■平成16年10月1日  「海外生活と危機管理」

   既に新聞報道などでご存知の方も多いかと思うが、NZのクライストチャーチ
   で、日本人留学生が変死する事件があった。

   日本では続報は流れていないようだが、こちらの地元新聞が伝えるところに
   よると、 その日本人留学生は9月24日(金)に友人と飲みに行き、日付が変わ
   った午前1時半頃に友人と共にタクシーに乗り込み、ホームステイ先の近くで
   降車。そして夜が明けた頃、ヒースコート川で死体となって見つかったそうだ。

   検視の結果では、川に落ちてから死亡した模様で、外傷はあるものの、それ
   が転落で出来たものか、争って出来たものか特定できていない。(少なくとも
   新聞記事には‘溺死’とは記載されていない)

   その後の捜索の結果、17歳のNZ人の少年2名が重要参考人として浮かび
   上がり、彼らの自宅から、留学生のバック・パックとパスポートが押収された。
   少年達の供述によると、日本人留学生が川の側の道で横たわっていたため、
   道の端に彼を移動し持ち物を持ち去ったとの事。今日の段階で未だ事故死
   とも犯罪の被害にあったとも特定は出来きておらず、引き続いて目撃情報を
   募っている状況である。

   別に死者にムチを打つつもりは毛頭にないし、今回の被害者のことを指して
   いるワケでもないが、昨今NZを訪れる日本人留学生ってのは、その大半が
   遊びが目的なのだが、まさか親に「NZに行って、しばらく遊んで暮らしたい♪」
   とも云えず、親に費用を出してもらう口実として、現地の誰にでも入れる語学
   学校に形だけ籍を入れ、周囲には「NZに留学してます♪」という風にしている
   若者が、実に多いのである。

   もっとも、それはそれで人の生き方なんだから、他人からゴチャゴチャ言われ
   る筋合いはないのかもしれない。しかし、そんな彼らの「危機管理の甘さ」から
   発生した事件によって、マジメに勉強している留学生やワーホリの人々までが
   間接的に迷惑を被る場合があるのだ。

   例えば、ここNZでも日本人は「若者でも多額の現金を持ち歩いている」という
   イメージが定着している。実際のところ、彼らが財布の中に入れて持ち歩いて
   いるのは、日本円で5千円程度なのだが、それでも通常はビジネスマンでも
   2千円程度しか持ち歩いていないNZ人感覚からすれば、これは異様な光景
   に映ってしまうし、悪いヤツにしてみれば、まさに日本人は「鴨ネギ」である。
   
   それでも数年前までは、悪いヤツの餌食になっていたのは、多額の現ナマを
   所持し、夜な夜な繁華街の盛り場をうろついているアホな留学生だけだった
   のが、今じゃ「郷に入れては郷に従え」を忠実に守り、最低限度の現金だけを
   持ってマジメに勉強している留学生まで、「日本人は多額の現金を持ってる」
   というイメージに踊らされた悪人から、白昼堂々と襲われたりなんかしている
   のである。

   確かにNZは世界有数の安全な国ではあるし、人々はフレンドリーで親切だ。
   しかし、当たり前の話だが、どんな国にも必ず悪人というのは存在する。その
   ことを常にシッカリと認識して行動をするのが、危機管理の「第一歩」であり、
   その次が、「君子危うきに近寄らず」という諺どおり、「オレは海外生活に慣れ
   ているから大丈夫」などとアホな勘違いを起こして、夜の繁華街などの危険な
   場所に、安易に足を踏み入れたりしないことである。



■平成16年10月4日  「スイカ予約受付中♪」

   いろいろバタバタしていて、サイトの更新はもちろんのこと、メールのチェックを
   やる暇すらない日々が続いている。で、今日、意を決してメールをチェックして
   みたら、わずか数日で百十数件ものメールが届いており、この時点でガッツを
   失ってしまった。(笑)

   普通、マトモな社会人であれば、仕事関係のメールからチェックするのが常道
   なんだろうが、ワタシの場合、あいにく不真面目な社会人のため、先ず最初に
   どうでもイイようなDMからジックリと読んでしまうことが多い。ちなみに本日の
   ポール・ポジションは、楽天からのメールであった。(笑)

   もっとも、この悪癖にはそれなりの理由があるにはある。仕事関連や知人から
   のメールは、直接フォルダに入るように設定しているのだが、その他のメール
   に関しては、当然ながら受信トレイに入ってくる。ここでA型のワタシとしては、
   まず最初に、これらのメールをチェックして、それから一斉削除し、受信トレイ
   がキレイになってからでないと、どうも重要なメールを読む気になれないので
   ある。まぁ、言ってみりゃ、美味しいオカズに手を出す前に、まず嫌いな副菜
   を片付けるのと同じ心理である。(ワタシはゴハンを食べる際、なぜかオカズ
   をバランス良く食べることができない)   

   で、DMチェックが一通り終わり、受信トレイがキレイになったところで、気持ち
   新たに仕事&知人からのメールをチェックを始めたのだが、多数あるメールの
   中に、パチ嫁からのメールもあった。 パチ家からのメールってのは、だいたい
   「怒りのメール」か「ネタ提供のメール」のどちらかである。 てなことで、今日は
   どっちじゃろか?と思って読んでみたところ、パチにしてみれば怒りのメール
   なんだろうが、こっちにしてみれば格好のネタ提供メールであった。(笑)

   実は今年の夏、友人ファミリーと一緒に高松に遊びに行ったのだが、その際
   せっかく高松に来たんだから、パチK邸に殴り込みにでも行くべえかってこと
   になった。ワタシが1人で遊びに行った時にゃ、お茶の1つも出さないくせに、
   ナイフラの大ファンの友人ファミリーが一緒だったこともあり、パチ邸の駐車場
   で盛大なバーベキュー・パーティーを開催してくれたのだ。

   さてさて、「人は見かけによらない」とはよく言ったモンで、実はパチKもパチ嫁
   も、外見こそ極道&極妻そのものなのだが、意外なことに、子供が大好きなの
   である。で、その時も、友人が子連れだったこともあり、アホほどデカイ西瓜を
   用意してくれて、西瓜割り大会まで開催してくれたのである。 

   で、あまりにもワタシが遊びに行った時と態度が違うので、すっかりムカついた
   ワタシは、普段は絶対に口にしない西瓜をガブガブと食べ、その種をパチ家の
   敷地内のあらゆる場所に吐き捨てまくり、憂さ晴らしをしていたのである。

   ところが、本日届いたメールによると、その時 ワタシが吐き捨てまくってた西瓜
   の種が、ふと気が付いたら思いっきり芽を出してスクスクと育ち、今ではナンと
   高さ10 cmくらいまで成長してしまったそうなのである! ここでもう一度書いて
   おくが、ワタシはパチ邸敷地内のいたるところに種を捨てまくっている。
   
   今、パチKはスイカの苗の除去作業に追われているらしいが、几帳面な性格
   のワタシは、住宅の床下の部分にも種を飛ばしまくっている。さすがにそこま
   では除去できないハズである・・・・・・・来年の夏、パチK邸のリビングの床下
   には、きっと何百個もの大きなスイカが出現していることであろう。(爆)

   てなことで、パチK邸の床下で収穫されたスイカを、ぜひ食べてみたいという
   方は、今すぐナイフラまで予約の申込みを!(笑)
   


■平成16年10月7日  「どこの国の法律だぁ?」

   どうもワタシはストレスが溜まってくると、やたらと政治ネタを書きたくなると言う
   妙な性癖があるようで、しかも上品な内容ではなく、ちと過激な発言をしてしまう
   ことが多い。まぁ、それを踏まえて、「話半分」ってことで読んで頂ければ非常に
   幸いである・・・・なーんてイチイチ書かなくても、皆さん、いつも話半分で読んで
   いらっしゃいますよね?(笑)

   で、今日のウップンは何かと言うと、毎度お馴染みの「外交問題」である。皆さん
   ご存知の通り、「外交」の本来の目的は、自国の「国益」を守ること、この一言に
   尽きる。これが「相互理解を深め、交流を図る」というのが主目的である「友好」
   との大きな違いである。

   従って、外交の場での根本的な姿勢は、あくまで「自己主張」と「要求」であって
   決して相手の要求を一方的に聞き入れることではない。 ところが、これまでの
   日本政府・外務省の姿勢を見る限り、もう見ていられないくらい「卑屈」であり、
   国益なんざぁキレーさっぱり忘れて、相手の利益や要望を叶えてあげることこそ
   が平和への道と信じているようである。この際、ハッキリ言うが、アホである!

