■平成16年9月2日  「金太郎万歳!」

   やっとこさクソ暑かった8月も終わり9月になった・・・・・と言っても、確かに8月前半
   は暑かったのだが、後半は妙に涼しかったような気がしないでもない。 これも異常
   気象の1つなんだろうか???

   さてさて、実は昨日、我サイトのスタッフ全員が高松に大集合し、良からぬ相談事
   の会議を開いた。 まぁ、「スタッフ全員が大集合」と言っても、チョコ女史は極度の
   ネタ不足状態を解消するため、無理やり「緊急出張」なる仕事を用意し、昨日から
   某国に出かけてもらってるので、実際にはワタシとダン隊長の2人で高松に行った
   ワケである。

   で、その良からぬ会議は、「レストラン紹介」のコーナーにも掲載している回転寿司 
   レストラン「金太郎」で開いたのだが、相変わらずここのお店は、もう最高である!
   ネタの新鮮さだけではなく、ホントにスタッフの応対が見事なのである。

   そんな快適なお店で、ダン隊長と共に、良からぬ相談事をそっちのけで、瀬戸内の
   海の幸を堪能していたところ、突然ワタシの体調がおかしくなってきた。急に寒気が
   してきたと思ったら、次にメマイ、吐き気、手足の痺れ等が立て続けに襲ってきて、
   最後には意識不明の状態になりかけてしまったのである。

   こんな緊急事態においても、さすがダン隊長は冷静である。テキパキと応急処置を
   してくれただけではなく、ワタシの体調異変の原因まで、ズバリと指摘してくれたの
   である! で、その原因とは・・・・・・な、ナンと、いつの間にか呼んでもいないのに、
   あのパチ嫁が我々のテーブルに勝手に座り込んで、冷酒をガブガブ飲んでいたの
   である!(爆)

   「て、テメー、いつの間に来てやがったんだ!」と、瀕死状態のワタシが悲鳴にも似
   た声でたずねてみたのだが、パチ嫁はワタシの質問なんざぁ〜きれーに無視して、
   「ウケケケケケケケケ!」と、例の爬虫類のような奇声を発しながら豪快に冷酒を
   あおり、終いには従業員から「あの・・・・・誠に申し訳ありませんが・・・・・・実はもう
   冷酒はすべて出てしまったんですが・・・」と言われるまで飲み続けやがったのだ!

   快適なお店に不敵な笑いを浮かべたパチ妻な飛び入りで現れたことで、それまで
   の上品なムードは吹っ飛び、スッカリ中年オヤジの宴会場と化してしまったのだが、
   それはそれで妙な盛り上がりを見せてしまった。 実はパチ嫁ってのは「営業マン」
   の素質があるのか、金太郎の店長・山本浩史氏に向かって、「ちょっとぉ! アンタ
   の店をさぁ、ナイフラで紹介してくれてるんだから、それを見て来た人には、ナンか
   サービスしてあげなさいよ!」とヌカしやがった。(爆)

   そんなパチ嫁の「脅し」にも、山本店長は爽やかな笑顔で「解りました! ナイフラ
   を見てご来店下さった方には、生ビールを1杯サービスさせて頂きます♪」と確約
   してくれた。(笑) 

   ・・・・てなことで、生ビール1杯をGETしたい方は、来店の際に必ず次の合言葉を
   山本店長に言って下さいませ。(笑) よろしく!


             ナイフラ万歳!

              金太郎万歳!

             生ビール万歳!


    PS.山本店長、ホントにどうもありがとうございましたぁ!



■平成16年9月4日  「セージカの適性?」

   既にこの徒然にも書いたように、「良からぬ相談会議」のため、4日前からダン隊長
   と共に高松に出没していた。で、遠慮深いダン隊長(・・・・・つーか、単にイヤがって
   いただけかもしれないが・・・・)をパチ嫁と共にゴーインに誘って、昨日はパチK
   に宿泊した。

   まぁ、季節の変わり目にはよくある話ではあるが、昨日のパチKはダン隊長が来た
   のがよほど嬉しかったのかやたらとハイで、いつも以上によく飲みよく食べ、オマケ
   に何を勘違いしたのか、ギター片手に弾き語りまで披露してくれた・・・・と書いたら、
   ナンかすご〜くカッコ良く感じるかもしれないが、パチKが知っているコードといえば
   GとAmくらいのモンであり、この2つのコードのみで弾き語りを始められたりした日
   にゃ、もう周囲からすれば迷惑以外の何モノでもない。特にパチがアドリブで作った
   曲の歌詞たるや、とても徒然では公表できないような内容だった。(笑)  
 
   で、翌日仕事のあるパチKはご機嫌さんの状態のまま、午前1時頃に深い眠りに
   ついたのだが、ダン隊長とパチ嫁とワタシの3人は、そのままウダウダと飲み続け、
   結局、床に就いたのは午前4時ごろであった。

   さてさて、友達と酒を飲んでいて、よく出てくる話題の1つが政治問題である・・・・・
   ・・・といっても、所詮は中年オヤジが酔っ払いながらしゃべる与太話の延長である
   からして、決してアカデミックな内容でもないし、小難しい話をするワケでもない。

   今回もパチ邸で飲んでいてチラッと話題に上ったのが、「1億円疑惑問題」である。
   既に新聞報道などでご存知かと思うが、日本歯科医師の前会長が橋本元首相に
   1億円の小切手を渡し、さらにそれを収支報告書に記載しなかったという問題で
   ある。

   この手の疑惑事件が起こる度に、思わず苦笑してしまうのは、どこの党派であるか
   にかかわらず、いつの世でも政治家の先生ってのは、最初は「まったく身に覚えが
   ない」と、疑惑そのものを否定し、動かぬ証拠や証人が現れると、今度は「あれは
   秘書が勝手にやったこと」とか「妻がやった」など、最終的には必ず自分の周囲の
   人間のせいにしてしまうことである。このようなワンパターンの手法で国民が納得
   すると本気で思っているとしたら、こりゃかなりスゴイことである。

   それにしても、数ある言い訳の中で、「記憶にない」ってのだけは、居直り方として
   かなりスゴイものがあると、いつも思わず感心してしまう。これでナンでも許されて
   しまうのであれば、極端な話、殺人犯だって無罪になってしまうでしょーに。(笑)  

   ところで、この「記憶にない」というセリフだが、3つの解釈が可能である。 1つ目は
   「実際にそのような事実はない」、2つ目は「最近、ちょっとボケて物忘れがヒドイ」、
   そして最後が「そんなことは日常茶飯事なんで、イチイチ覚えていない」という解釈
   である。

