■平成17年8月10日  「新聞ねぇ・・・・」

   いやいや、皆さん、お久しぶりィ、フ〜〜〜〜〜〜ゥ!(いきなりハードゲイ風)
   人間、一度ついちまった怠け癖ってのは、なかなか取れないもんで、今日こそ
   UPしよう、明日は必ず・・・・な〜んて思っているうちに、アッという間に2ヶ月が
   経過してしまった・・・・・・ホンマ、えらいすんませんでしたぁ!

   で、復帰作の第一弾の内容として、いきなり過激な内容を書くのもナンなので、
   今日は軽く「新聞」について語ろうかと思う。

   ホリエモンによる「ニッポン放送買収問題」が発生した時、彼はラジオという媒体
   は既に過去の遺物であり、テレビを含めて、それらの遺物を内部からブチ壊すと
   いった内容のコメントを確かしていたと思う。 もし、ラジオやテレビが既に遺物的
   な媒体だとすれば、新聞ってのは、もはや化石に近い存在ではないだろうか?

   インターネットが一般家庭にまで普及し、リアル・タイムで世界中の情報がゲット
   できる今日にあって、昨日の事件を紙に印刷した状態で、しかも手作業で配布
   するというのは、どう考えても化石的なメディアとしか言いようがない。

   ところが不思議なことに、現在でもほとんどの家庭や企業で、目の前にあるPC
   の電源を入れれば、最新の情報が得られるにもかかわらず、必ず1つは新聞を
   とっているのである。しかも、これは日本だけの現象ではなく、他の国々でも全く
   同じである。 一体、どーゆーことなんだろうか? 

   現代社会における新聞のメリットってのは、朝、トイレで用を足しながらでも情報
   を得ることができるとうことくらいしか思い浮かばない。他に何かあったっけ??
   もちろん、通勤電車の中でも読もうと思えば読めるが、ありゃ周囲の人々に非常
   にメーワクである。やっぱトイレしでのメリットしか思い浮かばない。 それだけの
   ために、世界の人々は、新聞をとっているのであろうか?

   何はともあれ、この「どんなに社会がIT化しようが、新聞は消えない」という事実
   こそが、新聞社のオヤジの強気の基というか、政治や経済などに口を出すこと
   を助長している・・・・・と、非常に短絡的な意見を私は持っている。(笑)



■平成17年8月11日  「要望という名の命令」

   「郵政民営化法案」が否決され、いよいよ解散&総選挙に向けてのシナリオが
   いよいよスタートしだした。まぁ、郵政民営化なんて話は、別も昨日や今日に始
   った話ではなく、コイズミさんなんか首相になる遥か以前から主張していたし、
   それよりも何よりも、アメリカが日本に対して、半ば「脅迫」のように要求してた
   ことでもある。

   皆さんは、アメリカ政府が毎年秋に日本に「年次改革要望書」ってのを送り付け
   てくるのをご存知だろうか? この要望書の中には、アメリカ政府が日本政府に
   対して、「あーして欲しい、こーして欲しい」ってことが、事細かく書いてあるのだ
   が、実際には「〜して欲しい」ではなく、「〜しなさい」に近いものがある。

   そもそも、どこの誰が翻訳したのかは知らんが、英語の原文のタイトルってのは
   「Annual Reform Recommendations」となっており、この「reccomendations」という
   単語は、確かに「提案」「提言」という意味もあるが、それよか「勧告」「忠告」って
   ニュアンスの方が強い単語であり、「Do you have any further recommendations?
   (何かアドバイスはあるでしょうか?)」みたいな感じで使うことが多いのだ。
   つまり、かなり高飛車な物言いなのである。

   しかし、これでもまだマイルドな表現になった方で、当初の英文のタイトルでは
   「submission(提案・服従)」という単語が使われていたのである。

   俗に「来年の話をすれば鬼が笑う」なんてことを言うが、この「年次改革要望書」
   を読めば、翌年度の日本の政財界の動きがある程度は解るというか、ほとんど
   この「要望書」に沿った形で、改革等が進行していたりなんかする。