   ・・・・と、イキナリ憤慨しているのだが、これにはちゃんと理由がある。 日本では
   あまり大々的には報道されていないようだが、去る10月4日、米国下院本会議で
   「北朝鮮人権法案修正案」ってのが全会一致で可決された。皆さん、この法案を
   ご存知であろうか?

   同法案は金正日政権が国民2百万を餓死させ、20万を不当に拘束し、数十万
   を国外に追いやったとして、米国政府が人権弾圧の窮状を是正、人権を回復
   することを目的とし、1)今後4年間、年間2千万ドルを北朝鮮国民の国外脱出
   を助ける国際人道組織に供与する 2)北朝鮮への経済援助は北朝鮮が拉致
   した日本や韓国の国民の安否情報がすべて開示され、そして被害者が本国
   への帰還を認められない限り、交渉に乗せない 3)人道援助も北朝鮮政府が
   適切に使い、人権保護や刑務所改善、離散家族再会などを進めていることを
   供与の前提条件とする−などという措置を定めた法律である。

   さらに中国に対して、中国領内の北朝鮮難民の待遇を改善し、本国への強制
   送還を全面停止することを求める一方、国連難民高等弁務官事務所に北朝鮮
   の人権弾圧の特別調査の実施を要請している。(産経Webより抜粋)

   もう一度書くが、これは「米国下院本会議」にて、「全会一致で可決された」
   法案なのである! 被害国であるはずのニッポンがニコニコしながら援助物資
   を加害国に対して献上し、また「拉致被害者の再調査したが進展なし!」と居直
   られても、「ありゃりゃ、そうですか」と、ヘラヘラ笑っている時に、アメリカ合衆国
   では、こんなスゴイ法律が作られていたのである!

   もちろん、この法案に対して「内政干渉ではないか?」との反論もあるし、韓国
   では国論を二分しての論争が巻き起こっている。  しかしだぁ! 国益を守れ
   ない国、そして国民を守れない国に輝かしい未来があるとは絶対に思えない。
   政治家や官僚は、一体どうしてこんなに弱腰なのであろうか? 何かヤマシイ
   ことでもあるんだろうか? 国内のTV番組では、けっこう強気の発言をしている
   のに、どうして同じ事を外交の場では言えないのだろうか? これじゃ、完璧に
   「金持ちのアホぼん」である。

   故・松下幸之助氏は「政治とは国家の経営である」と言ったことがある。その説
   で言うならば、「外交」ってのは、正にクライアントとのビジネス交渉の場である。
   ビジネス交渉の場での「お人よし」は、単なる愚行に過ぎない。もし日本が企業
   であったならば、とっくに倒産していることであろう・・・・・。



■平成16年10月9日  「咄嗟の反応」

   今年1月5日付の徒然で、「New Year Resolution(年頭の決意)」と題し、今年中
   に達成すべき目標として3つの「Resolution」を書き記した。1つ目はマニラ旅行、
   2つ目が足を180度開脚できるようにすること、そして3つ目が第3外国語として
   ハングル語をマスターすることである。

   で、現在の進行状況だが、「案の定」というか「やっぱり」というか、どれ1つマトモ
   に進んでいるものがない。つーか、正直に告白してしまうと、どれ1つとして、まだ
   着手すらしていないのである!(爆)  さすがにこのままじゃ、あんまりだってこと
   で、とりあえず体力を使わなくても済むってことで、ハングルの勉強から始めよう
   と思っている。

   ところでハングルと言えば、文法が日本語とほぼ同じということもあり、読み書き
   だけであれば、割と早くマスターすることができる言語の1つだと言われている。
   でも、これは単に文法だけの話ではなく、文化や習慣の面でも、同じアジア圏の
   国ってこともあり、非常に似通っているからじゃないかとワタシは思う。

   さてさて、我々日本人が、中学・高校と6年間もかけて英語を勉強しているのに、
   なかなかマスターできないことの1つに、「否定疑問文に対する返事の仕方」って
   のがある。

   例えば、外人さんから英語で「Do you like a wine?(ワインはお好きですか?)」と
   問われれば、たいていの人は、「Yes(はい)」とか「No(いいえ)」といった感じで、
   自分の意思を正しく相手に伝えることができる。

   では、これが「Don't you like a wine? (ワインはお嫌いなんですか?)」と、否定
   疑問文で尋ねられた場合はどうであろうか? もちろん日本語の場合であれば、
   「ワインはお嫌いなんですか?」と問われて、「はい」と答えれば、それは「嫌い」
   という意味であり、「いいえ」と答えれば、「嫌いじゃないよ」という意味になる。

   ところが英語では、このように否定疑問文で尋ねられても、好きならば「Yes」で、
   そして嫌いならば「No」と言った具合に、普通の疑問文とまったく同じ答え方を
   するのである。つまり、「Yes」や「No」ってのは、「はい」とか「いいえ」という意味
   だけではなく、この場合だと、Yesは「好き」、そしてNoだと「嫌い」と言う意味で
   使われるワケである。

   ・・・・・と、ここまでなら、中学や高校の英語の時間に習った覚えがあると思うし、
   多少ヤヤコシイものの、ほとんどの方々はちゃんと理解されていることと思うの
   だが、んじゃ、それが実際に会話の中で咄嗟に使えるかというと、これが非常に
   難しいワケである。特に中年のおっさんでも知ってる「No problem!」というセリフ、
   自分から言う時には、それこそ「問題ない」のだが、これが相手から言われた時
   には、日本人はみーんな間違えて返事をしている。

   例えば海外のレストランで食事をしている時など、たまにボーイさんがテーブル
   までやって来て、「Everything is OK?」と聞いてくることがある。これはサービス
   や味を含めて、「すべて滞りなくお食事は進んでますか?」と尋ねているのであ
   るが、もちろん何も問題がなければ、ニッコリ笑って「Yes, thank you」と答えれば
   イイだけである。ところがボーイさんによっては、「Everything is OK?」ではなく、
   「No problem?」と聞いてくる人がいるのだ。 で、この場合、もし問題がなければ、
   「No(ない)」と答えなければならないのだが、たいていの日本人観光客は、ここ
   でニッコリ笑いながら、ついつい日本語感覚で「Yes!」と答えてしまうのである。
   もちろん、これでは「Yes(問題あります!)」という意味にななってしまう。

   以前、韓国を訪問した際、ホテルのフロント(アメリカ系のホテル)で、「変圧器が
   あったらお借りしたいのですが・・・・」と、英語で尋ねたところ、フロントの係員は
   非常に流暢な英語で「I'm afraid we don't have it.(あいにく当ホテルではご用意
   しておりません)」と答えた。と、ここまでは良かったのだが、それを聞いたワタシ
   が、独り言のようにボソッと「Oh, you don't.....(あぁ、ないんですか・・・・)とつぶや
   いたところ、その係員が「Yes.....」と答えた。 先ほども説明したとおり、この場合
   も「No.....」と答えるのが正しい英語の応対である。

   もちろんワタシは日本人だし、彼の言う「Yes」の意味が、決して「あります」という
   意味ではなく、単にワタシの独り言に対して「ええ、そうなんですよ」という意味で
   使われたことは理解できたが、もし欧米人であれば、「ん?」ってことになってい
   たと思う・・・・とは言うものの、ワタシはこの係員の反応に、妙な親しみを覚えて
   しまったのであった。(笑)

   まぁ、咄嗟の場合の反応ってのは、どうしても文化的な影響をモロ受けやすいと
   いうことであろう・・・・・・・・ってなことで、ハングルに関しては、残り3ヶ月もありゃ、
   それなりにしゃべれるようになると踏んでいるのだが、コレってやっぱ甘い考えな
   んだろうか?(笑)



■平成16年10月10日  「不健康バンザイ!」

   軟弱である・・・・・実に軟弱である・・・・・こんなに弱いヤツだとは夢にも思わなか
   った・・・とイキナリ書いても、ナンのこっちゃ解らないと思うが、これはワタシ自身
   のアルコール処理能力のことを嘆いてのボヤキである。

