってこと
   になる・・・・・と思う。(笑)
   
   昨日の徒然で、日本初の給食は「貧困児童を対象に・・・」と書いたが、実は
   これは何も初の給食だけではなく、その後もずっと続いていた。特に終戦後
   は国民全員が貧困状態であったこともあり、給食も「福祉制度の一環」という
   ニュアンスが大きかった。
   
   そんな給食制度も、ワタシがすごくカワイイ小学生だった(←シツコイ?笑)
   昭和40年代になると、福祉制度から教育制度の1つへと変化していった。
   だいたい「教育制度」と名のつくものには、ロクなもんがないのだが、給食
   もその例に漏れず、栄養のバランス(だけ)を十分に考えた、味も素っ気も
   ない料理ばかりであった。因みに、その頃の子供達に人気の夕飯メニュー
   といえば、カレーライス、トンカツだったのだが、給食におていは、カレーは
   「カレー汁」となり、トンカツは「鯨カツ」にゴマかされた状態で出てきたのだ。
   (今となっては、その鯨肉も高級品ではあるが・・・)

   お役人ってのはスゴ〜ク不思議な人々で、「味」に対しては何の工夫も思い
   浮かばないくせに、食器類の「機能」については、やたらと知恵が回る。(笑)
   ご存知、「先割れスプーン」の開発は、我々の時代の給食制度が生み出した
   唯一の財産と言えよう。
   
   さて「栄養第一主義」であった我々の時代は、かなり長い間続くのだが、料理
   の内容自体は、大して変化しなかったのに対して、保護者側の意識ってのは
   かなり変わったと思う。我々の頃は、親は給食ってのは単に「学校の決まり」
   と捉えていたと思うし、もし「各家庭でお弁当を・・・」ということになれば、それ
   はそれで従っていたであろう。子供たちだってその方が嬉しかったと思う。

   ところが昭和50年代の中頃から、主婦がパートに出ることが多くなり、それに
   伴って、給食制度は働く主婦にとっては、非常に有難い制度になっていった。
   そりゃ弁当を用意するかどうかで、起床時間は最低でも30分は変わってくる。
   朝の30分は昼間の1時間に相当する。前夜の夕食がフライ物ならば、余分に
   作っておいて、それをお弁当に回すこともできるが、カレーだったりなんかした
   日にゃ、気持ち新たにメニューを考えなくちゃならないんだから大変である。

   そして平成の世の中になりバブル期を迎え、給食もいよいよ「グルメ時代」へ
   と突入していく。

   最近、家庭で包丁を握らない主婦が増えているという話を聞いたことがある。
   確かに周りを見れば、コンビニやスーパーでいろんなお惣菜が売られている
   し、魚1つとってみても、刺身や焼き魚、煮魚等など、既に調理された状態で
   販売されている昨今、別に包丁など必要ないのかもしれない。ましてや仕事
   を抱えている身ともなれば、少しでも時間を節約したいということであろう。

   これはこれで非常に便利ではあるが、1つだけ問題がある。それは知らない
   内に、メニューがパターン化してしまうことが多い点である。つまり4〜5種類
   のメニューを1サイクルクとして繰り返しがちなのである。固いことを言うつも
   りはサラサラないが、これは栄養バランスの点から言っても良くない。

   実はグルメ給食時代になってから、「給食大好き♪」って子供が増えたそうで
   ある。 こりゃあくまでもワタシの推測なのだが、家庭での料理がパターン化
   されてきたのに対し、最低でも1ヶ月間は毎日違った料理が出てくる給食に、
   感受性豊かな子供たちが反応したのではないだろうか??  そう考えると、
   何かちょっぴり寂しいような感じがしないでもない。

   たかが給食、されど給食・・・・・・給食の歴史を振り返るだけで、その時代の
   世相までが見えてくる。けっこう給食ってのは奥が深いモンだねぇ。。。



■平成16年7月15日  「超能力とヤラセ」

   以前、徒然の中で「ワタシは超能力の存在を思いっきり信じている」と書いた
   ことがある。(2003年5月6日・7日付の徒然) 別に盲目に信じているワケじゃ
   ない。「友達の友達が・・・」とか云った伝聞や、世間の噂話などではなく、あく
   までも実体験を通して、「おおおお! 超能力って存在するんとちゃうけ?」と
   思っているのである。逆に云えば、どんなにスゴイ話であろうが、やはり自分
   の目で実際に確認をしないことには、100%信じることはない。

   実は先日、知人宅にて酒を飲みながら、知人が1ヶ月ほど前に録画していた
   某TV番組を観ていた。 その番組は、日本で発生した未解決の事件の犯人
   や失踪した人々を、世界的に有名な超能力者に透視して探してもらうという
   内容だったのだが、観ている内にアホらしさを通り越して、だんだんと腹が
   立ってきてしまった。(若いの〜〜ぉ。笑)

   最初の方に出てきた超能力者ってのは、ある意味スゴーク超能力者っぽい
   人で、透視した内容も具体的なようで、実はメチャメチャ抽象的であり、観て
   いて非常に微笑ましいモノがあった。ご存知の通り、 あの手の番組は決して
   「科学番組」でではない。あくまで「娯楽番組」である。従って「ヤラセ」がある
   のは当然であり、ワタシ自身は、「演出」の1つと考えている。

   その番組で2番目に出てきた超能力者ってのが、失踪者の名前と生年月日
   を見ただけで、その人が今いる場所の絵や地図を、アホほど正確にスラスラ
   描いてしまうのである。ここに来て、ワタシは「オイオイ、ちょっと度が過ぎるん
   とちゃうけ?」と思わずにはいられなかった。少なくとも、その番組に登場して
   いた超能力者はニセモノだとワタシは思った。 もし本物の超能力者であり、
   ホントにそのような能力があるのなら、横田めぐみちゃんや田口八重子さん
   など、国民的な関心事である拉致された人々の居場所を透視してもらう企画
   にするはずである。

   ヤラセが演出の1つとして許されるのは、スプーン曲げとか物体移動までの
   話であって、実際に起こった殺人事件や失踪事件、しかも未解決のものを扱
   うのは「不謹慎」と云わざるを得ない。 関係者の家族たちは、まさに「藁をも
   すがる思い」で毎日を過ごしている。そのような状況では、例え我々が単に
   爆笑するだけの娯楽番組であっても、万策尽きた家族にとっては、救いの神
   に見えるかもしれないのだ・・・・・・なんてことを思いながら、番組を観ている
   内に、だんだんと腹が立ってきて、終いにゃ、司会者や大袈裟に驚いている
   ゲストに対しても強い不快感を持ってしまった。

   ジョークってのは基本的には生活に「ゆとり」を与える潤滑油のような役目を
   果たす。しかしTPOを間違えると逆に人を傷つけてしまうこともある。視聴率
   ってのはテレビ屋にとってはも大事ことなんだろうが、昼のワイドショー番組
   で、あれだけ深刻に拉致問題を報道するんだったら、少しは夜の娯楽番組
   でも気を遣えよ〜ぉと思った次第である。



■平成16年7月16日  「札幌慕情」

   旅行に出かけた時の楽しみの1つに、その土地の名物料理を食べるってのが
   ある。 プライベートな旅行であれば、他にもいろいろ楽しみがあるんだろうが、
   出張なんかの場合、観光するワケじゃないので、食事だけが「唯一の楽しみ」
   ってことになる。