   1つめの解釈の場合だが、いくら本人に身に覚えがなくても、最終的に「秘書がや
   った」だの「妻が勝手に・・・・・」だの言っているワケだから、使用者責任?というか
   道義的責任ってのは免れない。これは一般企業などで末端の社員が何か社会的
   問題を起こしたとき、その企業の社長が謝罪したり、場合によっちゃ「引責辞任」を
   強いられたりするのと同じである。

   次に2つめの解釈の場合だが、これは政治家なんてやっている場合じゃない!!
   ボケた状態で国家運営なんかされたら、それこそ血税を払っている国民にしてみ 
   ればたまったモンじゃない。即座に引退して、ゆっくりと静養に努めて頂きたい。
   さらに3つめの解釈の場合に関しては、もはやな〜んのコメントも必要ないと思う。
   
   結局、この手の事件で国民がいつも再認識させられるのは、「セージカってのは
   厚顔無恥な人じゃなきゃ務まらない・・・・・」ってことだけなんでしょーなーぁ。(笑)



■平成16年9月5日  「キツイ台詞(セリフ)」

   先日、京都で旧友と小料理屋で飲んでいた時、哀愁がタップリと漂う演歌がBGM
   として流れていたことが影響したのか、急に「過去に異性から言われた最もキツイ
   セリフ」って話題で、ミョーに盛り上がってしまった。 (ただ気分的にはドンドン‘盛り
   下がった’のだが・・・・・)
   
   で、その旧友の場合には、「所詮、アンタは同じ事を繰り返す!」という一言だった
   らしい。 これは奥さんに2回目の浮気がバレた時に言われたセリフだそうな。(笑)
   このセリフ、なんと言っても冒頭の「所詮(しょせん)」という単語が、文全体を上手
   に修飾し、捨てゼリフとしての風格を醸し出している。
  
   んじゃ、ワタシの場合は何だったかというと、幼少の頃は知人A から、そして大人 
   になってからはパチ嫁から、日課のように罵声を浴び鍛えられてきたせいか、もう
   スッカリ不感症になってしまい、「キツイよなぁ・・・・」などという乙女チックな気分に
   浸ることなんか、ぜーんぜんなくなってしまったのである。(笑)

   男性が女性から言われたくないセリフの1つに「あなたってイイ人ね・・・」ってのが
   ある。これは「所詮、あなたは‘友達止まり’なのよ」と婉曲的に言ってるのであり、
   決して「脈」があるワケではない。逆に「あなたって、ワルい人ね・・・・・」ってのは、
   「こんなに私を夢中にするなんて、あなたは罪な人だわ」とい言う意味であり、コレ
   はかなりイケてるということになる・・・・ってのは、あくまでもワタシの仮説であり、
   決して真に受けてはイケない。(笑)

   ところで、女性の場合は、もし男性から言われたら、最もショックなセリフってのは
   ナンなのであろうか? まぁ、相手との関係にもよると思うが、例えば恋人や旦那
   だった場合はどうなんなだろう?? ジェンダー・フリー推進者であれば、これだけ
   で一冊の辞書ができそうだよなぁ・・・・(笑)



■平成16年9月8日  「お知らせ」

       みなさま、こんにちわ。ダン隊長です。。

       ちょっといろいろありまして・・ご伝言申し上げます。。

       し〜さまは現在、本人曰く、「全治3日の不治の病」に倒れて
       りまして、お医者様曰く・・・・・・

          学名: counterfeit illness
          和名: 仮病

                             ・・・・とのことです。(笑)
 
        みなさまには徒然草をはじめ、しばらくサイトの更新が
        難儀になりますが、よろしくご了承くださいませマセ。。



■平成16年9月9日  「ココがヘンだよ道交法!」

   重症の仮病により、3日間も徒然をサボってしまった。別に「毎日書き続けることに
   意義がある」なんてことは、ぜーんぜん思ったことはないが、やっぱ日課のように
   やっていることが、諸般の事情でできなくなると、妙に気分がよろしくない・・・てな
   ことで、今日は重症の仮病を押して書くことにした。(笑)

   さてさて皆様ご存知のように、この11月1日より運転中に携帯電話を使用すると
   3ヶ月未満の懲役または5万円以下の罰金が科せられるようになる。 運転中の
   携帯電話使用に関しては、既に5年前から禁止されてはいたのだが、現行規則
   では、罰金の対象になるのは、運転中の携帯電話の使用により「道路における
   交通の危険を生じさせた者」だったのが、これからは単に使用しただけでも罰金
   の対象になってしまうのだ。

   ストレートな表現で恐縮なのだが、どこの暇人が作ったのかは解らんが、これって
   マジでアホみたいな法律だと思いまへんかぁ?  そもそも何の根拠があってこの
   ような法律ができたのかというと、早い話が運転中に携帯電話を使っていて事故
   を起こすケースが増えてきたからだそうだ。そんなモン、携帯電話の普及台数が
   ここ十数年で爆発的に増えているんだから、それに比例して事故数が増加するの
   は当然の成り行きである。もちろん、「だから仕方がない」と言っているワケではな
   く、これはこれで非常に憂慮すべき事柄ではある。 ワタシが「アホとちゃうか?」と
   思っているのは、その法律の中身である。

   なぜ運転中に携帯電話を使用すると危険なのかを考えてみると、主に次の3つ
   の理由が考えられる。

       1) 片手で電話を持っているので、片手ハンドルになってしまう。
       2) 電話を取る際に、どうしても視線が前方から離れ、いわゆる
          脇見運転になってしまう
       3) 会話に夢中になり、注意力が散漫になってしまう。

   まず1)についてだが、片手が塞がった状態での運転は。 両手を使っての運転と
   比べれば確かに危険かもしれない。しかしだ、全国ン千万人のドライバーの中で、
   ハンドルの10時10分の位置に両手を添えて、マジメに「教習所運転」している人が
   一体何人いるのであろうか? 片手運転が危険って云うんだったら、タバコを吸い
   ながらの運転だって危険なハズである。これは1)だけではなく2)についても同様
   である。 しかし、タバコを吸いながらの運転は禁止されていない。

   次に3)だが、会話により注意散漫になるから危険というのであれば、同乗者との
   私語だって禁止しなきゃいけなくなってしまう。これまた実際には禁止されてはい
   ない・・・・・・つーか、この法律を作ったお方ってのは、最初から会話による危険性
   なんてのは考えていないようで、事実、携帯電話を手に持っての会話はダメだけ
   ど、ハンズフリータイプであれば、運転中に使用しても罪に問われることはない。
   
   ・・・・・てな具合に、携帯電話をまるで目の仇のように取り締まる法律を作っておき
   ながら、その一方でそれと同じような危険性を秘めた事柄に対しては、何らお咎め
   とちゃうやろか?」と思ってしまうのである。 まぁ、所詮は自分で車を運転すること
   などないような方々が作った法律なんてのは、こんモンなんでしょーなぁ。(笑)