   先日、ちょいとした宴会があり、ワタシはビールの500ml缶を1本、そして白ワイン
   をボトル半分ほど飲んだ。 この量は普段のワタシからしてみれば、メチャメチャ
   少ない方であり、かなり遠慮気味に飲んでいたワケである。

   どーも ワタシは生まれつきアセトアルデヒドが多いのか、酒はけっこう強い方で、
   かなり飲んでも、ほとんど酔っ払うことはないし、仮に酔っ払ったとしても、周囲の
   人に絡んだり、大暴れするようなことは絶対にない。(そもそもそんな体力がある
   ハズもない)。不思議なモンで、こーゆー人間の周りには、こーゆータイプの人間
   が集まるようで、パチK夫妻を筆頭に、友人・知人・親戚・縁故関係者に至るまで、
   みんな大酒飲みではあるが、酒のマナーは実にナイスな人ばかりである。

   で、話は元に戻るのだが、その宴会ってのが、「お付き合い」みたいな感じの参加
   だったこともあり、ワタシ的は遠慮気味に飲んでいたワケだが、飲んでいる途中で
   ナンだか急に酔いが回ってきて、こりゃマズイってことで、慌てて水を飲んだりして
   ゴマかしながら、何とかその場はしのいだのだが、宴会が終了してからの記憶が
   バッサリと消えてしまっているのである!

   酒を飲んで記憶を失った経験など、これまでに一度もなく、今回のこの出来事は
   ワタシ的にはかなりショックな事件であった。しかし、それでも根っから楽天的な
   性格のワタシは、「まぁ、たまたま体調が悪かったんだろう」と軽く考えていたのだ
   が、実は2日ほど前にも、同じ現象が起こってしまったのである。しかも、その時
   に飲んだのは缶ビール1本! たった1本で人事不省に陥ってしまっのだ!!
   
   一体全体、どーなってるんだろうか? このままワタシは下戸になってしまうので
   あろうか? ついでにタバコを吸うのもヤメたりなんかしちゃうんだろうか??(笑)
   人間、死期が近づくと奇行に走るというが、いつも「不健康100%」の生活をしてた
   ヤツが、急に健康的な生活をしだすと、こりゃかなアブない! 早いところ、元の
   不健康な身体を取り戻さないとイカンよなぁ・・・・と思っている今日此頃である。



■平成16年10月11日  「画期的な実験!」

   出稼ぎで飛行機に乗るたびにいつも感じることだが、乗り物ってのは、基本的に
   1日に連続して3時間以上乗っちゃイケないんじゃないかと思う。

   海外旅行の際、我々は飛行機の中で何をしているかというと、別に重労働をして
   いるワケではない。 単にメシを食べ、酒を飲み、映画を観たり雑誌を読んだりし、
   ビジネスマンであれば、軽く書類に目を通したりしながら、いつの間にか眠りこけ、
   そして目が覚めたら、また軽食をとり・・・・・・みたいな感じで、普段の生活に比べ
   りゃ、「屁」みたいな状態のハズである。

   ところが、ナゼかこの「屁」のような状態ってのが妙に疲れる。科学的に言うなら
   ば、機内ってのは、空気は乾燥してるは、騒音はヒドイは、閉塞的な空間だはで、
   かなり過酷な環境であり、疲れるのが当然と言えば当然なのだが、我々日本人
   のように、普段は何かと多忙な生活を強いられている国民にとって、一番キツイ
   のは、何もすることがない、あの「ヒマな時間」そのものなんじゃないかと思う。

   例えば、もし会社から1ヶ月間の休暇をもらったりなんかしたら、最初の1週間は
   嬉しいかもしれないが、2週間目からだんだんと退屈し始め、3週間目に突入す
   ると、徐々に仕事のことが気になりだし、そして4週間目になると早く会社に戻り
   たくて仕方がなくなる・・・・・・・そんなビジネスマンって結構いるような気がする。
   (ワタシなら、たぶんそのまま会社を辞めると思うが・・・・笑)

   要は機内での心理状態も、これに近いものがあり、2〜3時間のフライトならば、
   メシを食べたり酒を飲んだり、これから始まる旅に思いを巡らしたりとかで、退屈
   せずに済むのだが、それ以上のフライトになると、やっぱり「ヒマ」をもてあまして
   しまい、これに過酷な機内環境も加わって、どんどん疲れが溜まって行くのであ
   ろう。

   ところで、ニュージーランドってのは、地図上ではヨーロッパに行くより近いような
   感じがするのだが、実は成田や関空から直行便でも11時間以上もかかるのだ。
   これまでワタシは何度もこの路線を利用してきたが、やっぱ11時間のフライトは
   すごくキツイし退屈の極みである。

   そこで、退屈しのぎに機内でいろんな工夫をしてきた。よくやったのは、普段は
   絶対に読まないであろう書物を持ち込むことである。 人間ってのは、スゴ〜ク
   不思議なモンで、マジでやることがなく、それでいて眠ることもできないような
   状況だと、日常生活では絶対にやらないであろう行動に走ることがある。

   ワタシはかなりの読書魔なのだが、外国の小説ってのはどーも苦手で、普段の
   生活では絶対に読むことはおろか、手にすることすらない。ところが、機内で何
   もすることがなくなると、その禁断の世界に足を踏み入れてしまうのである。(笑)

   もちろん、これにはかなり苦痛が伴う。なんせ全く興味のない本を読んでいるの
   だからして、気持ち的にはほとんど修行僧である。で、その内、苦痛に耐え切れ
   なくなり、本を放り投げて、しばし外の風景を見たり、物思いに耽ったりするのだ
   が、またやがて何もすることがなくなり、仕方なく再び本を手にとる・・・・・これを
   繰り返しているうちに、だんだんと眠たくなってくるというワケである。

   さて、これ以外にもワタシは、恐らく世界で最初に機内で、ある画期的な実験を
   試みた日本人としてギネスブックに載っている!(ウソでっせ) 皆さん、ご存知
   のように北半球では台風の渦は左巻き・・・・つまり時計と逆方向に回っている。
   ところがNZを含む南半球では、逆に台風や低気圧は右巻きに渦を巻いている。

   これは何も台風だけの話ではなく、洗面に水を貯めておいて、そして一気に栓を
   抜いた際、流れ落ちていく水でも同じで、北半球では左巻きの渦になり、南半球
   では右巻きの渦と共に水は流れていくのだ。参考までに、赤道上では渦ができ
   ずに、そのままストレートに水は落ちていく。これらはすべて地球の自転に関係
   しているのだが、小難しい話はここでは割愛する。

   で、その画期的な実験とは何かと言うと、NZ〜日本間のフライトってのは、当然
   ながら南半球から北半球への移動であるからして、ひょっとしたら、上記の現象
   を機内のトイレで確認することができるんじゃないかと思い立ち、飛行機が赤道
   を通過する前後30分くらいの時に、実際に試してみたのである!(爆) これぞ
   ヒマの局地が成せるワザというものであろう。(笑)

   そして実験結果だが、南半球を飛行中は、洗面の水は見事に右巻きの渦とな
   って流れ落ち、赤道付近では渦はできず、そして北半球の上空に突入すると、
   左巻きになって落ちていったのである!! ワタシはこの画期的な実験のため
   に、わざわざ機長に赤道通過予定時刻まで聞いていたのだが、何とその機長も
   実験に参加したいと言ってきた。つまり、狭いトイレにワタシとオヤジ機長、さら
   には、ギャラリーとしてチーフ・パーサーまでもが加わり、華々しく実験が行われ
   たのである!(爆)

   まぁ、何かと退屈なロング・フライトではあるが、工夫次第ではヒマを有効に利用
   できるという話である。(笑) オーストラリア、ニュージーランドを旅行する予定の
   ある方は、ぜひぜひお試しあれ! 

   PS 参考までに、そのままの状態では水がどちらに渦巻いているか解りにくい
      ので、ワタシはトイレに備え付けてあった液体ソープを使って、軽く水面に
      泡を立てておいた。



■平成16年10月14日  「Just moment!」

   でへへへへ・・・・・でへへへへへへへへへ・・・・・・(←いわゆる「笑ゴマ」です)
   今日中には徒然を書き上げますんで、しばしお待ち下され!(笑)

   ・・・・・・・と、エラそうなことを書いていたのですが、結局、野暮用が重なって
   しまいまして、今日はなーんにも書けませんでしたぁ。すんまへーーーーん!