   ワタシも出稼ぎで日本全国の都市を巡業することが多いのだが、おじいちゃん
   の遺言により、ホテルから徒歩30秒以内のお店じゃないと行くことができない。
   スゴ〜ク素直なワタシは、その遺言を忠実に守り、飲食のほとんどはホテル内
   にあるレストランかルーム・サービスで済ます場合が多い。

   さらに、このルールは自分自身だけではなく、周囲の人々にも無理やり適用さ
   せて頂いている。国内外を問わず、ワタシと一緒に食事をしたことがある方は
   ご存知かと思うが、たいてい待ち合わせはワタシの宿泊しているホテルという
   ことになり、「どこに行く?」という話になると、「ガイド・ブックに載ってたんだけ
   ど、このホテルのレストラン、すごくイケてるんだってよ。そこ行ってみない?」
   などと大ウソをカマして、強引にホテル内のレストランで食事を済ませてしま
   い、その流れで「このホテルのBARもイイ感じらしいよ」と、二次会までホテル
   内で済ませてしまう・・・・・・・

   ・・・・・・・・・・な〜んてのは、実はまだ序の口で、着替えることすら面倒臭い時
   なんか、部屋まで来てもらって、ルームサービスで一緒に食事をしたり、もし
   ホテルにレストランがない場合には、「悪いけどさぁ、こっちに来る途中でさぁ
   コンビニかなんかに寄って、弁当と酒を買ってきてくれな〜い?」と、トンでも
   ないリクエストをしたりなんかするのである。(マジで。笑)

   ところが、そんなワタシでも1年に1〜2度、ナニを勘違いしたのか、夜の街
   をブラブラと徘徊しながら、スゲー怪しげな料理屋さんに入ったりなんかする
   ことがある。個人的な好みとしては、6〜7人座れるカウンターだけの小さな
   お店がお気に入りである。そして40才前後のオカミさんが1人でやってたり
   なんかしたら、尚一層よろしい。さらにさらに、外が雪だったりなんかしたら、
   もうカンペキである!(・・・・・・・どうでもエエが、いかにも書くネタがなくて、
   彷徨(さまよ)い歩きながら書いてる文章って感じだよなぁ・・・笑)
  
   以前、札幌を訪問した時、外は大雪だというのに、急に地元の小料理屋で
   シンミリと酒を飲みたくなり、ホテルを飛び出したことがある。もちろん知って
   る店があるワケじゃないので、出たとこ勝負で店を探すことになるワケだが、
   こーゆー時に最も確実な方法ってのは、路上を歩いている少しマジメそうな
   中年オヤジに、「この辺で、静かに飲めるお薦めの小料理屋さんってありま
   せんか?」と尋ねることである。 その時も、信号待ちの際に、たまたま隣に
   いた中年オヤジにワタシはお薦めの店を聞いてみた。

   すると、このオヤジが「それなら、とてもイイお店がありますよ」と言いながら、
   ナンとそのお店まで案内してくれたのである。 旅先での親切ってのはホント
   に身に染みるモンである。ワタシは「札幌の中年オヤジってのは、イイ人が
   多いんだなぁ・・・・」と、たった一人のサンプルにもかかわらず、札幌の中年
   オヤジ全体を美化してしまった。

   で、実際に教えてもらったお店ってのが、オヤジの言葉通りすごくイイ感じの
   お店で、料理もどれも美味しいし値段も超良心的! もちろん従業員の教育
   も行き届いていて、ワタシは心地よい気分で北海道の冬の味覚と地酒を十分
   に堪能させてもらったのであった。

   ・・・・と、ここまでなら、別にナンのことはないのだが、この話にはちょいとした
   オチがあって、ワタシが信号待ちの際にお薦めの店を尋ね、そしてお店まで
   ワザワザ案内してくれたこの親切な中年オヤジ、実は店のオーナーだったの
   である!(爆) そら雪の中でも笑顔で案内してくれるわなぁ。(笑)

   このお店については、ぜひぜひ「レストラン紹介」のコーナーでも、ぜひご案内
   したいと考えてはいるのだが、それ以降、何度もその店に行った事があるし、
   大勢の知人にも紹介しているにもかかわらず、実は肝心の店の名前を覚えて
   いないのである!(爆) 確か、「月」という漢字が店名に使われていたと思う。
   あ! さらにマズイことに、場所についてもイマイチ正確には解らないのだ! 
   ヒントとしては、札幌・ススキノの南4条西2又は西3にあるビルの2Fとだけ
   言っておこう。(爆) 

   ・・・・てなことで、これだけの情報を基に、この店の名前がズバリ解った方は、
   大至急ナイフラまでご一報頂きたい!



■平成16年7月17日  「飲み屋裏話」

   昨日の徒然では「札幌慕情」と題して、北の街での思い出を書いたが、ここで
   ふとメチャメチャ名案が浮かんできた。ワタシはこれまで、労働で日本全国を
   ドサマワリしてきた経験がある。 「日本全国」ってことは、つまり47都道府県
   ってことであり、んじゃ、それぞれの都市での「思い出」を書き連ねていけば、
   47日分の徒然のネタが一気にGETできることになる! いわばナイフラ版の
   「新日本紀行」ってワケだ。

   思わず、「オレって天才じゃないんだろうか?」と大はしゃぎしていたのだが、
   いざ書こうと思ったら、まったくペンが進まない。 「おっ? ナゼじゃろか?」と
   思ってよく考えてみたら、いくら日本全国を回ったとはいえ、ホテルと会議場と
   飲み屋さんしか行ったことがないんだから、その土地独自の思い出話なんて
   書けるワケがない。まさに致命的欠陥である。てなことで、ナイフラ版・新日本
   紀行は、明智光秀の「三日天下」よりも短い24時間という短命で企画倒れとな
   ってしまった。

   イヤ、ホントのことを云うと、日本全国の「飲み屋さんネタ」ってのは、実はある
   ことはあるんだが、とても公共の場で書けるような上品な内容ではないのだ。
   将来的には「裏徒然草」でも立ち上げて、思いっきりお下劣なエッセイを書こう
   と、良からぬ計画を立てている。(笑)

   ・・・・・と、これだけ書いて終わったんじゃ、さすがに面白くないので、少しだけ
   「地方の飲み屋・裏話」を書くことにする。

   基本的にはワタシは「差しさわりがある」ってのが大好きなのだが、先ほども
   述べたように、ここはあくまでも「表」のエッセイなので、場所と店名は敢えて
   伏せるが、以前、出稼ぎで某地方に行った時、急に「お寿司」が食べたくなり、
   プラプラとホテル周辺を徘徊しながら、適当な店を探していた。

   で、5分くらい歩いたところで、まだOPENして間もない感じの寿司割烹を発見
   したワタシは、早速その店に入った。 真新しい白木のカウンターの中には、
   神田川俊郎のように、これまた真っ白なワイシャツにネクタイを締め、その上
   から割烹着と帽子を身につけた板さんが4人ほどズラリと並び、威勢の良い
   声で「らっしゃいませ!」と声を掛けてくれる。さらに仲居さんが運んでくれた
   オシボリもイイ感じで冷やされていて、第一印象は実に気持ちの良いお店で
   あった。

   まずは生ビールを注文し、「こりゃかなり期待できそうだ♪」と、ルンルン気分
   で喜んでいたワタシのところに、さっそく仲居が冷えた生ビールを運んできた。
   グラスもキッチリ冷やしてある生ビールは、五臓六腑に染み渡り、労働の疲れ
   を優しく癒してくれる。ワタシの顔はますます笑顔で緩んできた。