■平成16年9月10日  「ストーカー」

   某都市に住む友人から久しぶりにメールが届いた。「おっ? ラブレターかぁ?」と
   一瞬期待したのだが、実は深刻な悩みの相談であった。 実は彼女、ストーカーに
   シツコク付きまとわれているらしく、非常に迷惑しているらしい。

   ストーカー・・・・・元々は英語のstalk(執拗に付けまわす)という単語から来た言葉
   であり、ご存知のように、ある特定の人物に対して嫌がらせの電話をしたり、脅迫
   の手紙を送りつけたりなど、しつこく嫌がらせをする人のことである。 ネット全盛期
   の昨今にあっては、メールや掲示板への書き込みという手段で、嫌がらせ行為が
   行われることも多い。
   
   「嫌がらせ」や「脅迫」ってのは、相手に対して恨みを持っていたりすると、時として
   逆恨みからやってしまう卑劣な行為の1つなのだが、ストーカーってのは別に相手
   に対して「恨み」などはもっておらず、それどころか逆に「好意」を持っているという
   のが大きな特徴である。つまり、「付回している」とか「相手が迷惑を被っている」と
   いう認識はゼロであり、本人は「ボクはあの人のためを思って、守ってあげている」
   という善意の気持ちで一杯なのである。

   被害者側からすれば、直接的にしろ間接的にしろ、大嫌いな相手からコンタクトが
   ある自体、もう全身に虫唾(むしず)が走るほど嫌な出来事なのに、その上、相手
   が「善意の気持ち」でやっていると聞くと、余計に気持ちが悪くなってくるのである。

   さて、この「善意の気持ち」(正しくは「独善」ってヤツだが・・・・・)が根底にあるせい
   か、ストーカーってのは迷惑防止条例などで検挙されても、反省することってのが
   全くないらしい。従って、逮捕されようが罪に問われようが、何度でも執拗に相手に
   チョッカイを出してくるのである。件(くだん)の友人も、それで頭を抱えているので
   ある。

   テロリスト達が自分達の行為を「善」だと信じきって、ナンの躊躇いもなく、繰り返し
   一般市民を殺戮し、現時点ではそれに対する平和的かつ有効な手段が存在しな
   いのと同様に、残念ながらストーカーに対する「完璧な防御策」ってのがないのが
   現状である。

   まぁ、この徒然を読んでいらっしゃる紳士淑女の皆さんには全く無関係な話であり、
   こんなところで声を大にして主張しても仕方がないのだが、ワタシの友人に対して
   て執拗にストーカー行為を繰り返している人物に一言ブチかましてやりたい。

               
                アナタ、本当にシツコ過ぎ!
                相手は迷惑してるの、メーワク!
                おわかり??

                                ・・・・・・わからんだろうなぁ・・・・・・・・

   てなことで、これまでにストーカー被害に遭われたことがある方で、何かスバラシ
   撃退法をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひナイフラまでメールを!



■平成16年9月11日  「大人のエゴと子供の未来」

   月日の経つのは早いもので、衝撃の「911」から3年の月日が流れ去った。この間、
   アメリカは徹底的なテロ撲滅に向け、あらゆる手段を講じてきたが、残念ながら
   世界各地で未だにテロ活動が続いている。

   先日ロシアの北オセチア共和国で発生した「学校人質事件」だが、その後、続々
   と報道される事件の詳細が明らかになるにつれ、どうしようもない「怒り」が湧き
   上がってくるのを抑えることができない。

   誤解を恐れずに云うならば、例え卑劣であろうが非人道的であろうが、国際政治
   の手法として、戦争やテロが実在し、尚且つ有効な手段の1つであることは、紛れ 
   もない事実である。第一、戦争やテロ活動をやってる張本人は、それを「悪」だと
   はまったく思っておらず、あくまでも「ジハード(聖戦)」という認識なのだ。 これは
   テロ国家に限らず先進国とて同じであり、多少なりとも国際政治を学んだ経験が
   あるワタシにしてみれば、決して理解を超えたものではない。(かといって、テロ
   活動や戦争が「善」であるとは全く思っていない)。

   しかし、そんな弱肉強食の国際社会の中にあっても、子供達を巻き込むってこと
   だけは断じて許される行為ではない! ある時代の問題は、その時代で解決され 
   るべきであり、大人達の間の問題は大人達の間で解決されるべきでなのである。

   子供には国家間のイデオロギーなど全く無関係である。彼らには、「明るい未来」と
   それを実現させるための「無限大の可能性」がある。これを「大人のエゴイズム」で
   潰してしまうことこそ、戦争やテロにおける最大かつ最悪の「罪」であり、人類破滅
   への道である。

   ロシアの学校人質事件では、わずか13歳の少年がテロリスト達に向かって、堂々
   と「あなた方の要求にはだれも応じない。我々を殺しても何の役にも立たない」と
   抗議し、「お前はそう確信するのか」との問いかけに、「はい」と答えた瞬間、射殺
   されてしまった。少年の輝かしい未来が、そして無限大の可能性が、大人の勝手
   な論理によって断ち切られた瞬間である。

   テロリストの前では泣き喚いて命乞いをし、救出されて自国に戻り、我が身の安全
   が約束されたところで、事もあろうに救出してくれた祖国の非難を声高々にやり始
   める愚かな大人の人質もいるというのに、なんと崇高な心をもった少年なのだろう
   か・・・。

   為政者たちに声を大にしてワタシは云いたい。「あなた達がゲームを楽しむのは
   勝手だが、そのフィールドと対戦相手を間違えてはいけない」と。



■平成16年9月13日  「1000 yen, coming back!

   知人からちょいと面白いクイズを教えてもらったので、皆さんにもご紹介しやす。

          ********************  QUIZ  *********************

   男なら一度くらいは高級旅館に泊まってみたい!・・・そう思ったA君は夏休みに
   必死でバイトして貯めたお金を握りしめ、1泊2食付で3万円もする有名な旅館に
   出かけた。
 
   心配性のA君は、「お金をなくすといけないから・・・」ということで、宿に到着すると、
   まず先にフロントで宿泊料の3万円を支払い、それから部屋に向かった。
 
   TVでも有名なこの旅館、主人がすごくイイ人で、A君がまだ学生だと知ると、本来
   であれば3万円の宿泊料を1泊2万5千円にまけてくれ、従業員の1人に「これをあの
   子に戻してきておくれ」と言いながら、千円札5枚が入った封筒を手渡した。
 
   ところが、この従業員はすごく悪い人で、A君が何もしらないのをいいことに、封筒
   の中から千円札2枚を抜き取り、残りの3千円の入った封筒をA君に手渡した。そう 
   とは知らないA君は、3千円も戻ってきたということで大喜び! 
 