■平成16年10月17日  「新TOP画面登場・・・・かぁ?」

   ナイフラには、毎日、山のようなファンレターが届く・・・ことはなく、まぁ、1週間に
   5通程度・・・ってのも大ウソで、2週間に2〜3通と書いたら、もっともらしいのか
   もしれないが、実はコレでもまだミエを張っていて、正直に告白すると、せいぜい
   月に1〜2通ってとこである。(笑)

   数少ない貴重なお便りの大半は日本在住の方からなのだが、たまに海外在住
   の方からもお便りが来ることがある。で、日本語サイトということもあり、基本的
   にお便りはすべて日本語で書かれているし、それが普通だと思っていたのだが、
   昨日、突然、カナダに住んでいる外人さん(←死語に近い表現だよなぁ・・・)から
   ファンレターが届いた。

   ワタシはショー社に勤務した経験がないもんで、地理はヒジョーに苦手だが(爆)、
   どうやらカナダ東部に住んでいる人らしい。何でも、ナイフラに掲載してある数々
   の機内食やラウンジの写真を見てエラク感動したらしく、「Great Photo Resource」
   などと、こっちのケツが痒くなるようなお褒めの言葉まで頂戴してしまった。

   これは、ちょいとした裏話になってしまうのだが、実は昨年11月に新生ナイフラを
   立ち上げた際、本来であれば、同時にEnglish VresionもOPENするつもりだったの
   である。「天空の晩餐会」や「貴賓室の世界」、そして「アメニティー百選」などなど、
   航空関連のコーナーは、別に問題なく日英共同で使えるし、平成徒然草の方は、
   日本語版を翻訳するのではなく、英語版は英語版で、それなりのエッセイを書き、
   残りのコーナーは、日本語をそのまま英語に訳してUPしようと考えていたのだ。

   んじゃ、どーして最終的にEnglish Versionが陽の目を見なかったのかというと、
   ナンだか日英の両方で更新作業を行うのはスゲー手間隙がかかるし、そのよう
   なことが、この怠け者のワタシに続けられるハズもない。さらに「M氏の事件簿」
   の中でも、特に人気の高い「我中国語得意也」を英語ネタとして、面白おかしく
   訳しきる自信がじぇーんじぇんなかったからである。(笑)

   それにしても、日本語が全く解らない外人さんにも、じっくりと楽しんでいただける
   サイトに成長できたのも、まさに、これまでいろんな写真をお送り下さった方々の
   ご協力の賜物であると、改めて深く感謝している次第である。まぁ、ここに来られ
   る方の中には、人のアラ探しをすることに、「生きがい」を感じていらっしゃるので
   はないかと思えるようなCharlie・・・・・もとい! Gentlemanの方もいらっしゃるが、
   これらの例外を除けば、99.99%の方は純粋に楽しんでいらっしゃると、スタッフ
   一同、確信している次第である。

   ・・・・・とは言うものの、ここんとこ、いろいろバタバタとしていて、サイトの更新も
   非常に滞りがちである。さらに、各コーナーともマンネリ化しているところもあり、
   航空会社の新シート導入ではないが、ここいらで一発、大改装でもするべーか
   と密かに考えている。 まぁ、とりあえず、その第一弾として、トップ画面を新作
   に変更する予定なので、乞うご期待あれ!(ダン隊長、勝手に皆さんに約束を
   しちゃいましたんで、ヨロシクね。爆)



■平成16年10月19日  「ガマン強いのねぇ・・・・」

   旬の話題であったにもかかわらず、これまでプロ野球のことについて、ほとんど
   語ったことがなかった。別に意識して避けていたワケではなく、ぜんぜん頭にも
   浮かばなかった・・・つまり早い話が、これといって興味がなかったってのが原因
   である。

   ・・・とは言うものの、例の「プロ野球再編問題」が連日ネットでも報道されてりゃ、
   イヤでも基礎知識は頭に入ってくる。で、ある程度は事情が解ってきたこったし、
   そろそろワタシの感想を述べてみようかと思う。

   今、ライブドアの堀江サンと楽天の三木谷サンは、「日本プロ野球組織」とやらの
   中の「審査小委員会」ってとこで、何やらヒアリングを受けているらしいが、正直
   なところ、これには大笑いしてしまった。 そもそも「日本プロ野球組織」ってのは、
   最高責任者(コミッショナー)を中心に、各球団から出されたオーナーとプロ野球
   の運営にかかわる事項を審議する組織である。

   ってことは、本人たちがいくら「んなこと言われても、ワシ、ただ頼まれて委員に
   なっただけやのに・・・・」とボヤこうが、日本のプロ野球がここまで衰退させてし
   まった、いわば責任者の集まりである。そんな赤字経営の専門家達が集まって、
   「勝算はある」と意気込んでいる新規参入会社を面接するってのが、妙に滑稽
   に思えたのである。

   そもそも野球にしろサッカーにしろ、アマチュア・スポーツであれば、「一生懸命」
   とか「純粋」ってことだけでも、レーゾンデートル(存在価値)ってのが十分にある
   ワケだが、有料で観客を集めて試合を行うプロ・スポーツの場合には、これらに
   加えて、必ず何かしらのエンターテイメント(娯楽)の要素がなければならない。

   んじゃ、「エンターテイメント(娯楽)とは何ぞい?」というと、これは当たり前の話
   ではあるが、「観に来てくれた人を楽しませる」ということである・・・・と、ここまで
   説明すればお分かりと思うが、これまで「人から楽しませてもらったこと」 はあっ
   ても、逆に「人を楽しませたこと」がないような方々が集まったところで、ほとんど
   無意味であり、本質とはあまり関係のないようなショーモナイことにケチをつける
   ことで、自分の威厳と存在価値を保とうとするのが関の山である。

   そのような中、ほとんど「権威の見本市」みたいなところに、忙しい時間を割いて
   ワザワザ出向き、プロ野球衰退の責任者でもあるオヤジ連中から、重箱の隅を
   突付くような質問に耐えている堀江サンも三木谷サンも、ホント我慢強い人だと
   思う。 ワタシならば、「お高くとまって、ノーガキばっかこいてんじゃねーぞ!」と
   言いながら、机の1つでも蹴り上げていたであろう。(笑)



■平成16年10月20日  「エライって?」

   寝付きの悪いワタシは、いつも布団に入ってから実際に意識不明の状態に陥る
   までに、通常でも3時間ほどかかる。以前はこの時間を利用して、読書に励んで
   いたのだが、どうも最近は活字を目で追うのが面倒臭くなってしまい、眠るまで
   ボケーっとしながら考え事をしていることが多い。

   「考え事」と云っても、別に深刻なことを考えているわけではない。それこそ徒然
   なるままに、とりとめもないことを考えているワケである。 で、昨日は何を考えて
   たかというと、「偉い」ってのは、一体ナンなのだろうか?ということである。(笑)

   世の中には、「偉い」と云われている人が大勢いる。政治家なんかも一般的には
   エライ人ってことになるだろうし、企業の社長やお医者さんだってエライ人らしい。
   ぜんぜんエラク見えなくても、世間的にはエライということになっているのである。

   ここで、いつものように「ネット大辞林」で、この「偉い」という単語を調べてみると、
   次のような説明がなされていた。

       (1) 人物や行動などが普通の人より遥かに優れているさま。
       (2) 高い地位にあるさま。大きな勢力をもっているさま。

   確かに先ほど上げた職業に従事している方は、(2)には当てはまっているかもし
   れないが、(1)にも当てはまっているかというと、思いっきり「???」という気が
   しないでもない。 んじゃ、高い地位にある人ってのは、なぜ高い地位になること
   ができたかというと、次の5つのパターンが考えられる。

             1) 天才的な才能があった。
             2) 超人的な努力家であった。
             3) 幸運の持ち主であった。
             4) メチャメチャ金持ちであった。
             5) 親が既にエラかった。

   うーん・・・・・・この時点で、既にワタシは絶対に高い地位にはイケそうにもない。
   いわば「予選敗退」という感じである。となると、ワタシがエラクなるには、もはや
   残された道は説明(1)の方を狙うしかないワケだが、 「人物や行動が人よりも
   遥かに優れている」ハズもなく、予選どころか、書類審査でOUTである。