   と、その時、別の仲居さんがワタシの背後から近づいてきて、「付出しになっ
   ておりますぅ♪」と差し出した皿を見て、ワタシは思わず全身が硬直してしま
   った・・・・・ナンと、そこには1/4にカットされた、巨大なスイカが差し出されて
   いたのである!(爆)

   食事の最後に、一口サイズのスイカが2〜3個出てきたのなら話はわかる。
   しかし、付出しの段階で、イキナリ1/4サイズのスイカを自信タップリに出す
   ってのは如何なモノであろうか? しかも寿司割烹で・・・・・・。

   しかし、正直なところ、ワタシはウケてしまった。思いっきりウケてしまった!!
   元々この手の意外性を非常に好むタイプなのである。 さらに、付出しに続く
   料理の数々も、これまでの「割烹」のイメージを540度ほど覆すくらいインパクト
   のあるものばかりで、例えば、「月見とろろ」を注文したところ、巨大なドンブリ
   鉢に、ナミナミと「とろろ」が入れられた上に、Lサイズの生卵が2つ落とされて
   いたのである。しかも白身&カラザ付きで・・・・

   すっかりハマってしまったワタシは、まだ若いそこの店主とミョーに仲良くなって
   しまい、一見客であるにもかかわらず、いろんな話で盛り上がった。

   この店主、「料理界の東大」と言われている大阪の辻調理師専門学校を卒業
   した後、同じく大阪ミナミにある料亭で15年間ほど修行し、それから独立して
   その寿司割烹をOPENしたそうな。ワタシは思わず、「あと4万年くらい修行を
   した方が良かったんじゃないかい?」と、アドバイスしたくなってしまった。(笑)

   因みに、約1年後、再びその街を訪れる機会があり、性懲りもなく、またその
   店に行ってみたのだが、既にキレーさっぱり潰れていた・・・・。

   ナンだか「M氏の事件簿」風になってしまったかな??(笑)



■平成16年7月19日  「機内食論」

   飛行機に乗った時の楽しみの1つに機内食がある。今でこそエコノミークラス
   の座席にも、パーソナルTVを設置した機材が増えてきてはいるが、ちょいと
   前までは、長距離路線の機内での娯楽と言えば、前方のスクリーンで上映さ
   れる映画だけであり、自分の趣味に合っていれば、まだそれも楽しめるかもし
   れないが、ワタシのように「洋画は苦手」なんて人にとっては、単に眩しいだけ
   の存在でしかなかった。

   そのような環境の中で、「機内食」ってのは、誰にとっても一応は興味のある
   ことであり、とりあえず1時間くらいは、アッという間に時間を潰すことができる
   唯一のイベントでもあった。

   モノの本によると、各航空会社が機内食にかける予算ってのが、エコノミーは
   3千円、ビジネスだと5千円、そしてファースト・クラスともなると1万円前後らし
   い。 てことはだぁ、例えばエコノミー・クラスの場合だと、飲み物代が1人平均
   500円かかるとすると、食事代は残りの2,500円ってことになり、長距離路線の
   場合は、これで夕食と朝食の2食がサービスされるワケだから、その比率を
   7:3とすると、夕食代には1,750円の予算がかけられていることになる。

   まぁ、この時点では、皆さんも「へ〜ぇ、そんなモンなんだぁ・・・」ってな感じで、
   別に何とも思わないことであろう。 ところが、我サイトの中の「駅弁ワールド」
   をジ〜ックリと見た後で、今度は「天空の晩餐会」のエコノミークラスの食事を
   見て頂きたい。ナンか急に腹が立ってこないだろうか?

       
                駅  弁          vs            機内食

   「駅弁」ってのは、だいたい800〜1,000円くらいのモノが多い。つまり、コスト的
   には機内食の半分くらいってことになる。しかし、内容的には圧倒的に駅弁の
   方が勝っている場合が多い。もちろん、機内食は駅弁と異なり、調理した後に
   保健衛生上の理由から一旦急速冷凍され、それを機内で再加熱するという
   特殊な工程を経ているため、どうしても味的には駅弁に劣ってしまうってのも
   重々承知してはいる。しかし味覚云々以前に、視覚的にも駅弁に劣っている
   ような気がしないでもない・・・・。

   それでも、まぁ、同じ食事とは云え、先ほども書いたように調理工程が違うし、
   さらに駅弁と機内食じゃ、食べる環境だって違うワケだからして、単純に値段
   だけで比較することはできない。ところが、同じ路線の機内食でも、航空会社
   によって、その内容がぜーんぜん違うのである。この「内容が違う」というのは
   別にメニューが違うという意味ではない・・・・・・と、言葉で説明するより、写真
   で見てもらった方がよく解ると思う。

        
          往復35,000円の機内食       vs       往復64,500円の機内食

   上の2枚の写真は、いずれもソウル→成田のエコノミークラスの食事である。
   誰がどう見たって、左側の写真の方がコストがかかっているように見えるし、
   手間ヒマもかけているように見える。実は左は韓国系の航空会社の機内食、
   そして右が日系航空会社の機内食で、どちらもスタアラ加盟航空会社ある。
   ちなみに、ネットで両社のチケット料金(同じタイプの格安航空券)を調べて
   みたところ、左の韓国系は35,000円、右の日系は64,500円であった。
   
   まぁ、たかだか片道2時間程度のフライトであり、メシが旨かろうがマズかろ
   うが、別に大した問題じゃないのかもしれないが、そこは、やっぱ「空の旅」
   ってことで、日系の各航空会社においても、もう少し「華やかな食事」を演出
   して欲しいと、個人的には思っている次第である。



■平成16年7月20日  「中年オヤジとコンビニ弁当」

   日本に出現してからと云うもの、やたらと「コンビニ」に行く機会が増えている。
   実はワタシ、ナニを隠そう「コンビニ弁当」の大ファンなのである!!

   NZにも、そりゃコンビニの1つくらい、あるにはあるんだが、いかんせん品揃え
   が悪い。 特に食品に関しては、主にスナック菓子がメインであり、それ以外の
   モノといば、クソ不味いサンド類&ホット・パイくらいのモンである。つまり全然
   コンビニエンス(便利)していないコンビニなのだ。(笑)

   それにしても、日本のコンビニ弁当の種類の多さには、帰国するたびに驚かさ
   れてしまう。しかも以前と異なり、メチャメチャ美味しいのだ! わずか500円で
   あの味とボリュームがあれば、まさに文句なしである。

   てなことで、深夜、コンビニに入って弁当を選んでいる時は、ワタシは非常に
   ルンルン気分なのだが、その後レジに持っていった途端、急にヘコんでしまう
   のである。 特にお会計をしている時、ワタシの後ろにラブラブの若いカップル
   が並んでいようモノなら、一層ヘコみ方が激しくなる。 彼らの視線は明らかに
   「イイ年こいて、夜食を作ってくれる人もいないのかよ?  あーはなりたくない
   よなぁ・・・。」と語っているのである!!

   ワタシは慌てて「ち、違う! 誤解だ! オレは単にコンビニ弁当が好きなだけ
   なんだ。それに、いま出張中だし・・・・・・・・」と、あくまでも心の中で反論をする
   のだが、カップルの口元には余裕の微笑みが浮かんでいる。そこでタイミング
   悪く、レジの店員が「お弁当は温めますか?」と聞いてくるんだ、これが!!!