   さてここからが問題。A君にしてみれば、最初に3万円支払い、後から3千円戻って
   きたのだから、結果的には2万7千円支払ったことになる。ところがA君が支払った
   2万7千円に、従業員が盗んだ2千円を加えても、合計2万9千円にしかならない。
   最初にあったのは3万円のはず。差額の千円はどこに消えてしまったのだろうか?

 
           ********************  END  *********************

   さぁ、優秀なる徒然ファンの皆さん! 小学生でも「なるほど!!」と簡単に納得が
   できるような説明をしてみて頂きたい。 (実は答えそのものよりも、説明の仕方が
   難しいかも・・・・・笑)

   

■平成16年9月15日  「クイズ解答編 」

   ここんところ、妙にバタバタと忙しい毎日を送っているため、思うようにサイト更新
   ができず、皆様にも多大なるご迷惑&ご心配をおかけして、ヒジョーに申し訳なく
   思っている次第である。

   で、今日もこのままトボけて、更新をうっちゃろうかとも思ったのだが、なんせ前回
   の徒然で妙なクイズを出しちまったもんで、大勢の方から「答えを教えんかい!」
   「あのクイズが気になって、メシも食えないじゃないか!」などなど、抗議のメール
   が殺到しており、実に面倒くさいのだが、解答を説明することにする。(笑)

   さてさて、大切なお金が消えてしまうクイズだだが、まぁ、マジックでもあるまいし、
   常識的に考えても、ホントに千円が消えるハズがない。てなことで、ここでちょっと
   冷静に考えてみよう。まず最初に あった3万円が、いま現在、実際どこにあるか
   と言うと・・・・

               宿の主人のところ  25,000円
               従業員の財布      2,000円
               A君の財布       3,000円

               ・・・・・となり、当たり前の話だが、ちゃ〜んと合計3万円ある。

   ところが問題文を読む限り、確かに千円が消えてしまったように感じる。この矛盾
   をどう解くか・・・・・・・・そう、実はこのクイズ、問題文の中に大きな落とし穴、つまり
   回答者を誤解させるための仕掛けが隠れていたのだ! んじゃ、それが一体どこ
   だかお分かりであろうか?

   ん? まだ分からない?? じゃ、ヒントを出をば。次の問題文をよく読んでいただ
   きたい。

        お父さんがあなたと弟にお小遣いとして2万7千円をくれました。
        そこであなたは弟に2千円を渡し、残りの2万5千円を自分の
        取り分としました。 最初にお父さんがくれたのは2万7千円、
        これに弟の取り分である2千円を加えると、ナンと2万9千円
        になってしまう。どうして2千円も増えてしまったんだろうか?


   どうです? もう気がつきましたね?(笑) 問題文ではゴチャゴチャ説明している
   が、結局は一言でいうと「お父さんがくれた2万7千円を、弟と二人で山分けした」
   というだけの話であり、これを数式で表すと・・・・


         あなたの取り分 + 弟の取り分 = お父さんのくれたお金
          (2万5千円)      (2千円)        (2万7千円)
   
                                     ・・・・・・ということになる。

   ところが問題文の中では、

      お父さんのくれたお金 + 弟の取り分 = お父さんのくれたお金
        2万7千円          2千円       2万7千円??

   つまり、「A + B = A 」になるのが当然のように書かれているのである。ご存知
   の通り、Bが0でない限りは、こんな関係式が成立するハズがない。結局、最初の
   段階で、既に言葉巧みに間違えた関係式を作っていたというワケである。

   さてここでもう一度、前回の徒然で出題したクイズの問題文を思い出してみよう。
   「A君が支払った2万7千円に、従業員が盗んだ2千円を加えても、合計2万9千円
   にしかならない」と書いてあった。そう! 実は、この「加えても」というところがワナ
   だったのである。

   最初に説明したお小遣いの問題と同様に、このクイズの問題を数式で表すと・・・・

     最初に払ったお金 − 戻ってきたお金  =  実際に払ったお金
        (3万円)        (3千円)          (2万7千円) 
                                       ‖ 
                         主人が受取った金 + 従業員が盗んだお金
                           (2万5千円)     (2千円)

                 ・・・・・となる。ここまでは誰も依存はないハズことであろう。

   ところが問題文では、それをワザと間違えて・・・・・・


      実際に払ったお金 + 従業員が盗んだお金 = 最初に払ったお金
        (2万7千円)       (2千円)           (3万円)

               ・・・・・・という、フザけた関係式を勝手に作って、皆さんを誤解
   させていたのである!

   従って、解答例としては、

    「千円は消えていない。問題文の中で、A君が実際に払ったお金と従業員が
     盗んだお金を足すと最初に支払ったお金と同じなるという、その仮定自体が
     間違いであった。」

                                      ・・・・・・ということになる。

   まぁ、経理とかをやっている人であれば、一発で解ける問題だとは思うが、これが
   一般ピーポーだと、「なんかヘンだ・・・・」と云うことまでは解っても、どこがどのよう
   にヘンなのか、それを第三者に上手く説明するってのは至難のワザだと思う。

   いわゆる「詐欺商法」の手口ってのも、基本的にはこのクイズと同じで、ちゃんと
   正しい数式で表せば、どこがどう間違えているのか一発で解るのだが、そのヘン
   を口先八寸で上手にゴマかして、最終的に相手を信じ込ませてしまうのであろう。
   ・・・・・・てなことで、皆さんも「なんか怪しい!」と思った時には、面倒くさがらずに
   図式にマトメてみると、案外と簡単に詐欺の手口を見破ることができまっせぇ〜。



■平成16年9月18日  「子供相手だと・・・・ 」

   3日ぶりの徒然ですが、皆さん、お元気っすか?(笑) どーも最近の徒然は、まず
   「謝る」ところから書き始めているような気がしないでもないが、とりあえず、メチャ
   メチャ忙しくて、マジで睡眠時間すらマトモにとれないくらいなのである。 イヤイヤ、
   別に睡眠時間が短いのは、体質的にぜーんぜんOKなのだが、読書タイムがとれ
   ないのはヒジョーに痛い! さらに大好きな酒すら飲むヒマがないのは、ワタシ的
   には最もツライ!・・・・・・・ってな感じでマジで忙しく、実はこの徒然も、ダン隊長に
   わざわざ国際電話をかけ、「口頭」で述べたものを書き写してもらい、そして代理で
   更新してもらっているのである!(ウソだけど 笑)

   さてさて、そんなバタバタとした生活の中、ちょこちょことネットニュースに目をやる
   と、またまた国内で許しがたい事件が発生した。 栃木の「兄弟殺害事件」である。
   別にワタシが子持ちだからと云うワケではないが、とにかく、子供の命を奪う事件
   に対して、ワタシはどうしようもないほどの憎悪を感じてしまうのである。

   いかなる事情があろうとも、か弱き幼子に手をかけるヤツなど、断じて許してはい
   けない! 例え「感情的」だと云われようとも、個人的には極刑に処すのが当然で
   あると思っている。従って、今月14日に死刑が執行された詫間死刑囚についても、
   「んなもん、当たり前だろ!」としか思えないのである。もちろん、世の中には必死
   で「死刑廃止論」を唱えている自称「人権派」の方々が大勢いるのは知っている。
   しかし、死刑囚の命を尊重する前に、犠牲になった何の罪もない8人の子供達の
   命の尊さを考えるべきではないだろうか?