   ・・・・・と、あれこれ書いているが、決してワタシはエラクなりたいワケではない。
   実は今、風邪を引いていて、頭痛・発熱に始まり、嘔吐・腹痛・咳・痰・筋肉痛に
   至るまで、ありとあらゆる風邪の諸症状が炸裂していて、死にそうなのである。
   つまり、身体がエライ・・・そう、エライつながりってことで、無理やり今日の徒然
   を書いた次第である。 従って、「話のオチ」などという高尚なものは存在しない
   ので、何卒ご了承願いたい。(笑)



■平成16年10月21日  「続・エライって?」

   昨日はエライつながりで無理やり徒然を書いたが、今日も今日とて性懲りもなく
   「エライ」についての考察をしてみようかと思う。
 
   以前、「大企業の社長って、いつも何をやってるんだろうか?」という素朴な疑問
   を書いたことがある。八百屋のオヤジとか居酒屋の大将であれば、仕事の内容
   も容易に想像がつくのだが、大企業の社長が普段やってる仕事の内容ってのが
   さっぱり解らず、ふと疑問に思ってしまったワケである。

   ほとんどそれと同じノリになってしまうのだが、「エライ人」ってのも、ナンか実態
   がイマイチよく解らない。例えばイチローのように大記録を打ち立てたスポーツ
   選手であれば、数字がすべてを語っていることもあり、「なるほど彼はエライ!」
   と、素直に理解できる。ところが権力組織のトップに君臨する人の偉さってのは、
   ナンだか抽象的イメージばかりが選考していることもあり、どうしてもワタシには
   理解しづらい。

   確かに企業もTOPの交代によって、業績が目覚しく良くなることがしばしばあり、
   これなら数字として、その人の「偉さ」を表すことができるかもしれない。しかし、
   先ほどのイチローのケースと異なり、それはあくまでも個人記録ではなく、組織
   全体としての記録であり、決してTOPだけが「エライ」というワケではない。

                           ★

   ところで、この世には、ありとあらゆる業界に「独裁者」と呼ばれている人がいる。
   一応、TOPに君臨しているワケだから、世間一般的にはエライ人ってことになる
   であろうし、ネット大辞林の解説に照らし合わせても、エライ人であることはほぼ
   間違いない。ところがエライからと云って彼らが尊敬されているかといえば、全く
   そんなことはなく、むしろ胡散臭いと思われている場合が多い。 まぁ、読売新聞
   のナベツネサンとか、NHKの海老沢サンとかを思い浮かべて頂ければ、ご理解
   いただけると思う。

   それならそれで、さっさと独裁の場から引きずり落としてしまえばイイと思うのだ
   が、なぜか独裁者ってのは、長期間に渡って君臨している場合が多い。周囲の
   人々から尊敬されてなくても、「エライ人」ってのは君臨できてしまう・・・・これが
   また不思議でたまらないのである。

   別に独裁者って云ったって、所詮は1人の人間であり、超能力を持っているワケ
   じゃないのだからして、チャンスがあれば「袈裟固め」とか「一本背負い」とかを
   かけて、いつだって簡単に倒すことができるハズである。 ナベツネさんより浜口
   京子の方が、海老沢サンよりヤワラちゃんの方が絶対に強いハズである。

   それなのに、誰もチャレンジしようとはしない。たった1人の人間の、一体、何に
   対して、我々は恐れをなしているのであろうか・・・・・・・・・な〜んて考えてたら、
   またまた風邪がぶり返して熱が上がってきてしまった。 また元気になってから
   この続きは考えるとして、今日はさっさと寝よう。バタン!(←倒れる音)



■平成16年10月22日  「台風一過」

   既に巷(ちまた)の会話で言い尽くされたセリフだとは思うが、今年は本当に台風
   が多い。正確には日本に上陸した台風の数が例年に比べるとスゴク多いらしい。
   天気図を見ていても、まぁ、見事なくらい台湾の南の海上でクルリと進路を変え、
   まるで狙いすましたように日本を直撃している。

   今回の23号台風も日本各地に大きな被害を及ぼし、現在判明しているだけでも
   死者67名、行方不明者21名にも上っている。何をさておいても、お亡くなりになら
   れた方々のご冥福を祈らずにはいられない。

   さてさて、10月も半ばを過ぎたと言うのに、いまだに台風が日本列島を直撃して
   いるのは、気象庁によると、日本の南に広がる太平洋高気圧が、この時期にな
   っても強い勢力を保っているためらしい。一応ミエを張って「なるほどね、それで
   こんなに多いのか・・・」と解ったフリをしたくなるところであるが、イマイチなんの
   こっちゃよく解らない。で、いろいろ勉強してみた結果、それなりに理解すること
   ができたので、「ウンチク自慢」と「字数稼ぎ」を兼ね、その成果を披露すること
   にする。(笑)

   えーと、まず目の前にいくつかの山があったとしよう。そこに雨がどっと降ってき
   たらどうなるかというと、当然、雨水は山の麓の方に流れ落ちていく。んでもって、
   谷に沿ってどんどん土地の低い方に流れる。この「谷」ってのは、云うまでもなく
   山と山の間にあるワケであり、極端な言い方をすれば、雨水ってのは山のフチ
   に沿って流れていくワケである。

   実は台風もコレとまったく同じ原理で、「太平洋高気圧」というデカイ山が、日本
   の南の海上にドカっと居座っていて、その高気圧のフチっ子ってのが、ちょうど
   日本列島の太平洋側のそばまで広がっているらしい。で、台風ってのは、この
   場合、ちょうど雨水みたいなもんで、山を登るなんてことはせずに、山のフチに
   沿って進んで行こうとする。そこで・・・・・いや、ちょっと待てよ・・・・これでも理系
   に弱い人だと、何のこっちゃ解らんよなぁ・・・・おっしゃ! もっと大胆な例えで
   説明しよう。

   とりあえず太平洋高気圧を「壁にかけた円形の時計」、そして台風は「ゴキブリ」、
   さらに日本列島を「恋人の写真が飾ってる額」に例え説明を続ける。(大胆過ぎ
   る例えのような気がしないでもないが・・・)

   ゴキちゃんは、時計の文字盤の午後8時くらいの場所で生まれる。そして生まれ
   てすぐに餌を求めて歩き始めるのだが、まだヨチヨチ歩きのためスピードは遅く、
   さらに午後8時の場所から丸い文字盤のフチに沿って歩いているため、見た目
   には左斜めに進むことになる。

   それが午後9時ぐらいあたりから真上に進み始め、成長に伴って歩みも速くなる。
   そして、あくまでも丸い時計のフチに沿って歩いているため、午後10時過ぎにな
   ると、次第に右斜めに進み始めるのである。でもって、恋人の写真ってのが、運
   の悪いことに時計のすぐ左斜め上、つまり午後11時らいのところにかけてあった
   ために、ゴキちゃんは恋人の写真を踏み付けて行くことになるワケである。
   
   てなことで、もし時計がもっと壁の下の方にあるか、もしくは恋人の写真がもっと
   時計の上の方に飾ってあれば、ゴキちゃんに踏み付けられることはないのだ。
   まぁ、壁の時計や恋人の写真ならば、簡単に移動できるんだろうが、日本列島
   ともなれば、そーゆーワケにもいかず、我々はジッと耐えるしかないのである。
   皆さん、解りました?(余計に解らんってかぁ? 笑)

   そう云えば、今回の23号台風による被害は、ワタシの故郷である高松でも多数
   あったのだが、パチK邸も危機一髪のところで床上浸水を免れたらしいが、それ
   でも家の前の道路はカンペキに水没していたらしい・・・・ということは、パチ邸の
   床下に眠るワタシが種付けしたスイカちゃんたちも全滅してしまったということで
   あろうか? あ〜ぁ、笑街のネタにするつもりで期待してたのに・・・・残念!(笑)

     (スイカのエピソードについては、10月4日付の徒然をご覧下さい)



■平成16年10月23日  「通訳? 痛役!」

    1週間以上もワタシを苦しめやがった風邪もようやく峠を越えたようで、今日は
    朝っぱらから珍しく体調がイイ。 てなことで、ちったぁ、溜まりに溜まった仕事を
    片付けようかと思い、久しぶりに英語でダラダラと書かれた書類に目を通して
    翻訳作業に従事した。    