   思わず反射的に「ハイ、お願いします」と言った瞬間、ハッとしてカップルの方
   を振り返って見てみると、彼は今度は「やーい、やーい! やっぱ1人モンじゃ
   ねーか! モテない中年オヤジだ、 ウケケケケケ♪」と全身で表現していや
   がるのである!

   ・・・・・・で、ワタシは顔をコンビニ袋で覆い隠しながら、まるで逃げ去るように
   して、コンビニを出て行くワケである。自分で云うのもナンだが、やっぱ深夜の
   コンビニに中年オヤジは似合わない! イヤ、別にタバコを買う程度であれば
   問題はないが、弁当を買うのはマズイ。 ましてや温めてもらうなど、言語道断
   である。どうしても深夜にコンビニ弁当が食べたい場合は、絶対に誰か女性を
   同伴してコンビニに行かないと、きっとエライ目に遭うことであろう。(笑)

   PS.  えーぇ、ネタ不足が深刻化してることもありまして、駅弁シリーズだけ
       ではなく、「コンビニ弁当」も今日から新しく紹介していくことにしました。
       ハイ、ワタシ、もはや手段を選んでません!(笑)



■平成16年7月21日  「田舎に泊まろう!」

   あまりにもクソ暑くて死にそうな日々に嫌気がさし、先日ちょいと避暑と療養を
   かねて、某K市から32kmほど奥地に入ったK村に、泊りがけで行ってきた。

   都会と違って、やっぱ田舎ってのはかなり涼しい。普段は単に精神をイライラ
   させるだけの存在でしかないセミの鳴き声も、緑豊かな里の風景だと、非常
   によく似合うというか、牧歌的ですらある。「不自然派の巨匠」と言われている
   このワタシは、ミョーにそこの風景が気に入ってしまった。

   その村の中心に・・・・・・・といっても、どこが中心なのか、まったく分らないほど
   思いっきり山と畑に囲まれているのだが、とりあえず村の中心部に、週末だけ
   観光客を相手に営業をしている村営の食堂がある。 どう考えても、この村を
   目当てにやって来る観光客などいるようには思えないし、事実、村のどこにも
   観光客らしき人はいなかったのだが、村民たちが「観光客相手の食堂」と言い
   張る以上、こっちが引き下がるしかない。

   しかしだぁ、例え観光客がいなくても、この風景、そしてこの雰囲気からすれば、
   「こりゃきっと、新鮮な山菜を使った郷土料理が食べられに違いないぞぉ♪」と、
   誰もが考えることであろう。 一般ピーポーであるワタシは、期待に胸はずませ
   ながら食堂に入った。

   が、しかし、どうしたことか、入口のドアには「営業中」と書かれた札がかけられ
   ているにもかかわらず、中には誰1人いない。イヤ、客がいないという意味では
   なく、従業員すら誰もいないのだ! ワタシは恐る恐る調理場を覗いてみたが、
   やはりそこにも誰もおらず、裏口のドアが全開になり、そしてその向こうには果
   てしなく広がる田畑が見える。

                   ご、強盗かぁ??? 

   一瞬緊張が走った!(←かなりM氏の事件簿モードが入っている 笑) しかし、
   食堂内は別に荒らされた様子もなく、レジの代わりに、天井から無造作にぶら
   下げられたザルの中には現金数千円が入ったままだ。一体どーなってるんだ
   と思いながら裏口から外に出てみると、なんと食堂の従業員らしきお婆ちゃん
   が、食堂の営業を放っぽり投げ、裏の畑でのんびりと農作業をしていたのだ!
 
   「あの〜っ、すみませ〜〜〜ん!」 ワタシはお婆ちゃんに声を掛けた。しかし
   ぜんぜん気がついてもらえない。もう一度大きな声で呼んでみたが、やっぱり
   ダメだった。そして最後の力を振り絞って大声で張り叫ぶと、やっとお婆ちゃん
   気がついたのか、手にしていたクワを持ったままワタシに近づいてきて、開口
   一番、死にそうな声でこう言った・・・・・。

                 「な〜んで〜すか〜っ?」

   「営業中」という立て看板を堂々とかかげてはいるが、どうやらこのお婆ちゃん
   には「サービス業に従事している」という自覚は全くないようである。
 
   とにかくワタシは、自分がここに食事をしに来た旅人であることを、お婆ちゃん
   に対して親切丁寧に説明し(何でこんなこと説明しなきゃいけないんだろう・・・)
   それから壁に貼ってあるメニューに目をやった。


                      お品書
               山菜ピラフ      500円
               カレーライス     500円
               にしんそば      500円
               冷やし中華      500円
               ビール (大)     500円
               日本酒2合      500円
 
   「な、なんか、めちゃめちゃシンプルなメニューですねぇ・・・・」 メニューを見た
   ワタシが苦笑しながらそう言うと、英単語の部分が解らないお婆ちゃんは、誉
   められたと勘違いしたのか、「いや〜ぁ、そうでもないさ〜〜っ。ハハハハハ」
   と言いながら、なぜかテレている。以下、ワタシとお婆ちゃんの会話である。

   ワタシ:    おばあちゃん、山菜ピラフを下さい♪
   オババ:   ご〜め〜んな〜〜。お米はあるんだけど〜っ、
            山菜ぐゎっ、ないんよ〜〜〜っ。

   ワタシ:   あっ、そう。 じゃぁ、にしんそばをお願います。
   オババ:   ご〜め〜んなぁ〜〜。そ〜ば〜はある〜んだけど〜っ、
            ニシンぐゎっ、ないんよ〜〜っ。

   ワタシ:   んじゃぁ、冷やし中華はできる?
   オババ:   ご〜め〜んなぁ〜〜。メ〜ン〜はあるんだけど〜っ、
            ト〜マトとキュウ〜〜リとハ〜ムぐゎっ、ないんよ〜っ。

   ワタシ:    えええ! じゃ、カレーしかできないの?
   オババ:   ご〜め〜んなぁ〜〜。ご飯はあるんだけど〜っ、
            カレーぐゎっ、ないんよ〜〜〜〜っ。

   ワタシ:    ・・・・・・・じゃぁ、ビールちょうだい。これはあるでしょ!
   オババ:    あ〜るよ〜っ。 そ〜こ〜のれ〜ぞ〜こ(冷蔵庫)か〜ら
            自分で取〜って飲〜んでぇ。グ〜ラスはあ〜っち〜ぃ。

 
 
   「ホントにワタシは客なのだろうか? ひょっとしたら、間違えて勝手に民家に
   入ってきたのだろうか?」 いかにも数年前からその冷蔵庫の中で眠っていた
   であろう、少しビンの周りが白っぽくなったビールを飲みながら、ワタシは自分
   が置かれている状況ってのが、イマイチ把握できずにいた。
 
   と、そこに、地元の人とおぼしきお爺ちゃんがやって来た。お爺ちゃんの右手
   の親指には大袈裟に包帯が巻いてある。 それに気がついたお婆ちゃんが、
   どうしたのか尋ねた。
 
   オジジ:  昨日〜〜っ、マ〜ム〜シ〜に噛〜まれてしも〜た〜っ。
   オババ:  あ〜っれま〜ぁ、草〜刈〜りでも、して〜た〜っ?
   オジジ:  ち〜が〜う〜って。マ〜ム〜シを見つけたもんでぇ、
          焼酎漬けに〜っ、しよ〜おも〜て、一升瓶に入れとったらぁ
          そら、まぁ、暴〜れて、暴〜〜〜れて! そ〜んで、噛まれて
           しも〜たんじゃぁ。


   ま、マジっすか? ここ、日本っすよね? それともインドの山奥だったのぉ?
   ワタシは、ますます自分の置かれている状況が解らなくなってきてしまった。
   そこで、一気にビールを飲み干し、勘定を済ませて店を出ようとした。その時、
   お婆ちゃんが言った一言にワタシはは思わず大笑いしてしまった!
 