   例えば、飛行機関連で言うならば、昨年の10月14日に発表された要望書の中に、
   成田や関空の着陸料値下げの要求が書かれてあったのだが、それから8ヵ月後
   の今年6月、成田国際空港会社は、国際航空運送協会(IATA)に、平均21%の
   国際着陸料の値下げを申請したし、関西空港の方は既に今年の4月から値下げ
   実施している。

   2ヵ月後の10月には、また来年度の年次改革命令書・・・・・もとい! 「要望書」が
   発表になるが、企業の皆様は、これを見ながらお仕事をされることを、強くお薦め
   致します、ハイ。(笑)

   尚、日本政府は、要望書の存在を国民の目からミョーに隠そう、隠そうとしている
   が、思いっきりアメリカ政府はネットで公開しているし、在日アメリカ大使館のHP
   では日本語版が公開されている。

      ●年次改革要望書(日本語版)    ●年次改革要望書(英語原版)   



■平成17年8月13日  「Requiem・・・」

   謹んで、犠牲者のご冥福を心よりお祈り申し上げます・・・・・・・・・。

   JAL123便が御巣鷹の尾根に墜落してから、早くも20年が過ぎ去った・・・・・いや、
   「早くも」と云う言葉は不適切である。あの事故で愛する肉親や友人を失った方々
   にとっては、長くて辛い20年だったと思う。

   直接の事故原因は「圧力隔壁の修理ミス」と発表されたが、科学的な矛盾を多く
   かかえ、またこのことで裁かれた者は1人もおらず、更に「なぜ救出活動があれ
   ほど遅れたのか」、そして「なぜ地元消防団が、事故直後から現場をかなり確信
   を持って特定し、即座に救出活動に向かおうとしたのを、警察や自衛隊が制止し
   たのか」という疑問に対しての明確な回答は、20年が経過した今でも出されてい
   ない。

   ボイスレコーダーに残る「頭上げろ!」という高浜機長の叫びは、恐らく副操縦士
   に対してかけたものではなく、パイロット達の賢明な努力を嘲笑うかのように荒れ
   狂って飛行する機体に対して発せられたものであろう。

   以前、私はマイクロソフト社のFlight Simulator2004で、操縦桿やラダーには一切
   触れず、パワーとフラップだけを使って、どの程度の飛行が可能なのかを実験し
   てみたことがある。結論から云えば、何もできないまま、わずか数分で墜落して
   しまった。人は「32分間の迷走飛行」と軽々しく口にするが、まさに最高の技術を
   持ったプロだからこそ成しえた32分間もの飛行であったと思う。

   今年の夏も、あの時と同じように暑い。御巣鷹の尾根に眠る521名の魂が、本当
   の意味で安らかな眠りにつくのは、政治から一切離れた状態で、真の事故原因
   が明らかになった時であろう。



■平成17年8月15日  「責任○○!」

   えーと、本来であれば、今日の徒然では久しぶりにパチ夫妻のネタでも書こうと
   思ったのだが、鼻毛を抜きながらネットを見てたら、トンでもない事故のニュース
   が飛び込んできたので、似非航空評論家のワタシとしては、無視するわけにも
   いかず、今日はそのネタを書くことにする。

                     ★     ★     ★

    アテネ郊外で14日、キプロス機が墜落し乗客ら121人が死亡した事故で、
    機長が不在の操縦室に乗客とみられる人2人が入り、操縦を試みようとして
    いた可能性があることが分かった。ギリシャのメディアによると、墜落前の同機
    に接近したギリシャ空軍のパイロットが14日、この事実を国防省に報告した。

    ギリシャ空軍パイロットの証言によると、事故機の機長席は無人で、副操縦士
    は操縦室内で倒れ込んでいたが、乗客らしい2人が操縦室に入って機体を操
    作しようとしていた。2人ともパニック状態にはなく、落ち着いて行動している
    印象だったという。 【ローマ14日共同】

                     ★     ★     ★

   続報としては、事故機は離陸直後から空調に問題が発生し、機内の圧力調整
   ができない状態だったらしいが、それにしてもどうもヘンなのである。

   ちょいと飛行機に詳しい人ならご存知かと思うが、コクピット内にある計器の中
   には、当然ながら機内の空調や与圧の状態を管理・モニターする計器があり、
   異常が発生すれば、即座に警告灯でそれを知らせる仕組みになっている。