    さて世間一般じゃ「通訳」ってことでひとまとめにされているこの商売、実を云う
    と通訳にもいろいろ種類があって、扱う内容によって会議通訳・観光通訳・放送
    通訳・法廷通訳が、さらに技術的には一般通訳・逐次通訳・同時通訳の3種類
    がある。で、どれが難しいかと言われても、「どれもそれなりに・・・・」としか答え
    ようがないのだが、同じ「通訳」という業務であるにもかかわらず、訳し方っての
    が180度違うことがあるのだ。

    その典型的な例が、被告人が外国人の場合に通訳業務を行う「法廷通訳」と、
    プロ野球の外国人選手が試合で活躍し、ヒーロー・インタビューを受ける時に
    通訳を行う「球団通訳」である。

    通訳の鉄則というのは何ぞい?というと、基本的には話者のしゃべった内容を
    100%キッチリ訳すことである。 つまり通訳者が勝手に自分の判断で、相手の
    話の内容をカット・要約してしまったり、逆に発展させてしまうことは絶対タブー
    なワケである。だから、「英語の得意な人」と「通訳者」を見分けるのは、スゴク
    簡単で、例えばある女の子が「I love chocolate !」と言った時に、英語の得意な
    人ってのは、「彼女、チョコレートが好きなんだって」と訳すのに対し、通訳者で
    あれば、必ず「私、チョコレートが大好きなんです」と、あくまでも主語は「私」と
    訳す。

    もっとも「100%キッチリ訳す」と云っても、もちろん日本の諺(ことわざ)なんか
    の場合には、既にそれに対応する英語の諺がマニュアル化されているので、
    それに置き換えて訳すことになるし、「it」とか「that」などの指示代名詞につい
    ては、自然な日本語になるよう、元の名詞に置き換えて訳すことはある。

    ところが「法廷通訳」ってのは、異様に厳しいルールがあって、「it」や「that」等
    の指示代名詞も、「その」とか「あの」と正確に訳さなければならず、それどこ
    ろか、ドモってしまった部分や言い間違え、ヘタすりゃ話者が何気なく呟いた
    「チッ!」という舌打ちまで正確に訳さなければならないのである。というのも、
    それら被疑者の様子すべてが裁判の結果に影響を及ぼすからである。

    一方、これと対照的なのが「球団通訳」で、ちょいと英語の得意な人であれば、
    ヒーロー・インタビューの際に選手がしゃべった内容と通訳が訳した内容とが
    一致してないことが多々あることがお分かりかと思う。これも、それなりの理由
    があって、日本の野球ファンが選手に話して欲しいと願っている内容と、実際
    に選手がしゃべった内容の間に、大きな隔たりがあった場合など、ヘタに直訳
    すると、せっかくの華やか&盛り上がっていたスタジアム内の雰囲気が、ブチ
    壊しになってしまうからである。

    てなワケで、例えば阪神の通訳であれば、ファンがシラけそうなコメントがあっ
    た場合には、そこを当たり障りがなく、しかも関西人ウケしそうな話に変えて訳
    したりするのである。 そう言えば、以前、秋季キャンプ中の外国人選手(阪神)
    を、あるテレビ局が取材した際、球団通訳が全面的に取材協力をしていたのだ
    が、インタビューが終わってその選手が「See you!」と言ったのを、阪神の球団
    通訳さんは「ほな!」と訳していたのに感動したことがある。(笑) 
    
    ところで、先ほどの「法廷通訳」だが、アメリカ、フランス、ドイツ、オーストラリア
    などでは、司法通訳は「認定制度」となっていて、確固たる身分の保証がある
    のだが、残念ながら日本ではまだそれが確立されておらず、実はアルバイトや
    ボランティアに頼っているというのが現実である。しかも、ギャラは何と時給制
    で、ヘンな話だが、優秀な通訳ほど仕事がスムーズに行くので、労働時間が
    短くなってしまい、収入が減ってしまうのである。

    さらに弁護士と同じように、業務上知りえた内容に関しては、守秘義務があり、
    法律の専門的知識だって必要なのに、その報酬額は国選弁護士の弁護料の
    70%程度だそうだ。

    まぁ、ほとんどの方々が「法廷通訳の世話になることなんて、わたしゃないし、
    関係ない話だわ」と思われるかもしれないが、ごくごく一般の日本人観光客が
    旅先でいきなり「覚せい剤密輸の罪」で逮捕され、裁判の結果、有罪判決を受
    けたことだってあるのだ。(メルボルン事件)  私にはこの事件の真相はよく
    解らないが、とりあえず最初についた通訳が、けっこうトロかったらしく、それが
    事態を最悪のものにしたと言われている。

    てなことで、もし海外で何か事件に巻き込まれた際には、取調べを受けるより
    前に、必ず優秀な法廷通訳を依頼されることをお奨めする次第である。
    
   

■平成16年10月24日  「スペシャル公開!」

    えーと、別にわざわざ徒然で報告するほどのことでもないのだが、今日は何の
    日かというと、実はパチKの42 回目の誕生日なのである!

    パチKと初めて知り合ったのが、お互いに16歳の時だから、26年の付き合いが
    あることになる。ワタシは14歳の時に病気で父を亡くしているのだが、ってこと
    は、父との付き合いよりもパチKとの付き合いの方が遥かに長いワケである。
    そら友達感覚もなくなり、「兄弟」って雰囲気になるのも当たり前かもしれない。
    (どっちが兄で、どっちが弟とは言わんが・・・・・笑)

    それにしても、お互いに年をとったものである。高校時代、一緒にバンドで汗を
    流したり、ミョーな車に乗ってヤンチャをやったりしてたのが、まるでウソのよう
    である。 毎日がアホほど楽しく、そして毎日がアホほど充実していた。一言で
    いうと、「青春してたな〜ぁ」ってことかもしれない。

    ワタシの場合、ガキっぽいのかもしれないが、精神的にはあの頃からぜんぜん
    変わってないというか、成長していないような気がする。あの頃ムカついたこと
    は、いま思い出してもムカつくし、嬉しかったことは、いま起こっても、きっと嬉し
    いと思う。さらに、外見的にもワタシの場合にはあまり変化がない。身長・体重
    共に高校時代とほとんど同だし、体力的にはあの頃からまったくなかった。(笑)

    一方、パチKの方はどうかというと、精神的にはめちゃめちゃ大人になったし、
    肉体的にはアホほどおっさんになったと思う。 特に劇的な変化を見せたのは
    言うまでもなく「頭」である。(笑) 自然破壊・・・・・それは過去に人類が犯した
    最大の罪であり、また現在進行形で犯している大罪でもある。 無計画な森林
    伐採や土地開発により荒れ果ててしまった自然環境は、二度と元の姿には戻
    ることはない。 同様に無計画なパーマやヘアダイによって痛めつけられてし
    まったパチKの髪の毛は、見事に散ってしまった。


    ・・・・と、そんなこんなの話を電話でパチ嫁と話していたところ、一般人ならば
    むかし話の1つもしてりゃ、だんだんとシンミリした気分になってくるモンだが、
    なんせ根っからのイジメっ子体質の我々は、だんだんと異常に話が盛り上が
    ってきて、しまいにはパチ嫁が「こうなりゃ誕生日記念ってことで、若かりし頃
    のパチKの写真を、この際、徒然でサラしちゃいます?」ってことで、見事に話
    がまとまってしまった。(爆)  パチ、落ち着け! 恨むのであれば悪妻にして
    くれ! 確かに徒然の執筆者はワタシだが、「ウケケケケケ!」と奇声を上げ
    ながら今回の企画を提案したのは、あくまでもパチ嫁だ! わかるな?

    ・・・・・・・てなことで、パチK本人も快く公開を了承してくれたことだし、さっそく
    本邦初公開、ティーンエージャーの頃のパチKの「笑撃映像」を皆様にお送りし
    ましょう! ダダダダダダダダダ・・・・(←ドラムのロール)
















    爆     笑


   (爆)(爆)(爆)・・・・髪の毛に勢いはあるわ、頭は悪そうだわ、ガラは悪いわで、
   もう大爆笑モノである! それが26年経過すると・・・・・・

                   

                      ・・・・・・こうなってしまうんだから、人間の運命って
   のはどうなるか本当に分からないモンである。 あ〜ぁ、ヤダヤダ!(笑)

   相変わらずヤンチャなワタシと比べて、年齢を重ねるにつれて精神的には渋く、
   そして頭髪的には薄くなってきたパチK・・・これからも心優しき男でいてくれい!
   1年に1度のメデタキ日、Happy Birthday to you!!