   兄〜ちゃん、こ〜れ〜に〜っ、懲〜り〜んと〜っ、ま〜た来てよ〜っ♪
 

   ・・・・・・やっぱりワタシは、大自然の中では生きていけそうにない・・・・・・・。



■平成16年7月22日  「またまたスンマヘン!」

   すんまへん・・・・・・カンペキに夏バテで・・・・・・・ダウンしとります・・・・・・・・・。
   てなことで・・・・・・・今日は「お休み」ってことで・・・・・・・・お願いしまふ・・・・・。
   
    ・・・・・・・・・・・バタン! (←倒れる音)



■平成16年7月23日  「ケチスト」

   イヤイヤ、昨日はホントにスンマヘン&ご心配をかけました。午前中はマジで
   このまま逝ってしまうんじゃないかっちゅーくらい、バテバテの状態だったのだ
   が、午後からは多少復活の兆しが見え始め、夕方からは、何とか二足歩行が
   可能になった。(笑)

   さてさて、実はワタシ、ここんところ某サイトの掲示板に頻繁に出入りし、そして
   ついでにカキコなんかもしたりしている。(そんなヒマがあるんだったら、M氏の
   事件簿の第14話を仕上げんかい!・・・・・・・・以上、1人ツッコミでした。笑)

   で、その掲示板で現在バトルとなっているのが、子連れ客の機内でのマナー
   なのだが、それがめちゃめちゃオモシロイのである!! そもそも掲示板って
   今まであまり真剣に見たことがなかったのだが、あれっていろんなタイプの人
   がいて、ホントに興味深いものがある。その中でも特にオモシロイのが、他人
   の意見に対して、ケチをつけることを、まるで「生きがい」のようにしている方々
   である。(笑)

   とにかくワザとかどうかは不明なのだが、タイトルからしてスゴーク挑発的で、
   イキナリ「程度の低い方たちへ」なんてのもあり、もう爆笑モノなのである!!
   もちろん中身はタイトル以上にスゴくて、もう相手の意見にケチをつけるだけ
   じゃ物足りないのか、人格否定までもうバンバンやっちゃうワケである。(笑)
   TVタックルなんかをご覧になられたらお解りのように、議論ってのは、彼らの
   ような、具体的なアイデアは何1つ持ち合わせちゃいないが、他人の意見に
   難癖をつけることなら任せてくれ!って人が1人や2人いなきゃ、盛り上がら
   ないワケで、やはり必要不可欠な存在なのである。

   で、何がそんなに興味深いのかというと、もう「陰湿」とか「陰険」という言葉が
   ピッタリお似合いの、それらケチスト(ケチをつける人)たちの私生活である。
   もし日常生活においても、掲示板で繰り広げられているような会話をしている
   としたら、それこそ友達もいないだろうし、ましてや彼女なんて夢のまた夢って
   ことになる。つまり、マトモな社会生活など送れないであろう。

   でも、実際には、それらのカキコをしているケチストたちにも親友はいるだろう
   し、彼女とか奥さんもいるハズである。つまり普段は非常に常識的な人々だと
   思うのである。(まぁ、例外もいるであろうが・・・) ってことは、掲示板にカキコ
   する時だけ、突然ケチストに大変身するってことなのだろうか?  車を運転す
   ると人格が変わるって人の話を時々聞くが、ネット上でも人格が変わる人って
   のは、確かに存在するようである。

   ある意味で、それは人間が誰でも持っている、「変身願望」の1つなのかもしれ
   ない。普段、学校や会社では何一つ自分の意見を云えない人が、ネット上だと
   匿名ってこともあり、実に堂々と意見を述べる・・・それはそれで、大いに結構な
   話である。別に多少口が悪いぐらいは、元気があってエエのだが、やっぱ相手
   の人格を否定したり、家族まで中傷するのはルール違反だと思う。

   ちなみに、ワタシはネット上でも実生活でも、性格は全く同じである。というか、
   そんな器用に性格をコロコロ変えられない。 まぁ、要は「面倒臭がり」ってこと
   なのだろうが・・・・(笑)



■平成16年7月24日  「適材適所」

   夏バテでダウンしていたにもかかわらず、知人に元・代議士の講演会チケット
   をもらったので、重い身体を引きずりながら、高松にある香川県民ホールまで
   講演を聴きに行って来た。

   まぁ、単なる講演会であれば、そんなもん無理して行くことはなかったのだが、
   講師ってのが、TVタックルでお馴染みのハマコー(浜田幸一氏)だったことも
   あり、みょーに好奇心をかきたてられてしまったのである。(笑)

   講演テーマは「ハマコーの非常事態宣言」。 会場はハマコーさんの知名度も
   手伝って超満員。まさに熱気ムンムン状態。さらに会場入りの際、受付では
   講演資料として、「平成16年度・一般会計当初予算の内訳」、「同年度租税
   および印紙収入内訳」のコピーを配布していて、さすが予算委員長をやって
   いただけのことはあるよな〜ぁと、思わず感心してしまった。 それにナンと
   云っても、ハマコーさんのあのキャラからすると、こりゃ、スゲ〜内容の政界
   の裏話が聞けるんじゃないかと思って、期待に胸を膨らませた。

   ところがだぁ! イザ、講演が始まって話を聞いてみると、政治問題や経済
   問題なんかほとんど無視して、ほとんど巷(ちまた)の老人の愚痴話に近い
   内容の話ばかりだったのである。期待していた毒舌もほとんどなく、90分を
   予定していた講演会なのだが、1時間を過ぎた辺りから、ボツボツと会場を
   立ち去って行く観客が出てきて、講演が終了するまで残っていたのは、7割
   ほどであった。

   特に一気に会場をシラケさせてしまったのは、講演の最後で突然ハマコー
   さんが、「皆さん、橋本大二郎というのは、本当にイイ男です。 どうか1つ、
   彼に県民のみなさんのお力を貸してあげて下さい!」というセリフであった。
   ハマコーさん、橋本大二郎さんは高知県知事。ここは香川県だって!(笑)

   田中真紀子氏なんかは、良きに付け悪しきに付け、独演会が非常に上手で、
   毒舌の部分を含めて、思わず聴衆を引き付けてしまうだけの「魅力」がある。
   一方、ハマコーさんてのは、対談相手っちゅーか、云ってみりゃ「戦う相手」が
   いて、初めて本領を発揮するタイプ、つまり口論に強いタイプなのかもしれな
   い。

   そう考えてると、TV番組ってのはその人のキャラをシッカリ見極め、適材適所
   というか、そのキャラが十分に生かせるような演出をしてるのであろう。やっぱ
   視聴者がハマコーさんを見て「オモシロイ」と感じ、またある意味で期待してい
   るのは、ナンと云っても番組出演者と口論(ケンカ?)だろうし、それをも計算
   して番組を作っているのであれば、「ヤラセ」とは云え立派なモンですなぁ。