   あくまで「ワタシはそう感じる時がある」ってことで聞いて頂きたいのだが、旅行系
   の掲示板でよく議論になっている機内での子供のマナーだが、確かに子供の中に
   はアホほどウルサイのもいるし、それをまったく注意しないバカ親がいるのも事実
   である。そして「そんなバカ親子は乗るな!」という意見についても、ワタシは十分
   理解できるし、まったく同意見である。

   だが、1つだけ忘れてはイケないのは、子供だろうが大人だろうが、ウルサイ奴は
   ウルサイし、迷惑な奴は迷惑だということである。ところが酔っ払いの中年オヤジ
   の悪行や、オバちゃん軍団のドンちゃん騒ぎ、そしてチンピラの傍若無人な振る舞
   いについては、掲示板に書かれてあったとしても、せいぜい2〜3個のレスが付く
   程度であり、スレッドとして盛り上がることはないのである。これは最低でも10や
   20はレスが付く子供のマナーに関するスレッドとエライ違いである。

   このような現実を見るに付け、ワタシはどうしても子供が犠牲となる凶悪事件との
   類似性を感じてしまうことがあるのだ。(繰り返しになるが、これはワタシの感性で
   ある) つまり、意識しているかどうかは別として、対象が自分よりも弱い子供だと、
   強気な発言をするが、これが大人だと発言を控えるというところに、もちろん程度
   差はかなりあるが、根の部分は同じ心理が働いているんじゃないんだろうか?と
   思ってしまうのである。

   もちろん、子供のマナーに関する議論に参加した人の中には、「それとこれは全く
   別次元の問題」と主張される方もいるであろう。ならば逆に聞きたいのだが、なぜ
   彼らの多くは、悪ガキが騒いでいたのであれば、その場で注意をしなかったので
   あろうか? 

   「そんなことは、そもそも親が注意すべきこと!」という意見は、基本的には正しい
   と思うが、その親が大バカであり、現実にあなたが迷惑を被っているのであれば、
   その場でちゃんと子供か親に主張すべきである。いや、たぶんその場にいたのが
   子供だけなら、きっと誰もが注意していると思う。 しかし、子供の後ろに大人(親)
   がいるからこそ、云えなかったというのが正直なとこじゃないかと思う。

   まぁ、実際問題、「注意しにくい状況」ってのはあるとは思うし、日本人特有の「カド
   が立つといけないから・・・・」という心理が大きな影響を及ぼしているのであろう。
   ただ、ワタシは「相手が子供であれば強気になる」という現象が、どうも好きになれ
   ないのである。(あくまで感情論よ、感情論!笑)



■平成16年9月19日  「回想・板門店ツアー(前編)」

   ここんとこ、どーも身の回りでオモシロイ出来事が発生しないというか、発生して
   はいるんだろうが、頭がボーっとしていて気がつかないため、またまた徒然に書く
   ネタが不足して困っている。

   通常ならば、ここでダン隊長とかチョコ女史からネタのアドバイスが来るのだが、
   二人ともワタシの怠慢により放置されたままとなっている仕事の処理に「大忙し」
   であり、そんな状況において、「何か徒然のネタない?」とか、「久しぶりに徒然を
   書いてみない?」な〜んて図々しい要求は、さすがのワタシでもできない。さらに
   「最後の砦」であるパチKも、先日の台風16号の被害の影響で、本業の方がアホ
   ほど忙しらしく、さらにパチ嫁はミエを張って、また病気でダウンしやがった。

   ・・・・・てなことで、なんぞネタになるモンはないかいな?と、PC内に保存してある
   写真ファイルを順番に眺めていたら、2年ほど前に「板門店」を訪問した時の写真
   を発見したので、そのときのことについて書いたりなんかしようと思う。

   板門店(はんもんてん)・・・・ご存知のように、ここは南北コリアの国境線上にあり、
   1953年に朝鮮戦争の休戦会議が行われて以来、何度も南北の連絡会議が開催
   されている場所である。

   たまに「北朝鮮ツアー」ってのが実施されているようだが、通常のツアーに比べる
   とかなり割高だし、やっぱいまだに簡単に観光できる国じゃないのは周知の事実
   である。 ところが、手軽に北朝鮮に足を踏み入れる方法が1つだけある。それが
   ソウル市内からの「板門店半日ツアー」である。

   「観光嫌い」で有名なワタシではあるが、板門店だけは一度は見学したいと思い、
   2年前の冬に野暮用でソウルを訪問した際、果敢にも半日ツアーに参加したので
   ある。(後にも先にも、自主的に参加したツアーは、この板門店ツアーだけである)

   ワタシが参加したのは日本人観光客専用のツアーで、日本語のできるガイドさん
   と共にバスに乗り込み、朝8時(だったと思う)にホテルを出発した。 他のツアーに
   参加した経験がないので何とも言えないのだが、まぁ、ツアーの内容が内容だけ
   に、車内の雰囲気は異様なほど暗くて重い。明るい笑い声なんざぁ、どこからも聞
   こえない。 さらに、この時だけ偶然にそうだっただけなのかもしれないが、なぜか
   単独で参加していた方が多かった。

   ソウル市内から板門店まではバスで約1時間、飛行機ならばわずか数分で南北
   コリアの国境(38度線)に到達してしまう距離である。道中、車内ではガイドさんに
   よるトークがあるのだが、別にギャグを一発かますワケでもなく、延々と重い内容
   の説明が続くのだから、ますます車内の雰囲気は暗くなり、それと同時に緊張感
   みたいなモノが高まっていく。

   そんな車内の雰囲気とは裏腹に、バスはキレイに舗装された高速道路を、順調
   に北へと突き進んでいく。そしていよいよ板門店まであと数分というところでバス
   がストップし、突然、迷彩服に身を包み、銃を携帯した韓国兵が乗り込んできた。
   そこは検問所であった。