■平成16年10月26日  「大自然 vs 英知」

   まるでニッポン全体が何かに呪われたかのように、天災が多数発生している。
   同じ天災でも、台風はある程度いろんな準備ができるが、突然襲ってくる地震
   だけはどうしようもない。今回の新潟での地震も、いまだに現地では強い余震
   が多数続いているようで、住民の方々の不安は察して有り余るものがある。
   犠牲になられた方々の冥福を心からお祈りすると共に、被害に遭われた方々
   には、心からお見舞い申し上げます。

   震災と云えば、ワタシも1995年の阪神・淡路大震災を、当時住んでいた京都で
   体験している。地震発生後、即座にテレビをつけてみたところ、最初のニュース
   速報では、京都と大津は「震度5」、そして大阪・奈良・和歌山が「震度4」となっ
   ていて、関西周辺では京都が最も大きな揺れであると報道されていた。
 
   もちろん皆さんご存知の通り、その後に神戸が最大の被災地であることが判明
   するわけだが、あまりにも地震の規模が大きすぎて、神戸地方気象台では情報
   を提供することすらできないほどの被害が出ていたのである。
    
   阪神淡路大震災が発生したのは午前5時46分で、まだ街が目覚める少しだけ前
   であったにもかかわらず、6,443名の尊い命が失われてしまった。(2004年現在)
   そして、もし地震発生が1時間遅ければ、既に街は目覚め人々が活動状態に入
   るため、犠牲者の数は数万人単位に上っていたであろうという話を聞くに付け、
   思わず身震いをしたものであった。

   ところが今回の新潟地震は、人々が活動をしている、まさにその時刻に発生して
   しまったのである。 上越新幹線が脱線している映像がNHKニュースでも流れて
   いたが、あの事故で死者が出なかったのは奇跡としか言いようがない。

   さすがに阪神大震災の時と違って、被災者救済のために自衛隊を派遣すること
   に対して「躊躇」したアホなセージ家やギョーセイ官はいなかったようではあるが、
   それでも自衛隊車両が一般道を通って被災地に向かうには、「通行許可」が必要
   だし、高速道路を利用する際にはイチイチ通行料も支払わなければダメらしい。
   もっとも、最終的には全て許可が降りるらしいが、緊急事態に際して、そんなくだ
   らないことが議論に上る自体、どう考えてもアホである。

   どんなに英知を絞っても、どんな最先端の科学をもってしても、自然災害を完全
   に防ぐことはできない。大自然の前では、それらはあまりにも無力だからである。
   だが、その後の二次災害や助かる命を救うことであれば、我々人類にもできる。
   それこそが「危機管理」というものであろう。



■平成16年10月27日  「続・恋愛論」

   ウケケケケケケ・・・・・・・・ウケケケケケケケケケケ・・・・・・・・・いきなり不気味な
   パチ妻笑いで申し訳ないが、これにはちゃーんと理由がある。 実は苦節80年
   (・・・かどうか知らんが)、ついに吉野家がシドニーにもOPENしたのである!!

            http://www.yoshinoya-dc.com/news/041025_ir.html

   「世界最強のグルメ」、「世界三大料理」、「ファーストフード界の奇跡」などなど、
   これまでに世界各国のグルメ達から絶大なる賞賛を受けてきた吉野家の牛丼。
   日本じゃ、いわゆる「BSE問題」のために、今や「幻の一品」になってしまったが、
   L.A.(ロサンゼルス)を筆頭に、シンガポール、マレーシア、台湾、フィリピンなど
   世界各国の吉野家においては、吉野家の牛丼は思いっきり顕在である!

   そこに、いよいよ南半球初の店舗として、去る10月25日、シドニーに記念すべき
   第1号店がOPENしたというワケである。これで、今後のワタシのシドニー出稼ぎ
   回数は飛躍的に多くなることであろう。(笑)

   ・・・・・・・・と、ついついコーフンのあまり吉野家ネタから書いてしまったが、実は
   本日のメインコースは、タイトルを見て頂ければお分りのように「恋愛論」である。

   昨日、「ナイフラの大ファン」という女性の方からメールが届いた。 で、その内容
   は、「以前、恋愛論を書いていらっしゃいましたが、すごく勉強になりました。ぜひ
   また続編を書いて下さい」というリクエストであった。 男性ファンからのリクエスト
   だと、「このところ忙しくて・・・・・・」とかなんとか、見え透いたウソを言って断るの
   だが、女性からのリクエストに対しては、ミョーに前向きなのがワタシの特徴で
   ある。(笑)

   そこで、やる気マンマンで恋愛論の続きを書こうと思ったのだが、ふと「以前は
   どんなことを書いてたんだっけ?? つーか、そもそも恋愛論なんて書いたこと
   あったっけ??」と、自慢の痴呆症が炸裂してしまった。そこで、「過去の徒然
   というページを開いて「恋愛論」ってのを探してみた。

   するってーと、ありました、ありました! 確かに平成15年5月27日から3日連続
   で「恋愛論」ってのを書いていた。 (正確に述べると、その前日の5月26日から
   「ロマンティストとリアリスト」と題して書かれていたので、その日から4日連続と
   いうことになる) 

   まぁ、言われなきゃ、書いたことすら思い出せないくらいだから、書いている内容
   ってのも所詮はオヤジの戯言(たわごと)に過ぎないのだが、それでも「初恋」と
   いうものにスポット・ライトを当てて、一応は男の本音みたいなモンがウダウダと
   書かれてあった。

   しかし、突然に「続きを述べよ」と言われても、いかんせん「恥かしがり屋さん♪」
   のワタシは、シラフの状態で書くことなんざぁ、到底できない。(笑) てなことで、
   明日、軽く酒を2〜3杯引っ掛けた状態で書こうと思うので、乞うご期待あれ!
   (・・・・・と、今日できることを必ず明日に延ばしてしまうワタシであった・・・・・笑)



■平成16年10月28日  「やるせなさ・・・」

   本来であれば、昨日の徒然に書いたように、今日は恋愛論と題して、いつもの
   与太話を書こうと思っていたのだが、どうしても今日はそんな気分になれない
   ので、どうかお許し頂ければと思う。

   既にニュースなどで皆さんご存知だと思うが、先日の新潟地震で行方不明に
   なっていた母子3人の救出作業が昨日行われ、2歳の長男は無事に救出され
   たものの、母親の方は既に死亡しており、3歳の長女は未だに救出されていな
   い状況が続いている。

   この世に神様がいるかどうかは分からないが、仮にいたとしたならば、何の罪も
   ない母子3人に対して、何故このような残酷な運命をあの母子に与えたのかを
   ぜひ問い詰めてみたい。そして返答によっては、神様を張り倒してもイイとさえ
   思ってしまう。お年寄りや子供が犠牲となってしまう事故や事件というのは、もう
   理屈抜きで腹が立ってしかたがないのである。
   
   とにかく、今は皆川貴子さんを始め、今回の地震で犠牲になられた大勢の方々
   のご冥福を心からお祈りしたい。合掌



■平成16年10月29日  「間違えている・・・・」

   今日はいつものように明るく書こうと思ったのだが、やはりどうしても書く気には
   なれない。新潟の件が重くワタシの心の中に圧し掛かってしまい、ほとんど放心
   状態なのである。

   誰もが頭のどこかでは予期していたことだったのかもしれないが、昨日の午後、
   長女の真優ちゃんの死亡が確認されてしまった。そして、この寒空の中、遺体
   はまだ車の中に残されたままである。早く家に帰りたいであろう。早く両親の胸
   に抱かれたいであろう・・・・・・・・・真優ちゃんと同じ年の子供をもつ私としては、
   もう胸が張り裂けそうになってしまう。

   また助かった優太くんが体験した恐怖の92時間のことを思うと、涙があふれて
   止まらない。どんなに怖かったであろうか。どんなに寂しかったであろうか・・・・。

   例えそれが天災であれ、未来ある子供の命が、いとも簡単に消え去ってしまう
   運命というのは、どうしても納得ができない。こんなのは間違えている。絶対に
   間違えている・・・・・。



■平成16年10月30日  「五十歩百歩」

   人気タレントの島田紳助の暴行事件が、世間を騒がせているようである。ネット
   の掲示板を見てみると、紳助擁護論から罵倒論まで、様々な意見が書き込まれ
   ていた。