■平成16年7月25日  「トラ・トラ・トラ・・・失敗!?」

   昨日の徒然に書いた通り、せっかく弱った身体にムチを打って、ハマコー氏の
   講演を聴きに高松までやって来たってのに、思いっきり期待ハズレだったため、
   どーも今日は朝から気分が冴えない。その「腹いせ」に、高校時代の同級生で
   香川県在住のパチK邸を襲撃してやろうと思い、さっそく電話をかけてみた。

   すると電話口に出たパチKの声が妙に疲れている。どうしたのかと思ったら、
   昨日、パチ嫁が連日の暑さのためにブッ倒れて寝込んでしまい、その影響で
   昨夜からマトモな食事にありつくことができず、それで元気がなかったことが
   判明した。

   それを聞いたワタシは、思わず「ナンだってぇ! パチ嫁が倒れたって!!!
   おっしゃ、今がチャンスじゃ! トドメを刺しに行くぞ!!」と狂喜乱舞しながら
   電話口でガッツ・ポーズをとった。そして夕方、パチKへの「手土産」代わりに、
   奇襲攻撃の前の腹ごしらえとして、コロッケ、小魚のフライ、サラダ、ビール等
   両手に抱え、颯爽とパチK邸に向かった。

   苦節十数年、堪え難きを堪えた・・・忍び難きも忍んだ・・・。ついに宿敵パチ嫁
   を倒せるチャンスが巡ってきたのである。 ワタシの目には、薄っすらと涙すら
   浮かんでいた。そして、パチK邸に到着するやいなや、玄関のドアを蹴破って
   「パチ、助っ人に来たぞ〜ぉ!」と叫びながら、一直線にリビングに向かった。

   ところがだぁ! リビングに入った途端、ワタシは信じられない光景を目撃して
   しまったのだ!! ナンと、リビングでパチKとパチ嫁が仲良く酒を飲みながら
   鍋料理を食べていやがったのである!

   「て、テメーら、オレをハメやがったなぁ!」 ワタシの目には、先ほどとは別の
   意味の涙・・・そう、恐怖からくる涙があふれ出ていた。そんなワタシを尻目に、
   パチ嫁は「ウケケケケ、昨日から大人しく寝てたんで、復活したんだよーん♪」
   と、まるで爬虫類の鳴き声のような奇声を上げながら、焼酎を煽っていた。

   オマケにだぁ、パチ夫妻の間では、なぜか今、「名探偵コナン」がブームらしく、
   レンタル・ビデオで借りてきた最新作のコナンを、2人してラブラブ状態で観て
   いやがったのである!(噂では、「ドラえもん」のビデオもよく観ているらしい。)
   ったく、フザけた夫婦である。

   この夫婦だきゃ、昔からスゲ〜変わっていて、どちらが気が短いかっていうと、
   圧倒的にパチKの方なのだが、パチKの場合、キレてからの怒りの表現が、
   みょーにカワイイというか、ほとんど3歳児並みの言動なのである。このこと
   は、平成15年3月26日付の徒然に書いた、「パチK」というニックネームの由来
   を読めばご理解頂けると思う。

   で、パチ嫁の方は、自分では「気は長い」と主張しているし、事実、怒ったとこ
   など2日に5 回くらいなのだが(爆)、いかんせん、ワタシと同じで筋金入りの
   「イジメっ子」体質なのである。何かあると、パチKをイジめている。イヤ、何も
   なくてもイジメているのだ。そのくせ、ワタシがパチKをイジメていると、突然、
   「ウチの愛するダンナに何さらすねん!」とスゴんでくるのだ。

   と、ここまで読まれた方は、「ご夫妻の仲は大丈夫なんですか?」と心配される
   かもしれないが、これまた不思議なことに、結婚以来、十年が経過しようとして
   いるのに、いまだにアツアツ&ラブラブなのである。ホントによーわからん夫婦
   である。

   そんでも、まぁ、パチKが元気に労働できるのは、パチ嫁の無い女の攻・・・・・
   あっ、ちゃうわ、「内助の功」やぁ!(笑) とりあえずそれがあるからだろうし、
   これからも変わらぬステキな二人であって欲しいと思ってる次第である・・・・と、
   心にもないことを書いたのは、今夜、パチ邸に泊めてもらうからである。(爆)



■平成16年7月26日  「相対的な位置関係」

   3日前の徒然にも書いたが、ここんとこ何かおもろいサイトはないかいな?と
   いろいろ探りを入れていたところ、今さらながら「掲示板」ってのにハマってし
   まい、とりあえずいろんな話題の掲示板を彷徨(さまよ)い歩いている。

   さて、そんな数ある掲示板の中でも、特にオモシロイのは、ナンと言っても1つ
   のテーマを巡っての「議論系掲示板」である。最初のウチは、紳士的な投稿が
   多いのだが、レスが100を越えた当たりから、何だかミョ−なヤツが出現し始め
   て、とりあえず他の人の意見にケチをつけまくり、果ては人格を含めて全否定
   レスの応酬となる。

   見ていて思ったのは、スゲ−内容の文章でも、言葉遣いが悪けりゃ、何となく
   可愛げがあるんだが、言葉尻は丁寧なのに、書いている内容がエケツないと、
   何だか陰険さが倍増する感じがするのだ。 まぁ、書いてるご本人は、必死で
   冷静さを保とうとしてるんだろうけど、ナンか心の奥底に眠ってる「怒り」みたい
   なもんが、思いっきり行間に溢れ出ているのだ。

   その昔読んだ心理学の本に、「人を説得する際、Yes〜, but〜は禁句である」
   と書いていた。つまり、相手の話を聞いてる時に「ふむふむ(yes)」と頷いてい
   ても、その後で「でもね(but)、」と続けてしまうと、相手の感情を害してしまう
   ことが多いそうなのだ。 で、どーすれば良いかというと、とりあえず「でもね」
   という言葉は省いて、そのまま「私は〜だと思う」で話し始めればイイそうだ。

   特に「私は」の部分ってのは重要らしい。これは日本語より英文で説明すると
   非常によく解る。相手の考えに納得できない場合、普段我々はどーゆー表現
   をとるかというと、ついつい「You are wrong.(そりゃちゃうで)」と言っている。
   ところが、欧米人とミーティングなんかすると、まずこのような表現は出てこな
   い。彼らは普通、「I don't think so.(私はそう思わない)」とか、「I don't agree.
   (私は賛成できない)」という表現をとるのだ。 つまり、日本人の場合には、
   主語が「You」であるのに対して、欧米人はあくまでも主語は「I」なワケだ。

   人は誰でも、相手から自分の意見を決め付けられるととカチンとくる。「勝手
   に私の気持ちを決め付けないで!」というセリフ、1度や2度は聞いたことが
   あると思うが、これなど正にその典型的な例であり、つまり「I think 〜」では
   なく、「You are 〜」になっているのである。

   また、日本人は相手の意見の矛盾点を細かく指摘することによって、結果的
   に「あなたの考えは間違え。従って私の意見が正しい」という具合に、自己の
   正当性を証明しようとするのに対し、欧米人は相手の意見を一応は認めた上
   で、そこから自分の考えの優れている点をいくつも挙げ、そして最終的に自己
   の正当性を証明しようとする。掲示板上で「議論」になるか「口論(=ケンカ)」
   になるかの分岐点は、2つの方法のどちらでレスをつけるかに掛かっている
   ような気がする。