        
        高速道路の途中にある検問所             検問中の車内

   まぁ、「検問」って云っても、やってること自体は成田空港の検問所と同じで、要は
   パスポートのチェックだけなのだが、ツアーの内容やチェックしている人ってのが
   銃を携えた軍人ってことで、さらに緊張感が高まってきたのであった・・・・・・って
   ところで、この続きはまた明日!(やっぱネタに困った時ってのは、「シリーズ物」
   に限るよなぁ〜。笑)



■平成16年9月20日  「回想・板門店ツアー(中編)」

   根っからの「天邪鬼(あまのじゃく)」な性格が災いしているんだとは思うが、昨日
   の徒然でも書いた通り、苦労してやっとこさネタ(板門店ツアーの回想記)を発見
   した途端、ナンか急に別のネタ話を書きたくなってしまった・・・・・とは云うものの、
   別にコレと云ったネタがあるワケでもないので、気を取り直して昨日の続きを書く
   ことにする。(笑)
 
   無事に検問も突破して、いよいよバスは「DMZ(Demilitarized Zone)」に突入した。
   このDMZ ってのは、韓国と北朝鮮の境界線(38度線)から南北に各2kmの幅で
   設けられた非武装地帯である。「非武装地帯」とは云うものの、もちろんそれぞれ
   のサイドでは、武装した兵士達が24時間体制で厳重な警戒を行っており、非武装
   とは程遠い雰囲気ではある。その証拠に、ソウルからここまで我々を乗せてきてく
   れたバスは、一旦ここで役目を終え、DMZ 内はアメリカ軍のバスに乗り換えての
   移動となった。

      
              ツアーバス                     アメリカ軍のバス

   バスを乗り換え、最初に案内されのるが「ブリーフィング・ルーム(Briefing Room)」
   と呼ばれている部屋である。 ブリーフィング・ルームは、通常は「記者会見室」と
   訳されているが、もちろんここで我々が記者会見を行うワケではない。 ここDMZ
   を監視しているアメリカ軍のスポークスマンから、見学に際しての「注意事項」が
   ツアー客に説明されるのである。

     
        ブリーフィングルーム概観              ブリーフィング・ルーム内

   で、説明の最後に「誓約書」と書かれた1枚の紙が全員に配られた。「一体ナニを
   誓約さされるんじゃろか?」と思ってよく読んでみたら、要は「ここはスゴーク危険
   だし、ひょっとしたらひょっとすることもあるわなぁ。でも、もし万が一のことが発生
   しても、その時は自己責任ってことで、オタクのせいには絶対にしないからネ♪」
   という内容である。ほとんどのツアー客が食い入るように誓約書を眺めていたの
   が非常に印象的であった。

   極めて遺書的?な誓約書を有無を言わさず書かされた一向が、次に向かったの
   が「自由の家」と呼ばれている建物であった。名称こそ「家」となっているが、その
   概観はわりと近代的で、ガイドさんの説明によると、1988年に完成して以来、ここ
   で南北会談や各種交流のための連絡協議が行われているそうだ。

      
            自由の家(韓国側)                 板門閣(北朝鮮側) 
                                       ※写真奥の3F建てのビル

   この自由の家ってのは、もちろん南北境界線より南、つまり韓国側にあるビルなの
   だが、北側(北朝鮮側)にも「板門閣」と呼ばれるビルが建っている。まぁ、こちらの
   方は1969年の建造ってこともあるんだろうが、遠目からでもハッキリとわかるほど、
   ビル全体に「陰気さ」みたいなモンが漂っていて、「人の気配」とか「温もり」っての
   がぜんぜん感じられないのである。 感覚的に云うならば、広島の「原爆ドーム」と
   非常によく似た雰囲気で、一言でいうならば「廃墟」と言った感じであった。

   ところで、この「自由の家」ってのが、事実上、我々ツアー客が最初に案内された
   見学施設なのだが、ビルに入る前にガイドさんから「必ず2列に並んで歩いて下
   さい!」と強く注意を受けていた。 そーゆー注意を受ければ、イヤでも緊張感が
   高まってくる。で、確かに建物内に入る際には、皆さん甲子園の入場行進みたい
   な感じで、お行儀よく並んで行進していたのだが、その後、自由の家に隣接して
   いる展望台(北朝鮮側が一望できる)みたいなところに案内された時、ガイドさん
   が「あ、別にここは写真撮影してもOKですよ♪」と云った途端、それまでの緊張が
   プッンと切れ、ここでやっと参加者の顔から安堵の笑顔がもれたのであった。

                                                 つづく



■平成16年9月21日  「回想・板門店ツアー(後編)」

   2日連続でお送りした「板門店ツアー回想記」も、いよいよ本日で感動のフィナーレ
   を迎える!(あ、「感動の」ってとこは言葉のアヤってやつです。 笑)

   展望台から北朝鮮を眺めた一行が次に案内されたのが、ニュース映像などでも
   お馴染みの「軍事停戦会議場(Conference Room)」である。回想記前編の最初
   の部分で、「手軽に北朝鮮に足を踏み入れる」と書いたが、ここの会議場こそが、
   我々がビザなしで北朝鮮側に足を踏み入れることができる唯一の場所である。

   どーゆーことかというと、この会議場の中央にドカーンと大きなテーブルが置いて
   あり、その真ん中にマイク、UN旗、北朝鮮の国旗がキレイに1列に並んで置いて
   あるのだが、それをセンターラインとして、その向こう側ってのが、既に北朝鮮の
   領域なのである!!
          
        
              北朝鮮側           |          韓国側
                            軍事境界線

   この会議場内に限って、我々は自由に南北コリアを往来できるワケなのである。
   もちろん、これは韓国のツアー客だけの特権ではなく、北朝鮮からのツアー客も
   同様に往来できるのだが、もちろん両者が会議場内でバッタリと鉢合わせをする
   ことはなく、時間を変えて順番に見学ツアーは実施される。
   
   我々が会議場を見学している間、室内には数人の韓国人兵士が警備(監視?)
   をしているのだが、この兵士ってのが、まるで「マネキン」のように不動のポーズ
   をとったままなのである。一瞬、「ホンマに生きてるんかいな?」と思うくらい全く
   動かない。さらに全員が濃いサングラスを着用しているので、どこを見ているの
   かも解らない。もちろん、腰には銃を携帯しているワケだからして、これはかなり
   ブキミであった。

      
      この姿勢のまま、まったく動かない!       窓の外には軍事境界線(38度線)が

   もちろん我々と同様に、北朝鮮側のツアー客が見学している時には、北朝鮮側の
   兵士達が一緒に室内に入り、ツアー客を監視している。従って亡命(脱北)なんざ
   企てようものなら、即座に兵士達によって取り押さえられてしまう・・・・・・・つーか、
   北朝鮮の一般市民がここを見学すること自体、まず不可能だと思われる。