   またパイロットは普段から異常が発生した時には酸素マスクを即座に着用する
   訓練を繰り返し行なっており、そのようなプロのパイロットが、異常な状態のまま
   機体を高高度まで上昇した挙句、酸欠で失神するなんて、どう考えてもヘンだと
   思うワケである。

   ・・・・・と、そんなこんなを、例の日韓翻訳掲示板で話していたら、「気絶する前に
   自動着陸装置をONにすることはできなかったのか??」という質問を頂戴した。
   実は高高度を飛行中に、減圧や空調の異常があれば、まず最初にパイロットが
   やる操作は酸素マスクを着用した上での「緊急降下」である。さらに自動着陸を
   するには、航空機側にそのような装置が付いているのはもちろんのこと、空港側
   にも、それに対応する設備が必要となり、すべての条件が整ってこそ、自動着陸
   が可能となる。

   それにしても、このところ日本国内でも航空のincident(小事故)が異常に多い。
   原因追究だけは確実にやってほしいものである・・・・・・なんてことも翻訳掲示板
   で話していたのだが、とある韓国人に「もし、JALのような小事故が連続して発生
   した場合、韓国では原因追究と責任追及のどちらを優先していますか?」と質問
   したら、思わず笑ってしまう答えが返ってきた。

   「韓国では、原因追究や責任追及よりも、何より責任転嫁です・・・・・」
   
   まぁ、日本も内部的には同じようなもんかもしれんなぁ。(笑)



■平成17年8月16日  「謎だらけじゃ!」

   今日も昨日に引き続いて、ヘリオス航空の墜落事故の続報を書くことにする。

                     ★     ★     ★
   
   アテネ郊外で14日、キプロスのヘリオス航空B737型機が墜落、乗客ら121人が
   死亡した事故で、ギリシャ当局者は15日、収容された遺体のほとんどは凍って
   固くなった状態だったと述べた。ロイター通信などが伝えた。

   墜落機は超低温の約1万メートル上空で温度調整できなくなり、乗客の多くが
   墜落前に凍死していた可能性がある。現地からの報道によると、同機は操縦士
   も上空で死亡し、自動操縦で飛行を続けたが、最終的に墜落した可能性も高ま
   っている。 【ローマ15日共同】

                     ★     ★     ★

   うーん、何だか益々ミステリアスな展開になってきているようである。1万m上空
   というのは、マイナス40℃〜50℃の世界である。 もし機内が外気と同じ温度に
   まで下がってしまったとしたら、10分以内にたいていの物は凍ってしまう。さらに
   与圧装置が破壊され、急減圧が発生した場合に、人間は10秒から30秒程度で
   意識を失うそうである。

   昨日の徒然にも書いたように、そのような事態に陥る前に、パイロット達は素早く
   酸素マスクを着用し、緊急降下(Emergency Decend)を実施するわけだが、高度
   3,000mくらいまで降下するのにどんなに早くても3分はかかる。もし、酸素マスク
   から酸素が供給されなかった場合には、当然、パイロットも失神することになる。
   それでも、とりあえず緊急降下を実施していれば、例え途中でパイロットが失神
   してしまったとしても、少なくとも「乗客が凍っていた」などという状況にはならない
   はずである。

   ・・・ということは、今回の事故の場合、「乗客が凍っていた」というところからして、
   高度1万mを維持した状態でしばらく飛行していたということになり、パイロットは
   何らかの理由で即座に緊急降下に入らなかったか、もしくは非常に短時間で失神
   してしまったということになる。

   ところが、これまでの情報によると、乗客の1人(or 2人)がパイロットに代わって
   操縦をしていたそうだが、彼らはなぜパイロットも失神するような過酷な状況にも
   かかわらず、失神しなかったのであろうか? 

   パイロットが無線で空調関係にトラブルが起こったといことを管制官に報告して
   いるところから、ギリシャ当局はテロの可能性は否定しているそうだが、肝心の
   トラブルの発生原因が分かってない以上、テロの可能性を否定するのは、時期
   尚早のような気がしないでもない・・・・・うーん、わからん、わからん!!

   とりあえず、ボイスレコーダー&フライトレコーダーは既に発見されてるようだし、
   今後の続報に注目していきたい。


                       back to the menu


©Knight Flight 2003. Presented By C-sama, Cap.Dan and Chocolist