   まぁ、数学的なことならば、丁か半かハッキリするんだろうが、これが思想的
   なことになると、どれが正しいかなんてことは決められない場合が多い。だか
   らこそ、有史以来、宗教戦争ってのがずーっと続いてきた。掲示板においても
   「あんたの考えはレベルが低いネ。藁」なんて書いている人をよく見かけるが、
   本来は非常に滑稽なことである。

   ご存知の通り、宇宙空間には上も下も、そして右も左もない。そんな宇宙空間
   に漂っている人間同士が、どっちが上か下かで争っていたとしたら、大半の人
   は滑稽に思うであろう。「ヤツはオレより下にいる」と力説したところで、それは
   あくまで自分を基準として相手を見た相対的な位置関係であり、相手方から
   すりゃ、逆にこっちが下に見えているのである。

   無論、生活して行く上で、何らかの基準点を設けるのは大切なことではある。
   しかし、それは便宜上設定された基準であり、絶対的な基準ではない。それ
   を忘れてしまった時、争いが起こるのかも知れない・・・・・・と、実にエラそうな
   ことを書いているが、これは自分自身に対しても、1つの戒めとして問いかけ
   ていることでもある・・・・・エライでしょ?(笑)



■平成16年7月27日  「画期的な実験」

   小学生の好きなことの1つに、「実験」ってのがある。例えば理科の授業。先生
   の話を聞いてもサッパリ解らず、ボケーっとしている子供でも、「実験」となった
   途端、目を輝かせて張り切っている。皆さんも、少しくらいは身に覚えがあるん
   じゃないだろうか?(笑)

   「勉強」ってのは、単に先生の話を聞いているだけじゃ、面白くもナンともない。
   まぁ、たいていの子供にとって、勉強なんて「苦痛の代名詞」みたいなモンで、
   「勉強が好き♪」ってヤツの方が珍しい存在なワケである。そもそも子供って
   のは大人に比べて感受性がスルドイと思うし、だからこそ何かを学ばせる時
   には、五感のすべてをフルに使わせる方がイイのである。

   何もこれは理科における実験だけの話じゃなくて、例えば子供を英語ペラペラ
   にさせたきゃ、教科書や単語帳とにらめっこさせるより、外でアメリカ人の子供
   とでも毎日一緒に遊ばせておけば、1年もすりゃ、学校の英語の先生より遥か
   にしゃべれるようになる。 要は、見て、聞いて、触って、香りを感じてナンボの
   モンなである。

   で、実はワタシ、今でも「実験」とか「体験」ってのが大好きで、ミョーに心をトキ
   めかせてしまうものがあるのだ。(笑) まぁ、「ガキっぽい」って云われてしまえ
   ば、それまでなのかもしれないが、ナンか珍しい話しを聞いたり、日常生活の
   中でふと疑問に思うことがあると、実際に自分で実験して確かめずにはいら
   れないのである。 そのせいか、「伊藤家の食卓」なんか観ようものなら、もう
   大変である。(笑)

   さてさて、そんなワタシが、いま実験したくてウズウズしていることが1つある。
   最近、夜食としてやたらとカップ麺を食べているのだが、あれの焼ソバを見て
   いる内に、ふと「これ、普通の袋入りのインスタント・ラーメンに熱湯を入れて、
   麺が柔らかくなったらお湯を捨て、市販の焼ソバソースをかけたら、一体どん
   な感じになるんだろうか?」と思ってしまったのである。

   「M氏の事件簿」を読まれた方は覚えていらっしゃるかもしれないが、以前、
   ワタシは「赤いきつね」というカップうどんを食べている時、その麺がやたらと
   フィットチーネに似ていたことから、実際に赤いきつねのスープの中に、茹で
   たフィットチーネを入れて食してみるという快挙っちゅーか、暴挙をやってしま
   ったことがある。(M氏の事件簿〜究極のラーメン編

   言ってみりゃ、その第2弾ってワケである。もし、この実験で、意外に美味しい
   という結果が出れば、これは世界初の快挙である! いや、実際にいろんな
   メリットが出てくると予測される。例えば、カップ麺に比べて、袋入りの方だと
   ソース代を計算に入れたとしても、かなり安く上るだろうし、プラスティックごみ
   を減らすことになり、環境にスゴーク優しいハズである。

   確かに袋入りのインスタント焼ソバってのもあるが、ありゃフライパンを使わな
   ければダメなので面倒臭いが、ワタシの提案する方法だと、使い古しのカップ
   焼ソバの容器だけで済む。冷静に考えれば、めちゃめちゃビンボー臭い実験
   ではあるが、それを言うなら、中学時代、理科の実験でやった水の電気分解
   だって、恐ろしく陰気でジミな実験である。そのことで、どーのこーの言われる
   筋合いはない!(誰も言わないってか?)

   幸いにも、ワタシは今、パチK邸で強化合宿中である!(ナンの強化だぁ?)
   つまりワタシは調理だけを担当すればOK であり、試食はパチKとパチ嫁に
   やらしゃ〜、法的にも倫理的にも何ら問題は無いハズである。 おっしゃぁ!
   今夜でもさっそく実験してみよっと♪  皆様、乞うご期待!



■平成16年7月28日  「スーパーじいちゃん」

   昨日の徒然で予告した通り、本来であれば本日、世界初の袋入りラーメンに
   よるインスタント焼きそば実験を行う予定だったのだが、実験台予定のパチK
   が、こともあろうに暑さでダウンしやがって、結局、実験は無期限延期となって
   しまった。ったく、パチKのワガママにも困ったものである。

   で、今、パチ嫁とワタシがゴーカイに酒盛りをしている、その真横にお布団を
   敷いてパチKは深い眠りについているのだが、一応、心配なのでそっと顔を
   覗いてみると、もう90歳を過ぎたジジイのように頬がこけ、目の下にはクマが
   できている。こりゃ、かなりの重症かもしれんなぁ・・・・・と思いながらも、ふと
   「ジジイ」という言葉から、その昔、ワタシが吉野家でバイトをしていた時に、
   よく深夜に牛丼を食べに来ていたじーさんのことを思い出した。

   このじーさん、その当時の年齢でも既に85歳、心臓に病を抱えていて、いつも
   大量の薬を持参して食べに来ていたのだが、異常に「シャレっ気」の強い人と
   言うか、とにかくメチャメチャおもろい人だったのである。

   ある日のこと、じーさんがニコニコしながらお店に入ってきたので、常連さんと
   言うこともあり、ワタシは気軽に「いらっしゃい! なんか今日はエライご機嫌
   さんですね。何かエエことでもあったんですか?」と尋ねてみた。すると、その
   じーさんはさらに満面の笑顔を浮かべながら、「おっ! にーちゃん、なかなか
   スルドイなぁ。 実は、以前、知り合いの洋品店に頼んでた、ワシのオリジナル
   Tシャツが、今日、仕上げってきたんじゃ。 どや? エエ感じやろぉ?」と自慢
   しだしたのである。