   この後、我々は「平和の家」だの「自由の村」だの、おおよそ現実とは程遠い名称
   がつけられた施設を見学し、最後はDMZ 内にある食堂で昼食(売店ではビール
   も販売していた。もちろんワタシはシッカリと飲んだ)をとり、それからお土産物屋
   さんにも連れて行かれ(これまたDMZ 内にある)、そしてソウルへと戻った。
 
   で、ツアーに参加してみた感想だが、やっぱ南北コリアを分断する特別な場所と
   云うことで、緊張感に満ち溢れた静けさが漂っており、特にDMZ に入ってからは
   常に銃を持った兵士が同行しての見学が、尚一層、南北コリアの問題がいまだ
   現在進行形の深刻な問題であることを如実に物語っていたような気がした。

   しかし、その一方で、ツアー中、終始ガイドさんが南北コリアが抱えている問題を
   真剣に語っていたにもかかわらず、現実にはツアーの中で北朝鮮製のお酒とか
   絵葉書を販売してある土産物屋さんが、シッカリ見学コースに入っていたりなん
   かして、ある意味で「シラけてしまった」というか、結局は、深刻な状況をも現実
   には「ビジネス・チャンス」として利用してしまう、一種の「浅ましさ」みたいなもの
   も感じるツアーだなぁ・・・・とワタシは思った。
                                               The End



■平成16年9月22日  「出前論」

   皆さんは引越しをした際、まず最初にやるのはナンであろうか? 荷物の開封?
   はたまたご近所さんへの挨拶まわり? 過去20年間に10 回以上の引越し経験を
   持つワタシだが、引越し直後、まるである種の宗教的儀式のように、何よりも先に
   やることが1つある。それは近所の食堂をチェックして、出前のメニューをもらって
   くることである。

   昔から、なぜか出前ってのが異常に大好きで、ことあるごとに出前を頼んでいる。
   この習慣はNZに住み始めてからも変わることはなく、相変わらず「出前好き男」
   の威厳?を保っている。 もっとも、NZの場合は日本と異なり、「出前」と言っても
   せいぜい宅配ピザ程度であり、一般レストランにおいては、Take Away(持ち帰り)
   のサービスはやっていても、出前サービスってのはまったくやっていない。

   余談だが、NZの宅配ピザってのは、調理した人に思わずレシピを尋ねたくなる
   ほど恐ろしくマズイ! 1枚のピザの右半分は焦げ、左半分がナマ焼けなんての
   は日常茶飯事だし、「コレ、いつ焼いたの?」って感じの冷え切ったピザを、平気
   で配達することも多々ある。 1つだけ取り柄があるとすれば、日本の宅配ピザと
   比べると、恐ろしく安いことぐらいであろう。( Lサイズ2枚にコーラ1L、フライド・
   ポテトなどが付いたセットが2,000円くらい) にもかかわらず、やっぱり注文して
   しまうのだから、筋金入りの「出前好き」と云えよう。(笑)

   その昔、京都に住んでいた頃は、ホントに頻繁に出前を頼んでいた。たぶん週に
   3回は頼んでいたんじゃないだろうか? クリア・ファイルの中には、超本格的な
   京懐石のお店から大衆食堂に至るまで、和洋中のありとあらゆるお店のメニュー
   が40枚以上ストックされていた。

   ところで、こりゃワタシだけの悪癖なのかもしれないが、どうも出前だと必要以上
   に注文してしまうことが多い。 例えば、ラーメンを注文する際など、元々が少食
   のワタシは、ミニ・ラーメンでも十分な量なのに、ついつい一緒にチャーハンだの
   餃子だの、しまいには鶏の唐揚げなんかも頼んでしまうのである。

   1つには「注文数が少ないと悪いかな?」という気持ちがどこかにあるんだと思う
   が、根本的には出前だと、ナゼか気が大きくなってしまう性格が災いしているん
   だと思う。先ほどの注文パターンの場合、とりあえずラーメンは伸びると食べられ
   なくなってしまうのですぐに食べるのだが、残りのチャーハンや餃子などは、翌日
   の昼食へと回されることになる。
  
   さて「出前好き男」には「出前好き男」の仁義ってのがあるのをご存知だろうか?
   マンションに住んでいると、通路の床に出前の残骸とおぼしき食器類が放置して
   るのを見かけることがよくある。 時々、ワタシはそれを見て憤慨してしまうことが
   あるのだ。こともあろうに、食べた後の食器を洗わずに、残飯と共に放置している
   輩(やから)がいるのである!

   コレは実に下品と云わざるを得ない!  少なくとも残飯は家庭のゴミ箱に捨てて、
   そして軽く水洗いくらいしてから置いておくのがマナーだと、ワタシは固く信じてい
   るし、できればキレイに洗剤で洗った後、「ごちそうさまでした♪」のメモを添えて
   廊下に出すのが「仁義」ってモンである。それがイヤなら、注文の際に「折り詰め
   でお願いしまーす!」と頼めば良いのだ。それを、いったい何様のつもりかしらん
   が、汚いまま出すとは、どーゆーことじゃ!  夏場だと廊下に腐敗臭が充満して
   ナンか死ぬほど臭いじゃねーか!!  だいたい、オマエは・・・・・ってな具合で、
   お説教の1つでもしたくなってしまうのである。(笑)
 
   と、ココまで書いて、ふと思ったのだが、この徒然でも今までに何度か書いたこと
   があるように、ワタシはホテルに泊まった時、ほぼ100%と言って良いほどルーム
   サービスを頼む。別に外に食事に行く時間もないほど忙しいとか、昼間に全力で
   労働に勤しんだので外食する気力が残っていないとかいうワケではない。コレも
   やっぱ単に「出前好き」が高じた結果なのかもしれない。(笑)



■平成16年9月25日  「暇ネタ」

   インスタント食品の袋には、たいてい写真が載っている。 ナンの写真かってーと、
   その商品の「完成状態」なのだが、そこには必ず「調理例」とか「盛付け例」という
   注意書きがある・・・・・・当たり前の話だが、そのインスタント食品をそのまま調理
   したところで決して写真のようにはならない。写真の中の完成品には、袋の中に
   同封されていない豪華な食材が贅沢に使われており、このことで「オイオイ、話が
   違うやんけ!」と文句を言う人は・・・・ほとんどいないと思う。 

   ダイエット法のチラシにも、たいていは写真が載っている。ナンの写真かってーと、
   ダイエット前とダイエット後の状態なのだが、そこには「成功例」とか「完成予想図」
   などという注意書きはない・・・・・・当たり前の話だが、そのダイエット法をそのまま
   実行したところで、全員が写真のようにスリムな体系になるワケではないことくらい
   誰でも承知しているハズなのに、「オイオイ、話が違うやんけ!」と文句を言う人が
   ・・・・かなりいるんじゃないかと思う。