   皆さん、それぞれ意見があるのは当然だが、とりあえずハッキリとしているのは、
   いかなる理由があろうとも、法治国家の日本では暴力は絶対に許されるもので
   はないという点であり、このことについて議論の余地はないと思う。 その意味で
   涙の記者会見において紳助が語った「100%僕が悪いんです」というのは、正論
   であろう。

   ちなみに、この涙の記者会見だが、これまた賛否両論というか、「涙を流すくらい
   ならば、最初からやらなきゃ良かったのだ」とか、「なんか情けない」など、かなり
   手厳しい意見も飛び交っているようである。しかし、仮にあそこで紳助が、先ほど
   説明した「議論の余地がない行為」を謝罪しつつも、そこまでに至る彼女の行動
   を強く非難し、「殴ったことは悪いが相手も悪い」などと言おうものなら、それこそ
   非難轟々だったであろう。

   とりあえず「暴力行為」については法に任せることにして、ここで私見を述べさせ
   てもらうなら、紳助に対して同情的というより、被害者の女性に対して批判的な
   意見を実は持っている。もちろん、ワタシはその現場にいたわけではないので、
   実際のところ、最初の時点で紳助に対してどのような態度で話しかけてきたの
   かは分からないし、さらに紳助がどの程度の暴行を加えたのかも分からない。

   ただ、報道された情報を見る限り、紳助が激怒した時に、既に被害者は紳助と
   話し合うことを拒否し、さらに即座に救急車と警察を呼び、医師に診断書を書い
   てもらい刑事告訴に踏み切り、その後も一切のコンタクトを拒否していることに
   対して、私は非常に胡散臭いものを感じてしまうのである。話し合いにすら応じ
   ないというのは、いかなる理由からなのであろうか? 

   一部の噂として、被害者はいわゆる「帰国子女」で、アメリカでは当然の行動を
   とったまでであるというのがあった。確かにアメリカは訴訟大国であり、数多くの
   裁判が行われてるが、その反面、アメリカは「negotiation(交渉)大国」でもある。
   皆さんも「司法取引」という言葉を耳にしたことがあると思うが、絶対的であるは
   ずの司法の現場ですら、交渉が存在するのである。

   従って、もし今回の行動が「アメリカで教育を受けたから」というのは、的外れの
   見解だと思うし、万が一本当にそのことが原因だとすれば、一部の帰国子女に
   ありがちな、アメリカの悪いところだけを吸収して、それを「自由」とか「正義」と
   勘違いしているからに他ならない。

   それにしても、何となくこれからの流れというのが、読めてしまうような気がしな
   いでもない。つまり、実際に裁判沙汰になるかどうかは分からないが、もし裁判
   にまで発展すれば、謹慎10日間ということでは済まなくなる。 そうなると、必ず
   その間に悪趣味な写真雑誌が、謹慎中の紳助の姿をスクープし、ミナミや新地
   のスナックなんかで飲んでいようものなら、「謹慎中? 紳助に反省の色なし」
   とか言った感じの記事を載せるに違いない。

   実際に行為として暴力を振るった紳助。それに対して、相手が超人気タレントで
   あり、警察沙汰や裁判沙汰というのが致命的なスキャンダルになるということを
   承知し、それを十分に利用して話し合いにも応じず一方的に告訴をする被害者、
   さらに、事実の一部だけを取り出して、いかにもそれが「真実のすべて」である
   かのように報道するマスコミ・・・・・みんな五十歩百歩のような気がする。


   追記
   今日も真優ちゃんは現場に取り残されているようである。 危険を承知の上で、
   懸命に救出作業を続けたレスキュー隊の皆さんには、本当に頭の下る思いで
   ある。それでも早く、一刻も早く真優ちゃんを家に帰らせてあげて欲しいと願わ
   ずにはいられない。真優ちゃん、もう少しの辛抱だからガンバッテ!!



■平成16年10月31日  「続・五十歩百歩」

   昨日の徒然で島田紳助の事件のことについて書いたが、その後も成り行きが
   気になったので、いろんな掲示板をウォッチしている。

   何度も書くようだが、今回の事件は紳助自身も暴行の事実を認めており、日本
   が法治国家である以上、「暴力」が犯罪行為であることに疑いはなく、このこと
   について議論の余地はない。 さらに我々が知っているのは、紳助の記者会見
   や被害者の弁護士のコメントなど、事件後の経過だけであり、事件そのものは
   現場に居合わせたわけではないので、実際にどの程度の暴行があったのかは
   分かるはずもない。

   それら基本事項を踏まえた上で、掲示板に書かれた意見を読んでみると、非常
   に興味深い事実がいくつかあった。その1つは、被害者が会社の上司を呼び捨
   てにしたことに関しての意見である。典型的な投稿パターンとして、次のような
   ものがある。

         1)上司を呼び捨てにするなんて、この女は非常識!
                         ↓
         2)外部の人間には、上司でも呼び捨てにするのが常識!
                         ↓
         3)島田紳助は内部の人間! だからこの女が非常識!
                         ↓
         4)紳助はマネージメントを吉本に任せてるだけ、正確には
           外部の人間。従って、呼び捨てにするのが常識!
                        

   1)〜3)までの意見というのは、個々を見ればそれぞれ正しいと言える。しかし
   4)については、現実社会に対する認識が浅いのではないかと思う。と言うのも
   確かに現在は独立して個人事務所に所属するタレントであるが、過去において
   は吉本に所属していた。(多くの一般人は、紳助はいまだに吉本の芸人だと思
   っているのではないだろうか?)

   ここでちょっと想像して頂きたいのだが、皆さんが、いま勤めている会社を円満
   退社して独立したとしよう。そして数年後、喫茶店でお茶を飲んでたら、辞めた
   会社の社員があなたに声をかけてきた。あなたにとっては見知らぬ顔だったが、
   相手はあなたが、かつて会社のエリート社員であったことは知っている。そして
   その時、相手が唐突に、まだあなたがその会社にいた頃にお世話になっていた
   直属の上司であるAさんのことをつかまえて、「Aも元気ですよォ!」と言ったら、
   あなたはどう思うであろうか??  まぁ、怒るとまではいかなくても、ちょっとした
   違和感または不快感を持つ人が多いのではないかと思う。

   確かに現在は部外者かもしれないが、しかし、かつて所属していた人に対して
   は、やはり当時の状況・・・・・・つまり同じ会社の人間同士として扱い、「A」では
   なく、「A部長」と呼ぶのが正しいのではないだろうか? さらにA部長が引退し
   ていたとしても、元・部下が自宅に遊びに行った時など、「部長!」と呼びかけ
   るのが普通である。要は学校を卒業した後も、担任だった教師のことを「先生」
   と呼ぶと同じである。 従って、怒りの程度やその表現方法はさておき、紳助が
   被害者の女性に対して、「何をエラそうにゆーとんねん!」と思ったというのは、
   ワタシは事実だと思う。

   それから紳助の記者会見に関して、「謝って済むのであれば警察はいらない」と
   言った意見が非常に多く見られたのだが、これについてもワタシは疑問を持たず
   にはいられない。というのも、紳助は記者会見の中で、「謝るから許してほしい」
   とは一言も述べていない。もちろん心の中では思ってたかもしれないが、少なく
   とも、言葉に出しては言っていない。従って「謝って済むのであれば・・・」という
   批判は少し的外れのような気がする。

   暴行そのものに関しては、正確な事実経過が分からない以上、実際には判断
   のしようがないし、「世話になった上司を呼び捨てにされて、その失礼な態度に
   腹が立った」という紳助の言い分に情状酌量の余地があるかどうかについても、
   「芸能」という特殊な世界での話とは云え、暴行の免罪符にはならないでろう。

   しかし、事件後の経過に関しては、少なくとも紳助は記者会見を開いて、100%
   自分が悪かったと認めて謝罪しているのだからして、情状酌量の余地はあると
   思われる。これに対して、許す・許さないとか、謝罪を受け入れる・受け入れない
   は別として、一切のコンタクトを拒否している被害者の女性の行動に対しては、
   常識社会人の態度としては疑問を持たざるを得ない。

   日本でも陪審員制度が採用されるそうだが、もし皆さんが陪審員だったら、今回
   の事件に、どのような判断を下されるだろうか?



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