   ところが、ワタシが見る限り、何の変哲も無い、ただの真っ白なTシャツである。
   とてもオリジナルとは思えない。そんなワタシの心をまるで見透かしたように、
   じーさんは「ここじゃ、ココ! これがセールス・ポイントじゃ!」と言いながら、
   クルリと反転し、ワタシに背中を向けた。その瞬間、ワタシは思わず固まって
   しまった。そのTシャツの背中には、相撲文字で次のように書かれていたので
   ある・・・・・・・。








        


   ・・・・・スゴイ! スゴ過ぎるブラック・ユーモアである。アホな若者が着ていた
   のであればまだしも、このじーさん、本当に心臓に疾患を抱えているんだから
   ぜんぜんシャレになっていない。だが、そんなワタシの不安をよそに、じーさん
   は、その夜も元気に牛丼の大盛りをキレーに平らげて帰っていった。

   実はこのじーさん、それまでにも数々の伝説を店内で生み出してきた御方で、
   ある時など、老人会に所属する他のじーさんと一緒に食べに来たのはいいが、
   途中で何やら口論が始まり、終いにはマジで取っ組み合いのケンカを始めた
   のである。もちろん、ワタシは慌てて仲裁に入ったのだが、相手のじーさんは
   怒ったまま立ち去ってしまった。で、後に残されたじーさんの捨ゼリフってのが
   実にファンキーで・・・・・・・






       

          

   じーさん曰く、相手の方は御歳83だそうな・・・・・・うーん、確かにじーさんよりも
   2歳ほど年下ではある。その意味では、別に間違えたことは言ってないが・・・。

   この他にも、店内で「どこから来たんじゃ? 時間があったら、これから一緒に
   飲みに行かんか?」と、若い娘をナンパしたり、「トイレに行くのが面倒臭い」と
   言いながら、カウンターの回転イスの上の座椅子のを取り外し、床に固定され
   てある支柱パイプの中で用を足そうとしたり、ムーン・ウォークをしながら店内
   に入ってきたり、トイレに行って大の方をしようと思ったら、先客が入っていた
   のに腹を立て、店内に響き渡るような大声で、「チッ!! ババ止めをくらって
   しもたわい!(関西では大便のことを「ババ」ということがある)」と叫んだりと、
   とにかく何かと人騒がせなじーさんであったが、どこか憎めないところがあり、
   ワタシは結構このじーさんのことが気に入っていたりなんかした。

   あれから22年・・・・・・あのじーさんはどうしているだろうか? もう鬼籍に入ら
   れてしまったのだろうか?? イヤイヤ、そんなハズはない。 あのじーさんは
   絶対に孫が老衰で死んでいくのを見守るタイプである。きっとまだ現役で若い
   ギャルをナンパしていることであろう・・・・・。(笑)



■平成16年7月29日  「ハッスル、破棄する?」

   心配されたパチKの容態だが、一晩ぐっすり寝たらスッカリ良くなってしまった
   ようで、今朝は元気にろーどーに出かけていった。 メデタシ、メデタシである。
   ところで、どーでもエエことなのだが、パチK家の面々ってのは、一晩寝たら
   どんな病気でも治る特殊体質なんだろうか?(笑)

   さてさて、「夏の風物詩」ってのは数々あるが、ことスポーツに関してはナンと
   云っても高校野球であろう。今年も日本一の栄光を目指して、4163校が日本
   各地で激戦を繰り広げている。まぁ、計算上は12 回勝てば「優勝」ってことに
   なるワケだが、単に12勝ではなく、正確には12連勝しなきゃイカンのだがら、
   こりゃ大変なことである。
 
   ところで、今朝、いつものようにネットでニュースをチェックしてたら、なかなか
   興味深い記事が載っていた。

                    ★    ★    ★

         神か悪魔か・・・高校球児に「ハッスルポーズ」禁止令

     「ハッスルポーズ」といえば、球界では今や清原の代名詞。巨人ファン
     の間でもすっかり定着し、予選真っ盛りの高校球児の間でも見られる
     ようになった。が、高等学校野球連盟(高野連)関係者からは「待った」
     の声がかかった。

     「ガッツポーズについての規制はないですが、本塁打を打ったときに、
     グラウンドを1周する間、ずっと拳を上げたままだとか、応援席に手を
     振り続けるなど、目に余る行為には、さすがに注意をするようにしてい
     ます」(高野連広報)

     教育の一環でプレーする高校球児たちにとって派手なパフォーマンス
     は不必要。本塁打を放って戻ってきたベンチ前で「ハッスル、ハッスル」
     はもってのほかというわけだ。

                    ★    ★    ★

   読んだ瞬間、正直なところ「高野連のオジサン達って相変わらず頭が固いの
   ね〜ぇ・・・」と思ってしまった。(笑)

   そもそも日本じゃ、習い事に「道」ってのがついていることが多い。剣道や柔道
   など格闘技はもちろんのこと、華道に茶道、鉄道、北海道、東北自動車道など
   様々な事柄において、「道の精神」が求められている。(あれ? 最後の3つは
   ちょっと違う??)

   んじゃ、この「道の精神」とはなんぞい?っちゅーと、そらいろんな側面がある
   んだろうが、その根本にあるのは、対戦相手(or 対象物)に対する「敬意」で
   ある。特に格闘技は「礼に始まり、礼に終わる」と云われているし、高校野球
   においても、試合の前後には必ずナインが相手に向かって礼をするワケだ。
   これら、相手を敬い、礼節を重んじることによって、「肉体的」にだけではなく、
   「精神的」にもより高い次元へと上げていく・・・・これが「道」の本質である。

   まぁ、何事においても礼節を重んじるってのは、別に悪いこっちゃない。 ただ
   スポーツや習い事において、この「道」ってことだけに固執してしまうと、それ
   らが持っているもう1つの大切な側面・・・・つまり「楽しさ」ってのがなくなって
   しまうような気がする。日本のプロ野球界でプレーした経験があるアメリカ人
   が、「日本でやっているのは、‘野球’であって、決して‘ベースボール’では
   ない」と語ったことがる。彼もまた、その根本的な違いは「‘楽しさ’の有無で
   ある」と述べていた。

   高校野球で云うならば、「楽しさ」の根本にあるのは「喜び」であり、喜びは
   何から来ているかと云えば、仲間のタイムリーヒットやファインプレー、そし
   てホームランである。それらの喜びを表現する1つの方法として、ハッスル
   ポーズがあっても、かまわんじゃないかとワタシは思うワケである。これが
   相手のベンチの前でやったり、試合終了後、ホームベース上で両チームが
   整列してる時にやったって云うのであれば問題だが、あくまでも試合中の
   ごくごく短い時間内に自軍のベンチ前でやる分には、チームの雰囲気を盛
   り上げる意味で、なかなか有効的と思うし、少なくとも全面禁止にするほど
   のことではない。

   だいたい、ハッスルがダメだっていうのであれば、応援席からブラスバンド
   が演奏するコンバット・マーチに合わせて、「○○た〜お〜せ〜ぇ、おう!」
   なんて応援の方が、よっぽど問題があるように思うのだが、それは高野連
   オジサン達にとっては「管轄外」ってことで、なーんにもお咎めはない。

   まぁ、某新聞社が主催者であるにもかかわらず、開会式で堂々と国旗掲揚
   や国家斉唱が堂々と行われている大会であるからして、選手側と応援側に
   求められているモラルに「差」や「矛盾」があったとしても、そんなもんは別に
   「屁」でもないのかもしれんが・・・・。(笑)


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©Knight Flight 2003. Presented By C-sama, Capt. Dan and Chocolist.