   店頭のショーウインドに、蝋(ろう)で作った見本の食べ物がディスプレイしてある
   レストランがよくあるが、あれは日本独自のモノであり欧米にはない。そのせいか、
   初めてニッポンを訪問した欧米人なんかは、あまりにもリアルな、あの見本を見て
   スゴーク驚くことがある・・・・・・当たり前の話だが、通常は実際に出てくる料理って
   のは、ディスプレイ品とほぼ同じであり、仮に見本のステーキの厚さと、実際出て
   きたステーキの厚さの間に1cm以上の差があると、「オイオイ、話が違うやんけ!」
   と文句を言う人が・・・・・・ほとんどであろう。

   ・・・・・・・以上、3つの例を出してみたのだが、3つとも事の本質は基本的には同じ
   ハズなのに、それに対する反応がかなり違うのはナゼなんだろうか?? やっぱり
   ある一定の値段以上になると、人間はそれなりに「期待」をしており、いかなる理由
   があったとしても、それが裏切られると、モーレツな怒りが沸いてくるのだろうか?

   イヤイヤ、別に今日の徒然に深い意味はない。単にタバコを吹かしながらボーっと
   していたら、ふとそんな疑問が頭に浮かんできたのである。ワタシって、どーしよう
   もなくヒマなんだろうか?(笑)



■平成16年9月26日  「幸福と不幸の量」

   よく「天空の晩餐会」へのご投稿で協力を頂いているWさんから、非常にユニーク
   な写真を送って頂いた。

           


   ご覧の通りB744型機と野鳥の編隊飛行なのだが、よくもまぁ、これだけタイミング
   良く、同じ方向に飛び立つ両者を撮影できたものだと、思わず感心してしまった。
   Wさん、貴重なお写真、本当に有難うございましたぁ!

                           ★
 
   さてさて、我々の身の回りにはチャンスってのがゴロゴロしている。Wさんの例で
   云うならば「シャッター・チャンス」という言葉が思い浮かぶし、くじ引きなんかだと
   「ラッキー・チャンス」ってのがある。まぁ、これが歌の文句では「チャンスは一度」
   ってことになるんだろうが、実際には最初に述べた通り、そこら辺にゴロゴロして
   いるワケであり、それに気が付き、そしてタイミング良く掴んだ人は、「成功者」と
   呼ばれたりなんかしている。
   
   世の中には「自分は運が悪い人間である・・・・・」と悲観している人が大勢いると
   思うが、ロシアの文豪・ドストエフスキーによると、「人生における幸福と不幸の量
   は同じ」らしい。従って、決して悲観することなんざぁないのである。と、ここで自分
   のこれまでの人生を振り返ってみると、そら多少の不幸はあったかもしれないが、
   圧倒的に幸福の方が多かったような気がする・・・ってことは、ドストエフスキーの
   説を信じるならば、これからのワタシの人生、不幸が多くなるってことかい???
   まぁ、わりと「不幸」な状況に酔いしれることができる楽天的な性格だし、別に気に
   することもないか・・・。(笑)



■平成16年9月30日  「無知と稚気」

   イヤイヤ、ここんところ更新をサボってばかりでホンマにすんまへん! こんなこと
   書いたら、「オマエ、ぜんぜん反省してないやろ!」って怒られそうなのだが、実際
   のところ、サボり癖がすっかり身体に染み込んでしまい、もはや「快感」の域に達し
   つつある。

                            ★

   さてさて、いつものようにネットでニュースをチェックしていたら、ちょいと気になる
   記事があった。それは最今の食品事情についてなのだが、ここんところ不当表示
   の食品が巷に大氾濫しているらしいのだ。 例えば、パックには「近江牛」と表示
   されたシールを貼っておきながら実際には輸入牛肉であったり、袋には「新米」と
   印刷されているにもかかわらず、実際には大量の古米を混ぜてたりとかである。

   もちろん消費者からすりゃ、これらの不当表示はハッキリ言って詐欺行為であり、
   大半の方は「絶対に許せない!」と憤慨していらっしゃることであろう。で、ワタシ
   は何が気になったのか、イヤ、正確に述べるならば、「気になった」と言うよりも、
   スゴーク興味を覚えたのが、我々消費者の心理である。

   要は消費者の方々は、ホンモノだと思って買ったのに、それがニセモノであった
   ために憤慨しているワケである。 確かに、本物価格、または本物に近い価格で
   買ったのに、それが全くの偽物&安物であれば、そら憤慨するのも当然である。

   ところが、これは不当表示食品を販売する際の特徴の1つなのだが、たいていは
   「超目玉商品」てな感じで、本物の1/3以下の偽物価格で販売される場合が多い。
   この「1/3以下の価格」というのがクセモノで、これはいわゆる偽物と呼ばれてる
   商品の通常価格に相当しているのである。つまりマトメると、不当表示された食品
   を売るという行為は、言い換えるなら「‘高級品’と偽った、ごくごく普通の商品を、
   ごくごく普通の商品に付けられてる、ごくごく普通の価格で買った・・・」ってことに
   なるワケである。従って、こと「金銭的な損害」に関してのみ言及するなら、詐欺
   の被害としては、比較的少ない方だと云える。

   では、消費者の憤慨の根底にあるものはナンなのか?というと、たぶん精神的な
   ダメージなんじゃないかと思う。温泉事件の時もそうだが、事件が発覚するまでは
   ほとんどの消費者は、自分が騙されているとは気が付いてなかったと思う。誤解
   を恐れずに言うならば、みんなイイ夢を見ていたのである。ところが、ニュース等
   で事件が発覚したことで、その夢をブチ壊され、そして「騙されていた」という事実
   自体にショックを受け、それらが怒りの根本になっていると思うのだ。

   香港やシンガポール、そして日本でもたまに売られている「偽ブランド品」ってのも、
   根本的には食品の不当表示販売と同じような手口であり、金額的には二束三文
   で売られているものが多いワケだが、面白いもので、これら偽ブランド品に関して
   は、「イヤイヤ、別に偽物でもエエのよ。要はハッタリがカマせれば♪」って感じで、
   意外に消費者からのコンセンサス(同意)が得られてたりなんかする。

   まぁ、健康に直接かかわってくる「食品」と、生活には直接関係のない「嗜好品」を
   同列に扱うことはもちろんできないが、人間ってのは、中途半端に物事の真実を
   知っているより騙されている時の方が、案外、幸せなそうな顔をしてるってのも、
   ナンだか皮肉な話ではある。
   


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